つきみそう

平成元年に出版した処女歌集の名

大垣むすびの地記念館

2022-10-14 | 岐阜県

 大垣市は、芭蕉の奥の細道のむすびの地として知られています。最後の俳句が大垣で詠まれたのです。何度もむすびの地記念館に入りましたが、昨日も友人と再訪しました。というのも、彼女のスマホが周囲のおかげで無事手元に渡ったので、再び会うことにしたのです。何しろ60年以上のおつきあいですから、話もたまっていて、60年前に遡ることもあります。昨日の話は60年前、常滑のヨットハーバーである友人のおかげでお互いにヨットに乗れたこと。あれが最初で最後の機会でとても楽しかったこと。Iさんに感謝したいです。

 バケイションという歌が流行したころで、名鉄名古屋本線にそれにらしいいでたちで乗ると、「バケイションか」というささやきと羨望の目でみられたことを思い出しました。途中から常滑線に乗り換えます。

 むすびの地記念館では過去に展覧会のあったカタログも買い求めました。大垣藩の先賢人として、5人挙げられていて、梁川星巌、江馬細香、飯沼慾斎、江馬蘭斎、小原鉄心。飯沼慾斎は日本で最初に体系的植物図鑑「草木図説」を著しました。蘭方医学者でもありました。伊勢生まれですが、12歳から終生大垣で活躍。牧野富太郎氏との交流もあったようです。梁川星巌は、漢詩人として知られています。戸田氏10万石の藩ですが、多くの知識人を輩出しています。

 

記念館の中の芭蕉庵

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前田青邨展・飛山濃水の文学

2022-10-13 | 文化

 昨日は、県図書館の飛山濃水の文学展、隣り合う県美術館で前田青邨展を見てきました。友人と約束していたのですが、友人がスマホを落としてしまい別行動となりました。でも美術館側が保管してくれていたようです。

 図書館での岐阜の文学者についての展示はあまり見る人がなかったのですが、興味深いものでした。県の人すら忘れがちの森田草平も紹介。東大文学部時代、平塚らいてうと心中事件を起こし、そのことを師の夏目漱石に書くようすすめられ「煤煙」を書きました。それで知られるようになったのですが。市内の草平記念館には、漱石の手紙も展示されています。坪内逍遥も岐阜の人です。

 60年くらい前、封切された、「キューポラのある町」の原作者の早船ちよさんも岐阜出身です。

 県美術館の前田青邨展はとてもよかったです。見たことがある作品ばかりですが、一堂に展示されますと改めて画家の偉大さが分かります。重要文化財で知られている「洞窟の頼朝」は、30年前、東京にいた時、大倉集古館で見ました。晩年の梅の作品も堪能しました。中津川市のご出身ですので、中津川の女学校にも作品を寄贈されています。

 

 

 

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鉄道開業150年

2022-10-11 | 歴史

 今年は鉄道開業150年という年に当たるらしく、テレビ番組もそれに関するものがあります。昨日の鉄道オタク向けの番組、鉄オタクイズでは、名鉄を取り上げていました。再放送ですが。鉄道オタクほどではないですが、こういう番組は見ることが多いです。山手線が取り上げられたときは、駅の発車のときのメロディの曲名だけで駅名をあてられていてびっくりしました。

 名鉄名古屋駅から最寄りの駅(笠松) まで乗るときは慣れているから迷わないのですが、初めての人は戸惑うでしょうね。似た形の赤い車両が1.2分おきに入ります。その案内がホームのDJブースから全部駅員が暗記して放送しているのです。疲れるので30分交替とか。何しろ上り下り二線しかないのに20種類の行き先とか特急か各駅停車か瞬時に案内しなければならないのです。行き先は並ぶ視線の高いところに色分けして提示してあり、並ぶ足元の線の色も9色に分けてあります。発車ベルの音程が上りと下りが替えてあるとは知らなかったです。

 開業した80年前から地下駅でした。当時は地下鉄以外では珍しいと思います。何気なく乗っている名鉄にも知らないことが多くありました。11年ぶりに新型車両が年内に走ります。赤色であまり見場はかわらないのですが、番組の最後はその車両の中から撮影していました。

 この日のクイズは、名鉄乗務員、名大鉄道クラブ、芸能人の3グループで競い、その首位は、さすが、乗務員グループ。皆さん、玄人にはかなわないようでした。

 

 

 

