出張中


LEICA X1

大きな画像

出張で九州に来ている。
午前中は会社に出て、午後から羽田に向かった。
飛行機の出発時間が変更になっていて、時間が少し余ったので、その間を利用して、てもみんで首を揉んでもらった。
それが効いて、身体が軽くなった。
一見いつもと変わらない出張であるが、増税後という特殊な条件なので、いつもと違う動きがあるかもしれない。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

集会


LEICA X1

大きな画像

今日はウエスタンの集まりに出席した。
長年ネット上での知り合いであったWide West WebのGOGHさんと初めてお会いした。
とても楽しい集会であった。
ウエスタンの集まりは平均年齢が高く、僕が最年少のことが多い。

時計とか靴とか、どんどん興味の対象が変わっていくので、こういう集会に出ると、頭の切り替えをするのが大変である。
吉村文学、ガンベルト、テディベア、カメラ・・・まだまだある(笑)
ウエスタン関係はしばらくご無沙汰なので、忘れていることが多くて、話についていけるようになるのに、しばらく時間がかかる。

ところで、家の補修工事が終わった。
寝室の天井と壁、床、トイレの天井と換気扇、居間の天井などが新しくなった。
荷物の多くを僕の部屋に放り込んだので、寝室や廊下などはがらんとしてきれいである。

ベッドを再度組み立てたが、どうせなら運気が増すようにと、風水で方角を調べて、一番いい方角に向けて設置した。
漏水で被害を受けたが、それがきっかけで部屋が新品のようにきれいになり、片づけを始めるきっかけにもなった。
問題は僕の部屋で、どうするんだよこれ・・という状態であるが、とりあえずはいい方向に進みつつある。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

あんこ玉


LEICA X1

大きな画像

日本橋で仕事関係の人と会った。
何時間か打ち合わせし、帰宅する頃、家からメールがきた。
家の内装工事が終わったという。
例の漏水事故の補修工事が、約一週間かけて、一応すべて完了したのだ。

工事に付き合って外出できなかったので、晩御飯をどこかで買ってきてほしいと、Mrs.COLKIDから連絡が入った。
そのまま東京駅まで歩き、大丸デパートに入ってみた。
地下の食品街でお弁当を買った。
消費税増税後で閑散としているかと思ったが、人出はかなりのものである。
むしろ以前より多いくらいだ。

大丸の売り場を歩いていてビックリ。
芋羊羹の土佐屋のお店が出ている。
と言っても皆さんご存じないだろうが、ここはその昔西巣鴨にあった、昭和13年創業の羊羹屋さんなのだ。
非常に美味しかったので、亡くなった叔父などは、若い頃から時々西巣鴨まで買いに行っていた。

僕も学校に行くときに、わざわざ西巣鴨に寄って、土佐屋で芋羊羹を包んでもらった。
それを大学の研究室にお土産に持っていったら、これは美味しいと教授の間でも話題になった。
以来、あの芋羊羹をまた買ってきて欲しいと、よく先生たちから頼まれた。
考えてみれば、30年も前の話ではある(笑)

芋羊羹も美味しかったが、水羊羹がまた絶品で、あんこ玉も素晴らしかった。
Mrs.COLKIDなどは、特にここのあんこ玉のファンで、結婚直後はよくひとりで買いに行っていた。
しかし道路の拡張工事に伴い、お店が大通り沿いから都電の駅の方に移転してしまい、それからあまり買いに行けなくなった。

今日はデザートにこのあんこ玉をいただいた。
久しぶりに食べたが、やはり美味しい。
街にある昔ながらの味を守る手作りの羊羹屋さん・・というイメージであったが、デパートに出店するまでになるとは・・・
東京駅の大丸で手に入ることがわかったので、今後は時折お土産に買うことが出来るぞ。

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )

タイミング


D2X + AF-S DX Zoom-Nikkor ED 17-55mm F2.8G(IF)

大きな画像

今年の桜もついに終わってしまった。
すでにほぼ葉桜になっている。
もっと早く散るかと思ったが、意外にもった。

明日あたり満開かな・・と思っていた日に、よりによって強い雨風に遭遇した。
一巻の終わりかと思ったが、翌日出社すると案外花が残っている。
咲いたばかりだったので、まだしっかりしていて、風にも負けなかったようだ。

