接種


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ワクチン接種の第1回目を受けてきた。
会場の小学校までタクシーで行ったが、少し早めに着いたため、列に並んで順番を待った。
基礎疾患があるため受ける僕は少数派で、会場には意外にまだ高齢者が多い。
日差しを避けようとお洒落な帽子を被っていたこともあり、若く見える僕は目立ったかもしれない(笑)

案の定、指示通り動かない人も多く、多少ぎくしゃくしていた。
僕はしっかり説明書を読んで、書類は前日にすべて書き込み、上履きや身分証明書もすぐに出せる状態で行ったので、すべてが滑らかに進んだ。
見ていると、そもそも用意するようにと書かれていた上履きを持って来た人自体が半分以下であった。
いくら分かりやすく指示しても、まったく読まなかったり、読んでも理解出来なかったり、さらには指示に逆らってみせたい人もいる。
そういう人たちの集団なので、コントロールする方は大変だなと気の毒になった。

接種であるが、まったく痛くはなかった。
いつもの糖尿の採血と比べると、それこそ蚊の刺す程度だ。
しかし液体を注入した時に、体内に異物が入った感触はあった。

その後15分間椅子に座って待った。
接種の済んだ何十人かの人が、間隔を置いて座っている。
その間、自分の体の状態をじっくり観察してみた。
特殊な注射をした時に、たまに口の中で味がすることがあるが、今回も少しそれを感じる。
また僅かにめまいがするような気がするが、これは思い過ごしかもしれない。

その15分の間、接種済みの人たちの様子を観察する専門の看護師の人が立っている。
座っている人の顔を真剣な目つきで観察しており、ちょっとでも異変を感じると、すっと近付き大丈夫かどうか聞く。
ぼけっとしている年寄りもいて、一人ずつ話しかけて確かめていた。
中には15分待てずに、立ち上がって勝手に帰ろうとする人もいる。
しかし接種の済んだ順番に並んでいるので、ずるい事をするとすぐに分かってしまう。

朝の比較的早い回を予約したため、涼しい内に接種を済ませる事が出来た。
しかし暑くなることは分かっていたので、終わると早々に会場を後にした。
歩き出すと至って元気で、やはりめまいは気のせいだったようだ。
日差しは強くなってきたが、日陰に入ると涼しい風が吹く。

家に帰ると眠くなってしまい、ちょっとベッドに横になったところ、そのまま深い眠りにつき何時間か寝てしまった。
やはり注射の影響であろう。
夕刻を前に少し熱っぽく感じたので、体温計で測ってみたが、平熱より少し高めな程度で、夜にはいつもの体温に戻った。

言われていた痛みも今のところほとんど無い。
多くの人は一日以上おいてから症状が出ている。
問題は明日以降であろう。
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