待合室


D810 + AF-S NIKKOR 35mm f/1.4G

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来週出張なので、今日も仕事に追われた。
薬の残りが少ないので、糖尿の先生のところにも行かなければならない。
土曜日なので受付は午前中で終了である。
11時40分まで仕事をして、それから医院に向かって車を飛ばした。

ぎりぎりで間に合った。
ところが、それから待ったこと、待ったこと・・・
医院は患者で一杯で、待合室に入りきらず、何人かは外のベンチに座っている。
一度家に帰ってしまう人もいるようで、自由に出入りできるようになっている。

しばらく立っていたが、やがて待合室の椅子が空いたので座った。
覚悟してそのまま待つことにした。
前に座っている年寄りが、自分の診察は終わったのに、そのまま居残って席でペチャクチャと話している。
その内容が「診察まで3時間も待った」ということに終始しており、周りの患者をイラつかせていた(笑)

僕の場合もそのくらいかかりそうだ。
何しろギリギリに飛び込んでいるので、順番からいって僕が一番最後になる。
先に採尿と採血を済ませ、その後は呼ばれるまで長時間待たされる。

最初の1時間は、軽く寝て過ごした。
それから携帯電話でメールなどを打った。
その後は、待合室のテレビでNHKの番組を見ていた。

幸いにも面白い番組が放映されていた。
朝の連続ドラマの再放送があり、その後はハリウッドの特撮技術を取材した番組が続いた。
画像処理の場面など、けっこう面白くて見入ってしまった。
面白いことに、患者には年寄りが多いためか、番組には僕一人しか興味を示していない。

うまい具合に、その番組が終わった辺りで名前を呼ばれた。
もし番組の途中なら、もう少し待ってくれと言いたいところだった(笑)
診察室に入ると、先生が血圧を測定したり、胸の音を聞いたりした。

検査の数値は悪いものではなった。
しかし年末年始で食生活が乱れていたので、自分としてはあまりいい状態ではないと思っていることを話した。
以前にも同じことを書いたが、糖尿の数値は少し遅れて反映されるもののようだ。
とにかくしっかりダイエットするよう促された。
まあ、すべては予想通りの診断であった。

やはり全部で3時間近くかかった。
3時間なら、ちょうど映画が一本見られるよな・・などと考えた。
熱でうなされていれば別だが、パソコンとか机のある部屋が用意されていれば、仕事をすることも出来る。
ちょっとした工夫で、何とかなりそうな気がするのだが・・・
あれだけ仕事に追われていたのに、その後何もせず椅子に3時間も座っているなんて、とんでもなく無駄な時間を過ごしたような気分になった。
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