今年は花の量が少なめに感じた。
昨年の方が、ぎっしりと隙間なく咲いていた。
毎年、少しずつ咲き方が変わる。
花の色が薄めで、やけに白っぽい年もある。

人間は満開になった花を、青空をバックに見たいと願う。
確かにそれは見事な光景だろう。
しかし天候の巡り合せによって、一度もそういうタイミングを得られず、はかなく散ってしまう年もある。
いろいろな条件が揃わないと、劇的なピークを迎えることは出来ない。

桜だって、日の光を浴びながら、思いっきり花を咲かせたいだろう。
・・と考えるが、まあ、木の方はそんなことどうでもいいのだろう。
その下で飲むとか、イベントを開くとか、そういう意図を持った人が、今年はどうだろうと、勝手に気をもむのだ(笑)
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )

大損


D800E + AF-S NIKKOR 58mm f/1.4G

大きな画像

増税前に買うべきと煽られて、買ってはみたが、結果的に大損・・という話が出ている。
増税前には、値落ちの少ない「白物の大型家電」を買うべき、という専門家の意見があり、その通り家電店の前に並んだ人が多くいたという。

ところがこれらの製品の価格変動を見ると、3月に入った頃から販売価格が上がりはじめ、3月末にピークに達している。
在庫が尽きて手に入りにくくなったことも、価格上昇の原因になっている。
つまり、ぎりぎりで購入した人は、一番高い時に購入したことになる。

ところが4月に入り増税されると、今度は一気に暴落してしまう。
税込みで計算しても、増税前より安く買える状態になってしまったのだ。
つまり慌てて3月中に買った人は、大損したことになるという。

得するためには、増税の2ヶ月くらい前に、先を見越して買う必要があった。
しかし多くの人は、そんなに前から無理して買おうとは思わない。
ぎりぎりになって煽られて、つい飛びついてしまったというわけだ。
そういう人は、きっと次の増税の時も、同じ手にひっかかるだろうと予想されている。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

色あわせ


D800E + AF-S NIKKOR 58mm f/1.4G

大きな画像

靴を多く持つようになって、天気予報には敏感になった。
パソコンの画面には、ガジェットで各地の天気を表示している。
それで毎晩、明日の天気を確かめるのだ。

雨の日には履く事の出来ない靴が、けっこう多い。
アッパーの革は、ポトリと水滴が落ちただけで、見事にシミが出来てしまう。
地面と直に接する靴底はもっとデリケートで、革製の底は、まず履く事が出来ない。

たとえば雨の降った翌日に、カラリと晴れたとしても、そういう靴は履いていかない方が無難だ。
あちこちに水溜りが出来ていることが予想されるからだ。
梅雨の季節などは、履いていける日は滅多にないだろう。

保有数が多くなると、今日着ていくものを決める際も、初めに靴ありき・・になる。
靴が決まると、それに合わせて他の服装も決まってくる。
まずは靴のフィッティングに合わせて、ソックスの厚みを選ばなければならない。
それから靴下の色や柄も、靴に合ったものにする。

シャツやズボン、上着も、靴、靴下とマッチした系統の色を考える。
ズボンベルトの色は、特に暖かい季節は、外から見えるので重要になる。
専門である時計ベルトの色は、もちろん合ったものに付け替える。

・・・と、これだけ聞けば、まるでお洒落な人のようだ。
ところが、Mrs.COLKIDからは、あなたのは全然お洒落ではないと言われる。
単に色を合わせて、満足しているだけだというのだ。

本当にお洒落な人なら、むしろ色をずらすところに、センスのよさを生かす。
僕の場合は、ブラウンならブラウン、ブラックならブラックで、統一したくて仕方が無いだけなのだ。
確かに単なる色合わせであり、お洒落というより、神経症に近いのかもしれない(笑)
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

スケッチブック


D800E + AF-S NIKKOR 58mm f/1.4G

大きな画像

部屋を片付けていて、出てきたスケッチブックほか。
僕が幼稚園の頃のものが中心なので、45年~50年くらい前のものと思われる。
僕が小さい時に描いた絵や、絵にかけては玄人はだしだった叔母が、僕に描いてくれたイラストなどが沢山入っていた。



魔法使いサリー
マグマ大使
ケロヨン
狼少年ケン
王様の剣(ディズニー映画)
水爆怪獣エイモンズ(堀江卓氏のイラスト)
原始人対マンモス(同上)




