狛犬


小さな神社にあった面白い顔の狛犬。
この神社自体は、祖母がこの地を去ってから建立されたようだが、狛犬はそれ以前からあったものをここに移設したという話なので、多分若き日の祖母がこれを見ただろうと思い撮影した。

ところで、祖母は小学校6年生の時に、ここから中禅寺湖まで歩いて日帰りの遠足に出かけたと言っていた。
朝早くおにぎりを持って出て、その日のうちに帰ってきたという。
地図を見てもそのような道はなく、本当だろうかと思っていたが、明治40年のマレイの地図に道が載っているのは前述した通りである。

町内に立てられている看板の地図を見たら、今でもその山道はハイキングのコースとして残っているようだ。
距離の割に時間のかかるコースである。
何だか険しそうに思えるが、小学生でも行けるような道なのだろうか?

祖母は袴をひざまでたくしあげて歩いたという。
普段着用と式典用の別々の袴を持っていたというから、当時としては相当裕福な暮らしだったのだと思う。

D2X+AF-S DXズームニッコールED17-55mmF2.8G

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