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またまたランチ会

2022-10-10 | わが家

 ランチ会が続きますが、別のグループのランチ同窓会が昨日雨にもかかわらず開かれました。こちらは隔月で開かれています。もう全員80歳を超えているので、いつが最後となるか分かりません。一昨日紹介したメニューより半額以下の格安でしたので、それなりの内容です。でもふた月に一度のこの会には話もたまっていて、楽しく過ごしました。

 二次会はいつものように近くのコーヒーショップ。ロイヤルミルクティのホットを注文しました。次の一泊旅行も決めておられましたが、私は別用と重なるので、遠慮することにしました。こうして集まると健康を害して休む人が増えてゆくこととか、未亡人の方が多いのに気づかされます。会って第一声は、「元気ですか」に始まります。奥様が不調な方もあります。他界された人は一割以上あります。

 メンバーの中に、岐阜市内を2011年から10年走っていた信長のラッピングがされていた「のぶさまタクシー」の運転をされていたHさんがおられます。昨年体調不良で運転は引退されました。その後そのタクシーは走っていません。全国で最初のラッピングタクシーでした。記事は、2011.7.22と、2012.10.14。思い出のタクシーとなりました。何度も乗り楽しかったです。

 

二次会

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手作りお菓子 58 ・ランチ会

2022-10-08 | わが家

 昨日はいつもの整体のNさんから、またまた手作りお菓子を4種類も頂きました。メニューは、あんずのシフォンケーキ、杏仁豆腐(ココナツミルク使用) カルピスブリン、マロンあんのパイ。マロンあんの餡はいつものように彼の義母様の手作り。前の晩から小豆を浸して煮つけられていて、贅沢です。どれも美味しかったです。

 お昼は前から約束していた4人でランチ。町内にある「千年オリーブ」で。店の入口近くのオリーブは日本最古の兵庫県加古川市のお寺にあるものより太いのでびっくり。最古のオリーブを見たのは40年くらい前のことでした。由来を店の人に尋ねると、樹齢800年のオリーブをスペインから買い付けたものと分かり、さらに驚きました。寒さにも暑さにも強く、管理はしやすいとか。

 料理の方も、味も容器も、申し分ないものでした。容器はすべてオリベ風。コーヒーカップまでも。しかもカップの柄が4人全部異なるのです。店に支払いを済ませ出ようとして、頭上に鹿の角のシャンデリアがあるのに気づき、これにも驚きました。美味しいお菓子に美味しいランチと、贅沢な一日でした。

 

輸入されたオリーブ

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国葬を終えて 2

2022-10-06 | Weblog

前日の続きです。伊勢氏のメルマガから。

■4.「官房長官時代から構想してきたクアッド」

 この点を、もう少し深く考察しているのが、産経新聞の次の記事でした。

__________
 安倍氏の国葬をめぐっては、カナダのトルドー首相が災害対応で欠席したため、先進7カ国(G7)首脳の参列がないことを強調し、揶揄(やゆ)した報道もある。だが、安倍氏が注力したインド太平洋地域から多くの首脳や政権幹部が集まり、弔意を示したことにまず着目すべきだ。

 象徴的なのはオーストラリアとインドといえるだろう。豪州からはアルバニージー首相と元首相3人が来日した。アルバニージー氏は「私と3人がそろって日本に行くことは(安倍氏への)尊敬の念を表すものだ」と26日のインタビューで強調している。

 インドのモディ首相の来日は滞在24時間以下(印メディア)という強行日程だが、同国外務省は「日印関係強化の偉大な推進者である安倍氏」を悼むためだと指摘した。アルバニージー、モディ両氏はともに5月にクアッド首脳会合で日本を訪れているが、それでも出席を選択した。

 中国が覇権主義的な行動を繰り返す中、豪印は安倍氏の「自由で開かれたインド太平洋」構想やクアッドを対外戦略の中心的位置に据えている。「民主主義国家は将来にわたり、拡大する中国を意識せざるを得ない。安倍氏の遺産は民主主義の価値を重んじる国が協調する土台を作ったことだ」とは、産経新聞の取材に応じたインド外務省関係者の談だ。[産経R040927b]
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 5月にクアッドの首脳会合が東京で開かれた際には、安倍氏がツイッターで、「官房長官時代から構想してきたクアッドが、とうとう東京で開催され感無量[西村、p226]」と洩らしたそうです。

