【夜明けの読書メモ─「種差と等類」】

【夜明けの読書メモ─「種差と等類」】

物のあり方は「種差(ちがう)」と「等類(おなじ)」が両端にあるスライド式の可変抵抗器のようになっている。


DATA : SONY Cyber-shot DSC-TX7

左の「種差」方向「+」にスライドすれば差別が深化して物はこれしかない「真の個物」に近づき、右の「等類」方向「ー」にスライドすれば包含の範囲が広まり物はひとつの「存在者一般」に近づく。人の認識というのはスライド式の閾値(しきいち)調整装置だ。

しかもその両端はどこまでも果てがない「超越的」になっている。

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