Vision&Education

木村貴志の徒然なるままの日記です。

人生の楽しみ

2022年02月07日 | Weblog

一日の目的がなければ、何となく一日は過ぎていきます。

一年の目的がなければ、何となく一年は過ぎていきます。

何年もかかって実現できるように大きな目的がなければ、一日の目的も、一年の目的も、刹那的なものになり、刹那的な時間で終わってしまいます。

だから、人生の志を持つことが大切だと私は思います。一歩一歩を踏みしめるように、一日一日を生きていくのです。

志を立てるためには、四つのことが必要です。

1.読書、2.師友、3.逆境、4.感激

この四つのことをやるには当然のことながら時間が必要です。

一冊の本を読むことだって、良き出会いを得てその人から学ぶことだって、逆境の中での心の持ち方を磨くことだって、感激を与えてくれるものとの出会いだって、多くの時間が必要です。

同時に、自分と向き合うことが必要です。自分は何者か。自分の強み、弱みは何か。自分は何がやりたいのか。何を達成できれば満足なのか。

当然のことながら、志を立てることは簡単なことではないとも言えます。

しかし、自分が好きなことが人生の早い段階で見つかった人にとっては、さほど困難なことではないのかもしれません。

ただ、志は自分自身のものですから、他人に流されたりしていては、立志が覚束なくなることもあるでしょう。だから、そこには不羈独立の精神も必要です。

しかし、四つのことを意識して生きていけば、いつか必ず自分の人生のテーマ、志は見えてくるものだと思います。

志ある人生の方が、絶対に楽しく豊かだと思います。少なくとも私はそうです。志を立てるということは、何も堅苦しいことではありません。楽しくパワフルに、そして、豊かに生きるための大きな支えを持つことです。

今、学校が制度疲労を起こし、学ぶ目的もなく、受験にしか使えないような勉強をさせられ、無気力な人生を送っている子どもたち、若者たちも多いと感じます。

みんなが楽しく生き生きと人生を生きていって欲しいと思います。そして、幸せであって欲しいと思います。

だから、私は志の大切さを子どもたちにも伝え続けていきます。

自分の会社と共に生きている私には定年はありません。また、本来、教育者にも定年などないと思います。公務員や勤め人に定年があるのであって、教育を志す人間が、自分で定年を決め込むというのは、それほど教育に思い入れがなかったということでしかありません。

だから私は死ぬまで教育を続けます。いいえ、教育しているなどとは、おこがましくて言えませんから、子どもたち、周囲の人たちと、共に遊び、共に学び続ける人生でありたいと思います。

コメント
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