サンダーバードの色鉛筆
サイボーグ009(絵本)
サイボーグ009(セイカテレビノート)
風のフジ丸(プロノート・引っ掻いて絵を描きシートをめくると消える文具・マジックメモ)
忍者部隊月光(同上)




ひょっこりひょうたん島
夕やけ番長
ハクション大魔王
怪物くん
アニマル1
宇宙家族ジェットソン
ぼうけんスケッチ(詳細不明)
キャプテン・スカーレットのさくらクレパス
コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )

帰宅すると・・・


D800E + AF-S NIKKOR 58mm f/1.4G

大きな画像

昨日は床屋に行ったのであった。
それをここに書いておかないと、記録として役に立たない。
一日遅れだが書いておく。

帰宅すると、工事が進んでいた。
廊下が片付けられていて、やけに広く感じる。
声の響き方がいつもと違う(笑)

寝室を覘いてみると、床の絨毯がすべて剥がされていた。
トイレに入ると、天井が無くなっている。
なかなか新鮮な光景である(笑)

自分の部屋のドアを開けると、相当量の荷物が、とりあえず僕の部屋に放り込まれている。
何とかパソコンの前まで辿り着いて書いている。
まあ、片付けるための第一歩になるからいいか・・・

昔だったらオーディオが最優先になるところだが、今はそれが無いので、レイアウトがずっと楽になる。
机の大きいのを部屋の真ん中に入れて、スピーカーは目前の高めの位置において、ミキシングコンソールみたいにしようかと思っている。
椅子を中心に2方を机で囲んで、作業し易い理想の部屋にするのだ。
まあ、女性陣にとっては、とんでもなく無駄な部屋と映るだろうが・・・(笑)
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

引き続き片付け


LEICA X1

大きな画像

昨日に引き続き家の片づけをしている。
明日から工事が入るのだ。
急に決まったので、てんやわんやである。

壁と天井を仕上げなおす上、ついでに床のフローリングも頼んだので、すべての家具を出さなくてはならない。
内装業者から、まずは寝室だけでも空っぽにしておいてくれと言われた。
それで埃まみれの部屋をひっくり返すことになった。

ベッドのフレームを分解したら、下から子供の頃の本などが大量に出てきた。
当時からここに住んでいるわけではないのだが、引っ越す際に取っておいたものを、そこにしまっておいたのだ。
ケロヨンのスケッチブックなども出てきて、タイムリーなので驚いた。
幼稚園の頃から、ケロヨンやモグちゃんを日常的に描いていたことがわかった(笑)

さて、いつまでも休んではいられない。
そろそろ作業に戻ることにする。
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )

片付け


D800E + AF-S NIKKOR 58mm f/1.4G

大きな画像

近く家に工事が入ることになった。
例の漏水事件の関係だ。
部屋にあるものを移動しなければならず、ここをゆっくり更新する時間が取れない。

とりあえず面白い動画をみつけたので、それでも楽しんでください(笑)
LG電子
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )

鈍化


LEICA X1

大きな画像

今日は帰りが遅くなり、帰宅の途中で食事をした。
その際ビールを飲んだので、少々酔っ払っている。
ソファーでテレビを見ながら、グッスリ寝てしまった。

4月に入り相変わらず忙しいが、注文の入り具合はさすがに鈍化してきたようだ。
生産する工場では余波が残っているが、販売店はピタリと暇になったのかもしれない。
今回は回復は早いと言われているが、果たしてどうか・・・
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

ケロヨン


LEICA X1

大きな画像

「バッハッハーイ!」

と、片手を振りながら挨拶してみたが、事務所の誰も反応しなかった。
何を言っているのか、さっぱりわからない・・という顔だ。

「知らない? ケロヨン・・・木馬座の・・・」

みな、顔を見合わせている。
本当に知らないようだ。
あれほど有名なキャラクターを知らないなんて・・・

僕の年齢が、ケロヨン世代に入る、ぎりぎりなのかもしれない。
もう少し歳をとった人にも聞いてみた。

「ケロヨンって、薬局にいる、あれでしょう?」

「違う! あれはコルゲンのケロちゃん、ケロヨンは木馬座のカエル」

「・・・」

幼稚園の頃、母親に木馬座の公演に連れて行ってもらった。
その時、舞台から降りてきた着ぐるみが、客席にいた僕を抱き上げたら、ギャーと激しく泣き出した・・とよく言っていた。

