『次郎物語』の作者が、
優れた教育者であったことに、
最近になってようやく気づいた私ですが、
少しでもその下村湖人のメッセージを
お伝えしたいと思います。
「子どもというものは、
親に本当に信用されているという自信があると、
めったにうそを言ったり、
かくれて悪事を働いたりはしないものである。
また、自分が興味をもっていることに
親も興味をもっているということがわかると、
行動が活き活きとして来るし、
年齢相当に能力が認められ、
それにふさわしい責任が与えられると、
大抵の困難に打ち克って
それを果たすことができるものなのである。
このことは、世の親たちに次のことを教える。
それは、子どもをいかに教育するかを考える前に、
子どもをいかに遇するかを考えなければならない
ということである。」
『心窓去来』(下村湖人)
優れた教育者であったことに、
最近になってようやく気づいた私ですが、
少しでもその下村湖人のメッセージを
お伝えしたいと思います。
「子どもというものは、
親に本当に信用されているという自信があると、
めったにうそを言ったり、
かくれて悪事を働いたりはしないものである。
また、自分が興味をもっていることに
親も興味をもっているということがわかると、
行動が活き活きとして来るし、
年齢相当に能力が認められ、
それにふさわしい責任が与えられると、
大抵の困難に打ち克って
それを果たすことができるものなのである。
このことは、世の親たちに次のことを教える。
それは、子どもをいかに教育するかを考える前に、
子どもをいかに遇するかを考えなければならない
ということである。」
『心窓去来』(下村湖人)