真っ直ぐ正直に生きることが強さの証であるとわかるのは、随分と歳をとってからなのかもしれません。
しかし、若い頃に誤魔化すことが楽だという感覚が身についてしまったら、歳をとってからも、そのことに気づくことすらできないと思います。
誤魔化すことを覚えてしまえば、本当に大切なもの、価値あるものは、何一つ手に入らないのです。
要領よく生きることは、本物になる道ではなく、「本物の偽物」になることを目指す道でしかありません。
人生は常に戦いだと思います。
そして、それは他者との戦いではなく、常に弱い自分との戦いなのです。
もっと強く生きていきたいと思います。