古風


D810 + AF-S NIKKOR 35mm f/1.4G

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古いめがねフレームを、いくつか買ってみた。
近所の安売り店に、そのフレームを持って行き、レンズを入れてもらった。
凝り性の人ならば、ガラス製のレンズを選ぶのだろうが、実用性を考えてプラスチックにした。

アンティーク・フレームのレンズ入れに、そのお店は一応対応してくれた。
万一壊れてしまったら、責任は取れないという、前提の上でのことだ。
50年も経っているものであるから、当然のことであろう。
傷が付いたり、壊れたりしてもかまいませんね?と聞かれ、はい、かまいませんと承諾して、初めて受け付けてもらえる。

フレームにはネジを外してレンズを挟むもの、レンズを直接はめ込むものなど、いくつかのタイプがある。
はめ込む方式の場合は、レンズを小さめに削るなど、アンティーク・フレームを壊さないための技術があるらしい。
またネジ式の場合も、形状によっては対応できない場合があるようで、一応試しに分解して確かめてから受け付けてくれた。

すでに二つほど仕上がってきている。
装着してわかったことは、めがねは進化している、ということだ。
装着感は、現代のめがねの方が優れている。
アンティークのめがねは、ちょっと不便なところを我慢しながらかける、ファッションアイテムである。

驚いたのは、ほとんどの人が、僕がめがねを替えたことに気付かない点だ。
あまりに普通にマッチしているので、誰もめがねに気付いてくれない。
自分の顔はかなり古風な作りであるらしい、ということが分った。

コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )
« エクセル病 同乗者 »
 
コメント
 
 
 
Unknown (Unknown)
2015-06-02 09:15:31
写真のメガネいいですね。私もこの形の耳かけで丸メガネを探しています。レンズを入れてもらった近所の安売り店はチェーン店ですか?いくらぐらいかかりますか?
 
 
 
Unknown (COLKID@会社)
2015-06-02 10:32:00
アンティークのめがねを専門に仕入れている方がおられて、この耳かけの丸めがねもいくつか持たれていました。
自分の顔の幅にうまく収まる大きさがなくて、今回は買いませんでしたが、1930年代くらいの丸めがねがけっこう入るようですね。
その方はお店が無いのですが、たまたま行きつけの靴店の一角でイベントをされていて出会いました。

レンズ入れは近所のZOFFでやってもらいましたが、一番安いのが左右で3000円で、これは9000円の一番高いの(笑)です。
アンティークのめがねに強い専門店もあるようで、紹介された原宿のお店でレンズを入れると、もう少し高くて1万数千円くらいかかるみたいです。
 
 
 
Unknown (カーク船長)
2015-06-04 00:27:49
本当にかっこいいメガネですね!
私にはこのタイプのフレームが似合わないので、COLKIDさんが羨ましいです。
以前時計の革ベルトの件でコメントをさせて頂いた時には革靴に興味がなかったのですが、最近何足か買い揃え始めました。きっと毎日こちらのブログを読んでいる影響に違いありません笑

 
 
 
Unknown (COLKID@会社)
2015-06-04 08:06:16
私も似合うというか、かけるとカッコよくなるわけではなく、普通のおじさんになってしまうみたいです(笑)
このブログは、少しでも皆さんにものを買っていただき、日本の経済を活性化させる、という目標がありますので、どうやら成功しているようですね(笑)
 
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