何だ、結局よく晴れた。


LEICA X1

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こんなことなら紅葉を見に行くのであった。
もっとも例によって、行ったら行ったで、道が動かなくてへとへとになっていたか・・・
紅葉のピークは今は中禅寺湖の辺りで、下の日光まで降りてくるのはもう少し先になる。

実はいつも書いているが、紅葉自体にはそれほど興味は無い。
正直なところ、単に色が変わった葉っぱ程度に思っている。
しかし仕事で秋をイメージする写真が必要なので、撮影に行かなければならないのだ。

こうなるとまるでプロだ。
自称プロカメラマンというやつだ(笑)
まあ日光は混むから、もう少し経ったら、那須の秘密の場所にでも撮影に行こう。

今日は昼から散歩に出かけた。
まず秋葉原でお参り(これについてはいつか書く)、それから御茶ノ水方面に歩き湯島聖堂を覘いた。
坂を下って神保町を横切り、大手町、丸の内と歩いた。
時計ベルトのお店で試作品を見せ、さらに銀座でメガネのレンズ交換を頼んだ。
帰りに秋葉原に寄ってヨドバシアキバでバックルを購入。

日射しが強く、風も気持ちが良かった。
歩いていて楽しい一日であった。



昨日夜になってから取りかかった改造ベルト第二号。
ベースにしたのはまたもやモレラートの型押しカーフのボーラ。
色はダークブルーだ。(上の写真が最初の状態・何度も書くが改造は個人の責任でやっていただきたい)

今回は前回のスプレー式コーティングとは違う方法でラバーを張る。
最初から片面に糊をつけて売られている薄手のゴムを貼り付けてみたのだ。
どこで買ったのか忘れたが、厚さ0.5mmのゴムに両面テープらしき接着剤が貼られているものを使用した。
表面がざらつく処理をされたゴムで、見た目も悪くなく、なかなか具合がいい。



両面テープは長くもたないだろうから、ちゃんとした接着剤で貼ろうと思い、まずゴムの表面から両面テープを除去しようとした。
ところがあまりにピッチリとくっついており、どうやっても剥がれない。
これだけ強固についているなら大丈夫だろうと判断し、そのまま接着することにした。
要するに両面テープの紙をめくって、ベルトにピタリと貼り付けて、ナイフで切り抜いただけ(笑)
まあ何十年も使用するものでもないので、問題は無いだろう。

糸はお店のレザークラフトのコーナーで、ビニモというミシン糸の30番手の橙色を買ってきて使用した。
ミシン糸なのでちょっと細く、手縫いには向かない感じ。
取り寄せればもう少し太いものもあるようだ。

実は当初、普通の裁縫用の綿の糸を使用して縫ってみたのだが、途中で見事に切れてしまった。
やはりレザー用の糸でないと上手くいかないようだ。
糸は種類も色も多くて、個人がいろいろ揃えるのは難しい。



ラバー層を含めて糸で縫いこんだ。
当然ラバーには穴が開いていないので、菱ギリで穴を開けなおす。
ラバーに接着剤の層があるため、菱ギリも縫い針もベトベトになってしまった。

またモレラートのボーラは、半ヘリ仕上げで表面の革がマチにまで折り込まれているため、ラバーをカッターで切り抜く際にどうしても革まで削ってしまい、後から補修しなければならない。
改造のベースにするベルトは、半ヘリ仕上げではなく、マチがカットされたものの方が補修しやすくていいと思う。
またラバー層を追加する分、ベルトの厚みも薄めの方がいいだろう。

このゴムを貼る方式は、ラバーコーティングより仕上がりがいい。
まだテストはしていないが、これで上手くいくようなら、こちらが本命か。
今回はラバーの上から縫い直したが、汗が染み込むことを考えたら、穴を開けない方がいい。

どのくらいもつかはわからないが、ただ裏面にラバーをペタッと貼るだけでいいのかもしれない。
いろいろと手間をかけて実験したが・・・(笑)
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