静岡のひと


これは「古き日本のカントリーガール」という題名のステレオ写真である。
静岡のお茶の畑で撮られたものだ。
1904年の発行なので、もう100年以上も前の写真である。
つまりこのカントリーガールはもうこの世にはいない。

当時ステレオ写真が非常に多かったことは以前にも書いた。
世界中の珍しい光景を写したステレオ写真が大量に発行されている。
日本の写真も多く含まれるが、中でもこの写真はちょくちょくebayに出品される。
彼女とはあまり年中顔をあわせるので、思わず落札してしまった(笑)
この屈託の無い明るい笑顔は、この地方が豊かだった事を表しているのだろう。

彼女もまさか、自分の写真が大量にばら撒かれるなんて、考えていなかったに違いない。
ましてや21世紀になっても世界中の人々に親しまれるなんて、夢にも思わなかったろう(笑)
子孫の方はおられるのだろうか?
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
Unknown (タカ)
2006-01-09 02:45:10
デジタルカメラが一気に普及して、写真をプリントする習慣がなくなりつつあることに危惧しているひとりです。



身の回りの、特に小さな子供たちがいるひとたちには、デジタルカメラで撮った写真をとにかくプリントするよう言ってます。ディスクがクラッシュしてデジタル写真を無くしてしまうひとがあまりに多すぎます。最近聞いた話では、生まれてから3歳までのデジタル写真データをなくしてしまった、というのがありました。



ボク自身は、撮りなおしの利かない写真はかならずフィルムでも撮るようにしています。
 
 
 
Unknown (COLKID@会社)
2006-01-09 09:04:14
子供の写真は貴重ですね。

デジカメは案外プリントが面倒なのも原因かもしれません。

スナップを大量に撮ると後からパソコンで調整するのが大変な手間です。

お年寄りが家にいると、見せてあげるために紙にプリントしますね。
 
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