Vision&Education

木村貴志の徒然なるままの日記です。

文学を愛する罪

2008年06月08日 | Weblog
私は文学を愛する。

中原中也、若山牧水、島崎藤村、太宰治、芥川龍之介、
多くの繊細なる文学者たちの魂に共感するのである。

しかし、これは社会人としてはいかがなものかと思う。

幾山川越えさり行かば寂しさの果てなむ国ぞ今日も旅行く(牧水)
白鳥は悲しからずや空の青海のあをにも染まずただよふ(〃)

こんなものに共感していては事業の成功も覚束ないかもしれない。
何せ共感すればするほど浮世離れしていくような深い代物である。

しかし、それでもやはり、私の魂は、文学や芸術を愛する。

ずっと私は私の道を歩いていくしかないのだろうと改めて思った。
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