「そうでしたっけ? よく覚えていないけれど・・・」

と、母親まで忘れている。

「えーっ、あの時は泣き止まずに困ったって、よく言っていたじゃない」

「ケロヨンって、カルピスの藤城清治でしょう」

Youtubeでケロヨンの映像を見せた。
モグラのモグちゃんが車を運転するシーンが映った。

「ああ、このモグラは覚えているわ」

そう、このキャラクター・デザインの何ともいえぬ暗さ、少しグロテスクさを感じさせるリアリティがいいのだ。
登場する着ぐるみすべてに共通して、独特の雰囲気がある。
しかも、中に入っている人の動きが大袈裟で、その演技に感心させられる。
今見ても十分に面白い。

映像に合わせてケロヨンの歌を歌う。

「うれしい時はケロヨーン、悲しい時はケロヨーン・・・」

それなら知っていると、母親も口ずさんだ。

「パパにもママにも言えないことも、ケロちゃんになら、お話しできる・・・」

そうだ、ここの歌詞。
パパにもママにも言えないなんて、そんな秘密を持つこと自体が、とてつもなく悪い事のように、子供の頃に思ったのだ。
しかもそれを、得体の知れないカエルに相談するなんて・・・

最近、ケロヨンのことをほとんど聞かないが、とても不思議である。
あれほど一世を風靡したキャラクターが、滅多に話題に上らない。
何か理由でもあるのだろうか・・・
コメント ( 8 ) | Trackback ( 0 )

靴下


D800E + AF-S NIKKOR 58mm f/1.4G

大きな画像

靴を買うにつれて、靴下も多くなる。
靴下ばかり、なぜこんなにあるのかと、タンスを整理していたMrs.COLKIDから、つい先日怒られたばかりだ。

靴下は安いから、デパートなどで気に入ったものを見かけると、ついつい買ってしまうのだ。
いつの間にか、タンスの引き出しに入りきれないほどになってしまった。
ただ、あくまで靴の趣味に付随して買っているだけで、革フェチとしては、靴下自体に特に思い入れは無い。

以前、縦縞の靴下が、なかなかみつからないと書いた。
縦縞の靴下は、靴に向かって垂直にラインがぶつかるので、靴が強調されてカッコよく見えるのだ。
また足も細く見えるようだ。
家族に縦縞の靴下を履いて見せたら、なるほどなかなかカッコいいと言われた。

春になりデパートのラインナップが入れ替わると同時に、急に縦縞の靴下を店頭で見かけるようになった。
三越にはまだ少ないが、大丸などではけっこう並んでいる。
こんな柄が欲しい・・・と思っていたものに、近いものもあった。

しばらく市場で見なかった原因は何か、理由を考えてみたが、恐らく単なる流行の問題だろう。
製造すること自体は、技術的に難しいとは思えない。
横縞がポップで軽い感じになるのに対し、縦縞はフォーマル感が強まって、ずっときちんとした印象になる。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

ほぼ満開


D2X + Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D

大きな画像

会社の桜がほぼ満開である。
朝見た時は、もう一息かと思ったが、日中の陽射しを浴びて、一気に開花してしまったようだ。
まだ花がしっかりしていて、風が吹いても散ることは無い。
もうしばらく楽しませてくれればいいのだが・・・



久々に、今日の時計ベルト。
シチズンのオルタナVO10-6851Bに、クロノワールドのホーウィン・クロムエクセル・NATOレザーのブラウンをつけた。

僕の好きなクロムエクセルで作られた、NATOタイプの時計ベルトである。
以前よりクロムエクセル製のベルトを探していたのだが、海外製で100ドル以上するものが数点あるだけで、その割りに出来もイマイチなので、どうしたものかと悩んでいた。
オイルレザーにワイルドな印象があるためか、多くはパネライなどとの組合せを想定しており、ベルト幅も広く一般向きではなかった。
こうなったら原皮を購入して、自分で作ろうかとさえ考えていた。

ところが灯台下暗しで、日本国内で売られているのをみつけた。
しかも破格の安さである。
すぐに注文したが、人気が高いのか、もうほとんど在庫が残っていないようだ。

シンプルな構造のNATOタイプ・ストラップで、幅は20mmのみ。
色はブラック、ブラウン、グリーンの3色が用意されている。
(現時点でほとんど売り切れているが・・・)

