Vision&Education

木村貴志の徒然なるままの日記です。

おかしな逆転

2020年05月24日 | Weblog
戦後、日本の総理大臣は、日本で一番たくさんの誹謗中傷を受けている人だろうと思います。

本来、みんなに選ばれた人であり、重い責任を有している人ですから、最も尊敬と感謝を集めても良い人のはずです。

しかし、現実はそうではありません。

自分が代わりが務まるとも思っていないのに、多くの人たちは、罵詈雑言を浴びせかけます。
それが、何か価値を生み出したりはしないし、国益にかなうとも思えません。

国会議員たちは、立場が違う人、意見が違う人には、何を言ってもいいとばかりにヤジを飛ばします。子どもたちはきっとその姿を見て、学んでいることでしょう。選ばれた立派な人たちのすることだから、意見の違う奴にはきっと何を言っても良いのだろうと。

人間の本質はなかなか変わりません。だから、紀元前に語られたような、孔子やブッダやキリストの教えなどは、もう古いから、もっと新しく立派な教えを受けたいものだ、ということにはならないのです。

人格をいかに磨いていくかという修行を重ねていく以外に、世の中がより良くなる術はないのだろうと思います。

遠い、遠い、道のりです。









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