Vision&Education

木村貴志の徒然なるままの日記です。

プレゼンセミナー

2008年06月13日 | Weblog
東京でのプレゼンセミナーの感想が届いている。
大学生からのレポートも届いた。

曰く。

「今回のプレゼンセミナーを通じて学んだことは二つある。

一つめは、自分の「弱み」を知ったこと。
私はまだ原稿を読み違えないことを気にしていただけで、「伝える」というレベルに達していなかった。これまでプレゼンと言ってやっていたことは、プレゼンではなかった。それが参加者からのフィードバックをもらってはっきりとわかった。

二つめは、人との出会いの大切さを学んだこと。ふつうの大学生活では得られない、異世代、異業種での学びは、自分にない切り口で物事を考える人達の存在を知ることになり、新たな自分に生まれ変わる一歩を踏み出すことができた。」


・・・実に高い吸収力である。

私は若い世代に大いに期待している。
もっともっと沢山のことを、伝えられるだけ伝えたい。

それが次の時代をより良いものに変えていく力になるのだと信じているからだ。

私は若い世代を尊敬する。そして、信じる。

大人の側がそうした人に対する構えを持つことがいかに大切か。
そのことを本当の意味で私に教えてくれたのは、やはり若い高校生たちだった。
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足立美術館

2008年06月13日 | Weblog
明日から足立美術館へツアーに行ってきます。
足立美術館を訪ねること自体は十二月以来ですが、新緑輝く初夏に行くのは久しぶりのことで、胸が高鳴ります。

しかも、今回は子ども向けではなく、大人向けツアーですから、
大人の楽しみ満載!!仕事を忘れてしまいそうです。

私のミッションは、教育をより良いものにすること。
そのためには大人が日本の文化の素晴らしさに触れなければならないと思っています。そして、自らの教養を高め、深い言葉を紡ぎ出せるようになることが大切だと思うのです。

日本庭園も文化、絵画も文化、陶芸も文化、食も文化、酒も文化、あらゆるものを豊かに感じる大人でありたいと思います。そして、願わくば、そんな時間を共に過ごしていただき、ともに文化への思いを共有させていただくことが、我が国の文化と教育を豊かにしていくことにもつながるのだと思います。

私たちの会社にとって、というよりは、日本の教育にとって大きな価値を生み出したいという思いが、そこにはあるのです。感動や思いが伝播するということを私は信じます。

私はあくまでもただのコーディネーターであり、私が素晴らしいと思った世界に誘うだけの存在です。素晴らしいのは、芸術家たちであり、文化的施設の運営に携わっている方々であり、名も無き庭師たちであり、その土地の風土、つまり、人々の暮らしです。

私の酒飲み話に付き合ってくださる方々に心からの感謝を申し上げます。

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萩へ

2008年06月10日 | Weblog
明日は萩へ向かう。
五月の連休で萩往還を歩いて以来である。
今回は、夏に始まる新しい研修の下見に行く。

日本の歴史が始まって以来、
多くの人達が萩を訪れた。
特に、明治維新以降は、大きな意味を持って…。

何度も訪れた萩であるが、毎回、新たな思いを抱く。

今回もまた新たな発見と、新たな出会いがあることだろう。
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プレゼンセミナー東京

2008年06月09日 | Weblog
東京でプレゼンテーションの講座を開催した。
9:00~17:00までみっちりと。

高校の教え子である大学生も参加してくれた。
最後に「楽しかったです!」とのコメント。

八時間研修して「楽しかった!」と言ってくれるのは、
セミナー講師としては嬉しい。至福の瞬間である。

卒業後にもこんなカタチで学び合えるのは、
素晴らしく幸せなことだと思った。



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文学を愛する罪

2008年06月08日 | Weblog
私は文学を愛する。

中原中也、若山牧水、島崎藤村、太宰治、芥川龍之介、
多くの繊細なる文学者たちの魂に共感するのである。

しかし、これは社会人としてはいかがなものかと思う。

幾山川越えさり行かば寂しさの果てなむ国ぞ今日も旅行く(牧水)
白鳥は悲しからずや空の青海のあをにも染まずただよふ(〃)

こんなものに共感していては事業の成功も覚束ないかもしれない。
何せ共感すればするほど浮世離れしていくような深い代物である。

しかし、それでもやはり、私の魂は、文学や芸術を愛する。

ずっと私は私の道を歩いていくしかないのだろうと改めて思った。
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仕事への厳しさ

2008年06月06日 | Weblog
仕事への厳しさがまだまだ足りない。
そう痛感する。

一つ一つを細かく、そして、丁寧に、
心を込めて仕上げて行かなくてはならない。

かたちの無いものを生み出していく仕事だからこそ、
精魂込めて、伝えて行かなくてはならない。

思いが伝わらないのは、自分の未熟さ故である。

もっともっと魂を込めて生きていかなければ、
伝えたいことが伝わっていかない悲しみを、
味わい続けなければならないだろう。

誰のせいでもない。
自分のせいである。
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昔の女?

2008年06月04日 | Weblog
今日、私の会社のスタッフM女史が、
私のパソコンの画面を覗いたかと思うと、
なにやら眉を顰めている。

「…ん?」

「何だろう??」  …と思っていたら、

「このファイルは何ですか?」と汚らわしそうにデスクトップ上のファイルを指さす。

「あ!」


そこに書かれていた文字は、

「むかし女がいたシート」。

そう、そこには、私の過去の女性遍歴が…。



…なんてことはありません。

今、私が現代文を教えている高校で、
『むかし女がいた』という大庭みな子さんの作品を今日から教えはじめたのです。

それで段落毎の要旨をまとめるシートを作っていたのですが、
その文書ファイルのタイトルを、何気なく「むかし女がいたシート」としていたのでした。(笑)

う~ん、たしかにびっくりするだろうな。
そんな作品が教科書にあって、私が授業していることを知らなければ…。


私のオフィスのパソコンのデスクトップ上に貼り付けられている、

「むかし女がいたシート」

う~ん、やっぱり変だろうな。(笑)













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親心

2008年06月03日 | Weblog
「親心の学び舎」をささやかだが各地で実施している。

日本中で、色々な子どもの問題が、日々起こっている。
それに対処するマニュアルなどない。

ただ、唯一、大切なものがあるとすれば、
子どもに向き合う親のまごころ、「親心」だけ。

私も立派な親ではない。
ただ、色々な苦労をし、乗り越えてきたことがある。
そして、少しずつ見えてきたことがある。

共に学び合う時間を重ねていくことで、
少しでも人様のお役に立てれば幸いである。

講座の日には「今日は親心の日ですね~」
と園の先生やお母さんが口にしてくださる。

「親心」という言葉が幼稚園に響く瞬間、
ほっとした安らぎと喜びを感じている。

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巣立っていった

2008年06月02日 | Weblog
バッカーズ寺子屋第三期生の卒塾式が終わりました。
毎年のことながら、淋しいものです。
今まで、何度も顔を合わせていたメンバーと明日から会えなくなる…。

その淋しさを味わうのは私にとって厭なことですが、
その感情が、その淋しさが、
生まれないような付き合い方も私はしたくないと思います。

まだ、この世の中にほとんど存在していない学びのスタイルを持っているバッカーズ寺子屋。

それぞれの塾生たちが、見事に、人間としての成長と、志の高まりを感じさせてくれるバッカーズ寺子屋。

ここで学んだ塾生たちが、将来、どんな生き様を見せてくれるのか、私たちは楽しみにしています。
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バッカーズ寺子屋第三期生卒塾式

2008年06月01日 | Weblog
今日は、バッカーズ寺子屋第三期生の卒塾式。
一年間、共に学んできた仲間たちとの時間が一区切りされ、思いを新たにする日。
終わりなどではなく、共に新しいスタート地点に立つ一日。

この学びの構造には、本当にパワーがあると思います。
一人一人の塾生の姿が、言葉が、生き方がそれを物語ってくれます。

さて、そろそろ出発。
それぞれの新しい物語の始まりです!
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