Vision&Education

木村貴志の徒然なるままの日記です。

9月入学をめぐって

2020年05月11日 | Weblog
9月入学への移行の議論が取り沙汰されています。私も移行するのには、千載一遇のチャンスだと思います。これで、海外の学校との単位の互換などもやりやすくなって、留学もスムーズになりますし、日本だけに閉じている教育の世界から脱出できると思うからです。

日本の教育制度というローカル・ルールに縛られて教育を受けて、その後で、グローバル・スタンダードの中に入っていくことになり、いつも後手に回っている感じは否めません。

たしかに反対の理由はたくさんあると思います。日本教育学会会長が、「はっきり言って、教育の制度も実態もあまりご存じない方がメリットだけを注目して議論されている」と厳しく批判したということですが、これもその通りだと思います。

ただし、教育については、「制度に合わせて、実態が生まれている」のですから、大切なことは、日本の教育をこれからどうしていくのかということです。制度や実態を墨守することが大切なのではありません。

要は、それでも改革の必要がある、国際標準に合わせてやっていくべきだと切実に考えているか、世界のやり方から孤立していても日本独自のやり方で良いと思っているかの違いだと思います。

できない理由は、私でも色々とあげることができます。しかし、国家百年の計としての教育を考えると、私は変えた方が良いと思います。新型コロナウイルスで学校が停止をしているからこそ、今、変革が可能になる糸口が見えているのです。

乱暴な議論であることは百も承知です。改革に犠牲は伴います。だから、過渡期の子どもたちには、相応の手当をしていく必要はあると思います。
ただ、じっくり議論なんかしていてこのチャンスを逃せば、永久に改革の日は来ないだろうと思います。

それで良いのかという問題です。

日本人的情緒としては、「桜の頃=出会いと別れの季節」というのが変わるのは、少々残念な気もするのですが・・・。卒業ソングが、卒業ソングでなくなるし・・・。

まぁ、結局、ガラパゴスのまま生きていくことになるのだろうなぁ。


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生活習慣

2020年05月11日 | Weblog
いままでも夜型の生活習慣だったのですが、いま、講演研修がなく、本の執筆をひたすらにやっているので、夜型に拍車がかかっています。(原稿用紙262枚書いたので、もう一息です。通常、目安は300枚~350枚です。でも、できれば薄くて読みやすい本にしたいのですが・・・。)

やはり書き物は、夜の方がなぜか集中してのっています。もうすぐ3:00ですが、こんな感じの毎日になってしまいました。(しかし、朝から出社していますが・・・。)

今日も泊まり込みです。寝るのも寝て、免疫が下がらないようにしないと・・・。最近は、うっかり風邪も引けない感じですね。

色々な事が気になりつつ、夜は更けていきます。おやすみなさい。



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