演出が上手いのは、革の製造元のホーウィン社に許可を取り、同社のロゴのスタンプを入れてあるところ。
ケースの裏側にくる銀面には刻印が入り、革の裏面にはスタンプがこれ見よがしに押されている。
ホーウィンのブランド名をこんなに強く押し出すなんて、相当の革好きの方が企画した商品なのだろう(笑)

さらには、手入れ用にベネチアン・クリームまで用意されているのには驚かされた。
ホーウィン社の社長が、自社製品の手入れ用に推薦したというクリームである。
極めてマイナーなブランドだが、オールデンのコードバンの靴の愛好家にはポピュラーな製品で、僕も何本か持っている。

金属部品は黒くダールメッキ処理されているので、文字盤が黒い時計とのマッチングがいい。
とりあえずシチズンのソーラー電波時計であるオルタナに取り付けてみた。
ベルトに2mm程度の厚みがあるため、バネ棒と本体の隙間が狭い時計だと、うまく装着出来ない場合があるようだ。
オルタナはぎりぎりの感じで、ベルトを引っ張りながら隙間を通した。
ミリタリー風のデザインの時計と、実によく合っている。

クロムエクセルは油分を多く含んだ革なので、時計ベルトとして使うには少し注意が必要かもしれない。
このベルトの場合、革の裏側が直接肌に触れる構造になっているので、身体との相性も考慮する必要がある。
そのため、使用上の注意について細かく書かれたカードが付属している。
曲げた部分の色が変わったり、ムラがあったりするは、この革の特長なので、あらかじめそういう物である事を、ユーザーに伝えておく必要があるのだろう。

靴・・特にブーツが好きな人には、最高の時計ベルトといえるだろう。
少し湿気を帯びたような感触の、しなやかで柔らかいベルトは、着け心地も非常にいい。
エージング効果も期待できそうで、早くもお気に入りのひとつになっている。


コメント ( 7 ) | Trackback ( 0 )


LEICA X1

大きな画像

強い風雨の中を、傘をさして歩いていた。
気流が乱れやすいビルの谷間を通った時、いきなり突風に襲われた。
傘はボンッという音とともに、完全に裏側にひっくり返ってしまった。

強い風が止む様子はなく、傘を直すことも出来ずに、已む無くそのまま歩いた。
強風に煽られて、傘はひっくり返ったままバタバタと音を立てている。
建物の陰に逃げ込んで、何とか折りたたんではみたが、骨が何本か曲がり、あさっての方向を向いている。
変形箇所を無理に直すと折れてしまうので、ゆっくりと慎重に曲がりを修正した。

安物のビニール傘なので、大して惜しいとは思わなかった。
コンビニで数百円で買ったものである。
この手の傘は、通販で買うと百円台のものまである。

傘の専門店では、高級なものや、オーダー品なども扱っている。
しかし、一般的な傘の多くは、いまや消耗品となっているように思う。
使い捨て・・と言ってもいいかもしれない。

中には、出先で天気が回復したら、傘は現場に捨ててくると明言する人もいる。
会社の来訪者の中には、恐らく意識的に、傘をそのまま忘れていく人もいて、ビニール傘が傘立てにどんどん溜まっていく。
あれを見ると、電車の中の遺失物も、わざと置いていった人もいるのではないかと思う。

面白いのは、身に付けている他の物は高級品なのに、割り切って傘だけ安物を選ぶ人がけっこういることだ。
時計や靴は立派なのに、白いビニール傘を平気で抱えている。
バランスとしてはおかしいが、傘に関しては消耗品だから許される・・という考え方が一般化しているのかもしれない。

実のところ、傘は意外に邪魔者なのだ。
傘を持つと片方の手がふさがってしまうし、少しでも荷物を減らすためには、出来れば傘は持たずに家を出たい。
途中雨に降られた時には、出先でひとつ買えばいいだけのことなのだ。

だが、だからと言って、傘を簡単に捨ててしまうのには、ちょっと抵抗がある。
僕の感覚が古いのかもしれないが、あれだけ便利で、しかも結構複雑な構造のモノを、邪魔だからとポイと捨てたり、簡単に失くしてしまうなんて、何て勿体無いのだろうと思う。
環境のことなど顧みず、安いから使い捨てにしていいのだ、という考え方自体に、罪悪感を持ってしまう。
もっともお年寄りでも平気で捨てる人がいるのを見ると、やはり自分の感覚の方が古いのだろうかと思うが・・・
コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )
   次ページ »