Vision&Education

木村貴志の徒然なるままの日記です。

問われているもの

2020年05月14日 | Weblog
緊急事態宣言がいよいよい解除されます。

経済活動が再開されようとしているわけですが、一気に動き出せば、また、感染が爆発的に広がっていくのかもしれません。

誰にもその答えはわかりません。

ただ、問われているのは「自制心」だということだけは確かだと思います。どこまで「自制心」をもって行動できるのか。あるいはできないのか。

日本人の教育の成果が問われているのだと思います。
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芸能人の「#検察庁法改正案に抗議します」に思う

2020年05月14日 | Weblog
芸能人の「#検察庁法改正案に抗議します」について、色々な意見が飛び交っています。

私は個人が政治的な考えを持つことは当然のことだと思います。むしろ持つべきだと思います。国民一人ひとりが有権者として考えていくことは大切なことだからです。考えていないことの方が問題です。

ただ、政治と宗教の話がタブーとされる場所があります。それは、食事の場面です。テーブルマナーでは、それぞれの意見があり、対立を招くような話題は脇に置いて、食事を楽しもうという精神から生まれたマナーで、それは、とても良いことだと思います。また、社交の場での人間の智恵だと思います。

さて、そこで、芸能人です。芸能人と言っても色々なジャンルがあります。その中でも特に、「素敵な笑顔が好き!」「素敵な歌声が好き!」「素敵な踊りが好き!」とファンが喜んでくれるような人であり、自分自身も芸能界入りを目指したときに「みんなを私の歌や踊りや舞台で笑顔にしたい!」と思っていたのなら、食事の場面同様に、政治や宗教を持ち込まない方が良いと私は思います。

また、持ち込むのであれば、それ相応の反応が返ってくることは、食事の時と同様に予想しておく必要があると思います。

政治的意見を持つことも、それを表明することも、私は大切だと思います。ただ、同じ意見であれ、違う意見であれ、その場の皆さんが、飯がまずくなったと思ったのであれば、私は残念なことだと思います。また、その話題を持ち出してしまった人の責任もあると思います。

難しいのは、食事の場面は限定的ですが、芸能人は存在そのものがイメージを持った商品であり、時間的にも場所的にも限定してとらえてはもらえないと言うことです。それは、政治家をはじめ、著名な人たちはみんなそうです。

だから、発言と行動を慎重に吟味しなければならないのだと思います。影響力の大きい人の有名税みたいなものなのでしょうから。

もし、芸能人たちのツイートを誘発させた人がいるのであれば、自分の目的とすること以外に関しては、思慮の足りない人なのかもしれません。








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敬の思想

2020年05月14日 | Weblog
「立憲民主党の幹事長が13日、自身のユーチューブ公式チャンネルで11日の参院予算委員会で新型コロナウイルス感染症対策専門家会議の尾身茂副座長に対する言動について謝罪した。」と報じられていました。

問題のこの映像を見ましたが、非礼さに悲しくなりました。
立場が違う相手には、どんな攻撃をしても良いという空気感しかありませんでしたし、相手を理解しようという気持ちのかけらも伝わってきませんでした。自分のロジックに当てはめようとしているばかりでした。誠実に答弁されている尾身副座長が本当にかわいそうでした。

政界でもメディアでも、「敬」の心も「仁」の心も「誠」の心もない姿が、目についてなりません。人として大切なことをどこかに置き去りにして振りかざす正義は、正義ではなく独善です。

「初心忘るべからず」その言葉を忘れないようにしたいと思います。




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