タイトルの見出しが日経新聞に出ていました。
20~30代の候補者は初の一割未満ということでした。
これは、そう書いて憂えていらっしゃる、
メディアの責任が大きいのではないかと思います。
政治を一生懸命やっても、
瑕疵だけをクローズアップされて、
ボロクソに書かれるのであれば、
多感な若者たちが政治に向かおうとなどとは思わない。
また、「国家」「愛国心」という言葉を使っただけで
右呼ばわりされるのであれば、
国のために働こうなどとは誰も思わなくなって当然です。
国会議員も地元への利益誘導を
仕事だと思っている向きも多いようですが、
国会議員とは国家の行く末を考えて、
政策を作り、司司の力を借りて、
実行していくのが仕事のはずです。
かつての尾崎行雄氏のように・・・。
その記事の横に、「責任ある分配議論を」という
お言葉もありましたが、
結論としてお書きになっているのは、
「責任のある議論を深めて欲しい」です。
だから、皆は延々と議論を繰り広げます。
誰も決断しないし、行動もしない。
うっかり決断し、行動すれば、袋叩きにされかねないからです。
憂えたポーズでああだこうだと言って議論していれば、
とりあえず格好はつくので楽ちんです。
しかし、日本の衰退は、一歩一歩、着実に進んでいくのです。
メディア以上に人々の意識に大きな影響を与える力など
存在してはいません。
メディアの作った言説が、
現状を生んでいるという自覚を
もっとお持ちになった方が良いのではないかと思います。
そして、今、必要なことは、失敗を恐れず、
決断し、行動することだと思います。
私は教育という場で、決断し、行動します。