電脳六義園通信所別室
僕の寄り道――電気山羊は電子の紙を食べるか
▼仕業(しわざ)……4
かつて少年少女の心にモータリゼーションの夢を育んだ多摩テックが閉園したという。
小学生だった1961年に開園し、一度でいいから行ってみたいと思っていたけれど、母親との二人暮らしでは夢も叶わなかった。1964年にできた朝霞テックでもいいから行ってみたいとも思っていたが、そちらの夢も叶わないまま1973年に閉園している。
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キャンティフィアスコのランプに灯りが点る
人の暮らしがある場所にはさまざまな仕業があり、そこに配置されているものたちは、その当事者にだけわかる結節点で結ばれることにより脈絡を保っている。
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店主の仕業
当事者でないとわからない脈絡で結ばれたものたちは、当事者がそこにいないと、生命を失ってナンセンスなオブジェと化しているように見えることが楽しい。そういうものを見ることが最近は散歩の楽しみになっている。ちょっとヘンだろうか。
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