Vision&Education

木村貴志の徒然なるままの日記です。

学ぶ姿勢

2008年06月30日 | Weblog
何かを身につけられるかどうかは学ぶ姿勢一つだと思う。
しかし、この姿勢がいくつになっても身についていない人が多い。

良き教育者とは、良き学習者である。
そして、
良き学習者とは、良き社会人である。

いつも思うのだが、「学び」とは、全人格的なものであり、
その人の人格は、酒を楽しんだり、食事を楽しんだりする中で、
深く会話を交わしてみなければわかるものではない。

教育の世界でも、浅い人付き合いが多くなり
その結果として、浅い学びが多くなり、
最終的な結果として、浅い教育者たちが多くなったように思う。

しかし、そのことを言っても、わかる人にはわかるが、
わからない人にはわからぬであろうと思う。
また、その大切さを伝えきれない自分の未熟さを思う。

「教育とは流水に文字を刻むようなはかない業である。
だがそれを厳壁に刻むような真剣さで取り組まねばならぬ」

森信三先生の言葉を今一度胸に刻み直して新たな一歩を踏み出したい。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする