栄養素


Z7 + NIKKOR Z 50mm f/1.2 S

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人から勧められて、スマホに「あすけん」という食生活記録・改善アプリを入れて使っている。
食事するたびに食べたものを細かく記録していくことで、各栄養素ごとの摂取量や総合カロリーなどが算出される。
ダイエットの目標値を定め、それを達成するためのアドバイスも得られる。

それ以降食べ物にだいぶ気を遣うようになった。
食べるたびに記録するのは少々面倒なのだが、しっかり記録すれば、それに見合った恩恵を受けることが出来る。
忙しくて入力できない時などは、とりあえずスマホのカメラで食べたものを記録しておき、あとからゆっくり入力すればいい。

食品の栄養成分の表示は法的に定められており、どの食品にも熱量、たんぱく質、脂質、炭水化物、ナトリウム(塩分)の順で表記されている。
それらの数値をアプリに全部入れなければならない。
しかし一度入力すれば登録され、次回からは候補のリストに出てくるので、だんだん楽になっていく。

主要なレストランやコンビニの製品は、あらかじめある程度登録されているが、お店側も新製品をどんどん出すので追いついていない場合も多い。
困るのは、登録されている食品の数値と、実際に商品に書かれている数値に、違いがある場合がけっこう多い、ということだ。
毎回同じ原料が手に入るとは限らないので、製造ロットで微妙に変動するものなのではないかと想像している。
まあカロリー自体あくまで予測値で、もともとそこまで正確なものではないので、誤差の範囲と考えれば問題はない。

家で作る食事の場合は数値が分からないので、近いものを選ぶしかない。
代表的な料理なら平均値が入っているので、それをベースにして量を調節して現実に近づける。
たとえば肉じゃがを選んで、少し多めに食べた時は、量を1.2倍にする・・といった具合である。

ただまったく新しく「発明」した料理を出されると、どう入力したものかと考え込んでしまう。
Mrs.COLKIDは発明が得意で、よくビックリするような取り合わせで料理を作るのだ。
その場合は仕方が無いので、原材料を調べて、個々に入力していくしかない。
キュウリはどのくらい入れたか、ナスは何本使ったか、調味料は何を使ったか・・などと僕が細かく聞くので、作る方はあまりいい顔をしないのだが・・・(笑)

次第に個々の栄養素を意識するようになり、不足分を補うためのメニューを考えるようになる。
たとえばカリウムが不足気味とか、ビタミンAが不足しているとか・・・
実際にはそう上手い具合に食物を選ぶことはできないので、市販のビタミン剤などを使って補うことになる。
マルチビタミンのように数種類のビタミンをバランスよく入れてある錠剤を飲んだり、不足している栄養素だけを別に摂ったりする。

つくづく思うのは、直感的にこんなものかなと思っていたカロリー計算は、実際の数値とは少なからず誤差がある・・ということだ。
先日もコーヒーショップでフレンチトーストとチョコレートドリンクを昼食に食べたのだが、ドリンクのカロリーがトーストの2倍以上高くて驚いてしまった。
今日は控えめにした・・なんて考えていても、実際にデータを積み上げていくと予想外の数値になる。
知らなければよかった・・では済まないことなので、やはりしっかり現実を直視していくべきなのだろう。
・・・という訳で、いつの間にか「栄養素にうるさい男」になっているのである(笑)
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