「立派な人間になりたい」という思いの有無が、社会にとって大きな意味や影響を持つのだと思います。そうした思いが、一人の人間の学び方や生き方に大きな影響を与えていくからです。
しかし、「立派な人間とはどのような人か」がわからなければ、そうはなれません。
だから、歴史上の偉大な人物たちの足跡を学ばなければなりません。
立派な人間とは、社会の発展や平和、科学技術の進歩など、社会のために力を尽くして下さった人たちのことです。つまり、多くの人々のために、社会の課題を解決し、社会に貢献した人たちです。
ということは、社会の課題について知らなければ、自分が今の時代に何をすべきかは見えて来ず、立派な人間にはなりようがないということです。
だから、本を読み、歴史上の人物に学ぶことや、新聞を読み、今の社会の課題について知ることが大切なのです。
それが面倒で、自分の享楽のことしか考えていなければ、立派な人間になろうなどと思うことは無いと思います。
立派な人間になりたいと思っても、なかなかそこに到達できるものではありません。いわんや、そう思わなければ、近づくこともできないと思います。
そうした心の持ち方が、今日の日本社会の停滞を招いているのかもしれません。
立派な人間になりたいという、見果てぬ夢を追い続けることを忘れてはならないのだと思います。