 安倍氏が官房長官になったのは、小泉内閣で平成17(2005)年のことですから、もう17年も前のことです。「自由で開かれたインド太平洋」と、それを実現する日米豪印による「クアッド」の構想は、こんなにも長い間、暖められてきたのです。


■5.インドの立場を国際的リーダーに押し上げた安倍氏

 インドは第二次大戦後の米ソ対立のもとで、非同盟路線を歩んできました。自由民主主義を採用し、共産主義陣営には与しませんでしたが、英国の植民地として苦しんできた経験から欧米諸国への警戒も忘れず、両陣営の狭間でアジア・アフリカ諸国のリーダー役を果たしてきました。

 しかし、近年は中国が覇権主義国として台頭し、インドに対しても国境紛争をたびたび引き起こして、国際政治における同国の立場は微妙になってきていました。ここで安倍氏が「世界最大の民主主義国」インドを、中国包囲網の一環に取り込む戦略で迫ったのです。

 安倍氏は平成18(2006)年に第一次内閣をスタートさせると、翌年にはインド国会で「二つの海の交わり」と題した演説をしています。

__________
 太平洋とインド洋は、今や自由の海、繁栄の海として一つのダイナミックな結合をもたらしています。従来の地理的境界を突き破る「拡大アジア」が明瞭な形を現しつつあります。これを広々と開き、どこまでも透明な海として豊かに育てていく力と、そして責任が私たち両国にはあるのです。・・・

 このパートナーシップは、自由と民主主義、基本的人権の尊重といった基本的価値と戦略的利益と共有する結合です。

 日本外交は今、ユーラシア大陸の外延に沿って「自由と繁栄の弧」と呼べる一円ができるよう、随所でいろいろな構想を進めています。日本とインドの戦略的グローバル・パートナーシップとは、まさしくそのような営みにおいて要(かなめ)をなすものです。

 日本とインドが結びつくことによって、「拡大アジア」は米国や豪州を巻き込み、太平洋全域にまで及ぶ広大なネットワークへと成長するでしょう。開かれて透明な人とモノ、資本と知恵が自在に行きするネットワークです。

 ここに自由を、繁栄を追い求めていくことこそは、我々両民主主義国家が担うべき大切な役割だとはいえないでしょうか。[西村、p106]
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

「自由で開かれたインド太平洋」というビジョンをインドに説いた演説でしたが、このビジョンは今まで曖昧な立場にいたインドを、一気に国際政治の主役に押し上げるものでした。それもアメリカや欧州諸国も含めた自由民主主義国の連帯の中で、です。

 インドのモディ首相が「最も親しい友人の一人である安倍晋三氏の悲劇的な死に言葉にできないほどの衝撃と悲しみを受けている」と悲痛なメッセージを出し、インド全土で喪に服し、今回の国葬儀にも滞在24時間以下という強行日程にもかかわらず駆けつけたのは、安倍氏のビジョンへの深い感謝があったからです。


■6.アメリカも国際政治で目指すべき道を見つけた

 アメリカの国際政治における立位置も「自由で開かれたインド太平洋」というビジョンで、大きく変わりました。そのインパクトの大きさは、今回のアメリカの反応に現れています

 7月8日、安倍氏暗殺の情報が伝わるや、アメリカ全土の公共の建物で3日間の半旗掲揚が指示されました。政府の建物だけでなく、警察署、郵便局、図書館、高校に到るまで、すべてで半旗掲揚となったのです。日本政府が半旗としたのは、11日からの2日間、それも政府省庁のみですから、アメリカの素早さと徹底ぶりには驚かされました。

 アメリカで外国要人の逝去に半旗とするのは、今まで4、5人あっただけと言いますし、また共和党と民主党で意見が割れたりすることがありますが、今回は超党派で喪に服す声明が出されました。また上院では安倍氏の功績をたたえる決議を全会一致で決議しています。我が国で今回の国葬儀を国会に諮ったとしたら、全会一致などはあり得なかったでしょう。

 なぜ、アメリカがこれほど安倍氏の功績を評価するのでしょうか? 西村幸祐氏は最新著『日本人だけが知らなかった「安倍晋三」の真実』の中で、「安倍氏がアメリカを動かし、日本の国益に沿うように領導した」から、と述べています。

 それを明瞭に示しているのが、トランプ政権時の2018年、ホワイトハウスがまとめたインド太平洋に関する初の戦略文書「インド太平洋における戦略的枠組みに関する覚書」です。この文書はバイデン政権になってから公開され、民主党もこの覚書に沿った外交方針を採っていることが窺われます。

