酔生夢死浪人日記

 日々、思いついたさまざまなことを気ままに綴っていく

星が消えた女王杯~闇夜の手探り予想

2005-11-11 12:24:35 | 競馬

 秋GⅠ予想は4戦3勝と、気味が悪いほど好調だ。天皇賞はブログに書いた馬連だけでなく、単勝も追加して買っていたから、実入りはそこそこ大きかった。さあ、エリザベス女王杯といきたいところだが、軸馬に考えていたエルノヴァ(ドイツ語で新星)が賞金ではねられトーンダウン。星が消えた暗闇、手探りで予想してみる。

 牝馬の取捨のポイントは、一にメンタル、二に調子といわれるが、調教については夕刊紙(水曜発行)をチェックしている。締め切りの関係でトラックマンの見た目が記事になり、予定調和的な修正が加わらないからだ。「週刊競馬ブック」の「中間の気配から」のコーナーも参考になる。一頓挫あったとかローテが狂ったとか書かれた牝馬は、かなりの確率で連に絡まない。

 最初に消すのは、臨戦過程や調教に不安材料がある馬たちだ。ウイングレット、ブライアンズレター、ベストアルバム、マイネサマンサ、メモリーキアヌ、ヤマニンシュクル、レクレドールの7頭は見送ることにする。ペリエ騎乗でも掲示板が精いっぱいのクロユリジョウ、頭打ち感のあるオースミコスモ、春からの成長が感じられないライラプスも買わない。天皇賞時に「着飾ることに飽きた淑女」と評したアドマイヤグルーヴが、中1週で一変するとは思えない。ショウナンパントルがエアメサイアを逆転する可能性は極めて低いだろう。サミットヴィルが遠征の不利を克服して逃げ粘るのは難しいとみた。

 ご都合主義で13頭切り、残ったのは5頭だ。それぞれ秋華賞、天皇賞を目標に据えていたエアメサイアとスイープトウショウは、狙いを少し下げたい。中心は女王杯に照準を絞ってきたヤマニンアラバスタだ。京都外回りの2200㍍は差し、追い込みが有利なコースで、トゥザビクトリーでさえ中団からレースを進めたほど。スローからヨーイドンになりがちだが、有力馬が牽制し合えば、オースミハルカ(昨年2着)の前残りもある。お嬢に交じったガテン系おばさんって感のあるマイティーカラーだが、調教の動きは抜群で、混戦になれば浮上しそうだ。

 結論。◎⑫ヤマニンアラバスタ、○⑧スイープトウショウ、▲①オースミハルカ、△⑪エアメサイア、注⑦マイティーカラー。3連単は⑫、⑧の2頭軸で<⑫・⑧・①><⑫・⑧・①・⑪・⑦><⑧・①・⑪・⑦>の10点。馬連は①⑫、⑦⑫の2点。絶好枠を引いたオースミハルカの単勝も押さえる。

 水曜発行の東スポ1面の見出しは「女王不明」だった。女王とはWWEのトップディーバ、トーリー・ウィルソンのこと。「行方」がない分、謎めいているが、記事を読む限りサボタージュっぽい。自らと夫(キッドマン=解雇)への扱いに不満が爆発したようだ。栄枯盛衰が激しいのは競馬界とて同じ。グルーヴの3連覇はないと勝手に納得した次第だが、果たして……。

コメント (4)
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