テレビ朝日のニュースより。
「群馬県太田市。市の職員は、投票所で使う鉛筆を1本、1本、削っています。今回の衆院選では、感染防止対策として、投票に使った後の鉛筆を持ち帰ってもらうことにし、10万3000本を特注しました。しかし、投票日が予想よりも早まったため、20日からの期日前投票に間に合わなくなり、急きょ、抗ウイルス機能があるという鉛筆を1万本購入。それを、職員が仕事の合間に、1本ずつ削っているのです。」
これは、どんな意味の報道なのか?と思いました。
美談?慰労?
投票日が早まったから大変だろうがという政権批判?
いずれにせよ、きっと太田市には苦情が殺到して、
余計な仕事が増えるのではないかと心配されるところです。
コメントを見ても、
「短期バイトにやらせたら」「鉛筆ぐらい持ってこさせたら」「ペグシルにしたら」
コスト感覚を疑うコメントが盛りだくさん。
その通りだと思います。
ちなみにアマゾンで調べたら、
ペグシル10,000本で27,930円。
単価は約2,8円でした。
抗菌鉛筆は二本組しか見当たらなかったのですが、
2本で490円。
10,000本発注したら単価は落ちるとは思いますが、
ペグシルより相当高いと思います。
人件費は5~6人でやっていたようですから、
安く見積もって時給1,000円として1日で一人8,000円。
5人で40,000円。ペグシル20,000本買えそうです。
まぁ、仕事の合間に鉛筆削りという話ですから、
実態は不明ですが・・・。
こんなことやっている方も問題でしょうが、
これを報じるマスコミも、
もはや何が言いたいのか、
私にはよくわかりません。
無駄が多いのだと言うことだけはよくわかりました。