 そこではアメリカの卓越した国際的優越性を維持するには、同盟国友好国との協力が鍵であり、特に日本やオーストラリア、インドとの連携、これらの国々の能力強化、より大きな責任分担の必要性を強調しています。特にインドの役割の拡大を図ることを重点目標として掲げている点など、安倍氏のクアッドの構想そのものです。

 さらに、今まで「米国太平洋軍」と名乗っていた米国最大の軍隊の名称を「米国インド太平洋軍」と変更までしています。

 内政においては、難民や人工妊娠中絶を巡ってほとんど国家分裂状態にあるアメリカですが、「自由で開かれたインド太平洋」のビジョンにおいては、超党派で一致しています。アメリカの国際政治における立場は「世界の警察官」となったり、孤立主義をとったりと、ふらついていましたが、安倍氏のビジョンによって、アメリカは自分たちの目指すべき道を見定めたのです。


■7.「日本よ、日本人よ、世界の真ん中で咲き誇れ」

 こうして安倍氏のビジョンは、インド、アメリカ、さらにはオーストラリアや東南アジア諸国も含めて、自由民主主義の価値観での連帯を着々と築きました。中国から見れば、気がついたら、周囲はすべて中国の覇権主義に異を唱える国々に包囲されていたわけです。

 その包囲網の中心にいるのが我が国です。第一次安倍政権では、安倍氏は「戦後レジームからの脱却」というスローガンを掲げて、アメリカからも危険なナショナリストと見なされていました。それが現時点で見ると、今や日本は「自由で開かれたインド太平洋」のリーダー国の一つになっています。

 すなわち、安倍氏はより高次のビジョンを示すことで、国際社会における「戦後レジームからの脱却」を達成したのです。しかし、今回の国葬儀でも見られたように、国内の「戦後にしがみつく左翼老人」たちが、「戦後レジームからの脱却」を妨害しています。

 我が国が真に「自由で開かれたインド太平洋」のリーダー国になるには、安倍内閣で進めた集団的自衛権、機密情報管理などをさらに仕上げる必要があります。それを知っているからこそ、「戦後を引きずる左翼老人」たちが最後の抵抗をしているのでしょう

「次の時代を担う人々が未来を明るく思い描いて初めて経済も成長する」、そういう未来をもたらすには、中国の覇権主義から世界の自由民主主義を守り、「自由で開かれたインド太平洋」を実現する必要があります。そして、そのためにこそリーダー国として「日本よ、日本人よ、世界の真ん中で咲き誇れ」という安倍氏の祈りを現実化することが、我々の責務なのです。
                                        



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国葬を終えて

2022-10-05 | Weblog

伊勢雅臣氏のメルマガより

■1.「明日を担う若者たちが大勢、あなたを慕い、あなたを見送りに来ています」

 安倍元総理の国葬儀が無事に終わりました。218の国や地域、国際機関の代表者が約700人も参列し、また一般献花にも2万6千人近くの人々が長い列を作って、今更ながら、安倍元総理の逝去を悼む人々の多さに驚かされました。これだけの規模の葬儀を短期間のうちに準備され、整然と遂行された関係者の皆様のご努力には頭が下がります。

 式典では菅前総理の朴訥とした追悼の言葉には胸をうたれました。

__________
天はなぜ、よりにもよってこのような悲劇を現実にし、生命(いのち)を失ってはならない人から生命を召し上げてしまったのか。

口惜しくてなりません。悲しみと怒りを交互に感じながら、今日のこの日を迎えました。

しかし、安倍総理、とお呼びしますが、ご覧になれますか。ここ武道館の周りには花をささげよう、国葬儀に立ちあおうと、たくさんの人が集まってくれています。

20代、30代の人たちが少なくないようです。明日を担う若者たちが大勢、あなたを慕い、あなたを見送りに来ています。

総理、あなたは今日よりも明日の方がよくなる日本を創りたい。若い人たちに希望を持たせたいという強い信念を持ち、毎日、毎日、国民に語りかけておられた。そして、日本よ、日本人よ、世界の真ん中で咲き誇れ。これがあなたの口癖でした。

次の時代を担う人々が未来を明るく思い描いて初めて経済も成長するのだと。いま、あなたを惜しむ若い人たちが、こんなにもたくさんいるということは、歩みをともにした者として、これ以上にうれしいことはありません。報われた思いであります。[産経R040927a]
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

