盲点


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Mrs.COLKIDにワクチンの接種券が届いた。
区が発送を開始すると言った日付から3日後だった。
高齢者でも基礎疾患のある人でもない、いわゆる一般の「それ以外の人」である。

今回は対象年齢が40代から50代と広く、かなりの人数に送ったと思われる。
Mrs.COLKIDが、自分よりずっと若い人が、発送の翌日には受け取ったとネットに書いているのを見た。
年齢が若い方から送ったのではないかと怒っていた。

で、やっと自分にも届いたので、早速ワクチン接種予約のサイトにログイン・・・
しようとしたが、繋がらない。
何度やっても、ただいま混雑しています・・のメッセージが出るだけで一向に繋がらない。
僕も手伝って2台のパソコンで挑戦したが、4時間以上トライを続けても、ついに1回も繋がらなかった。
数千回クリックして腱鞘炎になりかけた。

こりゃあ駄目だ。
ほんの2日ほど前に、僕が自分の予約の日付を確かめようと、同じサイトにアクセスした時には簡単に繋がったのだ。
その時に予約の空き状況を見たら、7月の月末の土日など、まだけっこう空きがあった。

今回の対象年齢層は、ちょうどネットを使いこなしている人たちである。
しかも僕のように基礎疾患のある人ではなく、普通の健常者であるから、母数が全然違うはずだ。
その結果サイトへのアクセスが集中して、サーバーがパンクしてしまったのだろう。
僕の時はあんなにスムースにいったのに、人数が多くなるとこういう事になるのか・・・

それにしても、何で一度にこんなに広い年齢層に送ったのだろう。
年齢順にもう少し細かく分割して送ることも出来たはずだ。
しかも手紙が届いたのが、他の人より1日か2日あとだったので、完全に出遅れてしまった。
その日は夜遅くまでトライしたが、結局無駄であった。

翌朝いつものように5時台に起きて、パソコンを立ち上げたところ、区のサイトにあっさり繋がった。
しめしめ、皆早起きは苦手らしい。
と思い、空き状況を確かめたら、案の定すべて埋まっている。
7月はおろか、8月も一杯で、結局9月に一回目の接種の仮押さえをするのがやっとだった。
しかも接種会場はかなり遠く、電車に乗って行かなければならない。

ところが今度は2回目の接種会場の空きがみつからない。
受けるのは1回目と同じ人数のはずなのに、なぜか1回目だけみつかり、2回目がどうしても取れないのだ。
そうしているうちにパソコンが返ってこなくなり、結局1回目の仮押さえの予約も解除されてしまった。
何度やっても同じで、2回目の予約まで進むことが出来ず、予約の処理を完了することは出来なかった。

Mrs.COLKIDは困惑して、どうしたらいいのか聞くために、お昼にお役所に電話をした。
すると案外簡単に電話が繋がった。
予約が取れないことを言うと、場所がどこでもいいなら、この電話で予約できるという。
お願いしたところ、何と8月中に1回目も2回目も予約することが出来た。

というわけで、めでたく予約は完了した。
しかも会場はそう遠くない小学校であった。
ネットが有利だとばかり思っていたが、今回はネットに堪能な年代が対象だったので、逆に集中してしまったようだ。
電話での予約は案外盲点かもしれない。
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