■2.「明日を担う若者たち」と「戦後にしがみつく左翼老人たち

 一方、国葬儀に反対する人々のデモや集会もテレビで報道されました。国会前デモの参加者は主催者発表では1万5千人ということでしたが、警察発表では500人との事です。

 事前の反対集会の様子が新聞に報道されていましたが、評論家の佐高信氏(77歳)が「国葬は民主主義の破壊だ」、作家の落合恵子氏(77歳)が「森友・加計学園、桜を見る会などの疑惑を解明しないまま国葬するわけにいかない」などと訴えたそうです。年齢から見ると、これらの人々は「戦後にしがみつく左翼老人たち」と言えそうです。

 佐高氏の「国葬は民主主義の破壊だ」という非論理的な言説にはあきれました。女王の国葬で英国の民主主義が破壊されたのでしょうか?

 また「モリ・カケ・サクラ」で1日1億5千円かかる国会を何百日も空転させても何も出てこなかったのに、今だに「疑惑を解明しないまま」と白髪を振り乱して叫ぶ落合氏にも驚かされました。「疑惑」を叫ぶなら、その立証責任は訴える方にある、という法律常識もご存じないのでしょうか。

 こうした「戦後にしがみつく左翼老人」たちがこれほど安倍元総理を目の敵にするのも、考えてみれば当然なのです。なにしろ安倍氏の「戦後レジームからの脱却」は彼らのしがみついている過去を失わせてしまうからです。それは同時に「明日を担う若者たち」に希望を与えるものでした。

「戦後にしがみつく左翼老人」ののたうち回る様と「明日を担う若者たち」の希望を、安倍氏の国葬儀は明らかにしました。


■3.朝日新聞「安倍晋三元首相の国葬、G7首脳の参加はゼロ 弔問外交は不発?」

 左翼老人たちの拡声器とも言うべき朝日新聞の「安倍晋三元首相の国葬、G7首脳の参加はゼロ 弔問外交は不発?日本の「落日」ぶり露呈」という記事には、さすが「左翼老人メディア」の老練の思想誘導記事と感服しました。

「G7首脳の参加ゼロ」という言い分は、アメリカの副大統領を「首脳」からはずし、カナダのトルドー首相が国内のハリケーンの災害対応のために出席を中止したことで成り立っています。「よくもまあ、ここまで思いつくものだ」との学校秀才ぶりです。

 さらに、ここから「日本の『落日』ぶり露呈」と飛躍した落ちに持って行くのですから、近隣諸国に与する人間がほくそ笑んで書いているような光景を想像してしまいます。

 アメリカのタイム誌が、安倍氏の写真を表紙に飾り、「世界における日本の地位を塗り替えた」と評したのに比べれば、「『落日』ぶりを露呈した」のは、国際常識とはかけ離れた「左翼老人メディア」の方ではないかと思えてきます。常識あるメディアなら、なぜ218もの国、地域、国際機関から約700人も参列してくれたのか、そちらの方を考えるべきです。

写真は頂いた早生の柿

 

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えすぷり 第37回デュオコンサート

2022-10-03 | 文化

 昨日はピアニストの久野さんからの案内があり、デュオコンサートを鑑賞にサラマンカホールに出かけました。いつも友人に車に乗せていただき感謝です。昨年もその前年にもご案内を頂いていましたが、コロナが怖くて行くことができなかったのです。申し訳ないと思いながら。

 昨日はコロナ前より観客は少なかったです。これまでで一番素晴らしかったように思います。まず聞きなれたドヴォルザークのスラヴ舞曲集より。休憩後のバッハの BWV1062も、チェンバレを思い出されるのような音色もよかったです。

 ショスタコーヴィッチの組曲Op.6より前奏曲、幻想的舞曲、終曲もとても迫力のあるものでした。最後のくるみ割り人形より行進曲、花のワルツも聞きなれたもので素晴らしかったです。この時のピアニスト四人のうちの一人に大熊径さんの姿があるのに驚きました。今年5/22にソプラノを歌われている姿をアップしていたからです。あのソプラノ歌手が、ピアノまで弾かれるとは・・・すごい人です。

 同年齢の人の活躍は嬉しいものでした。久野さんはこのエスプリを長年牽引されています。いつもプログラムは連弾の曲が多いです。いつもパワフルで、年齢を感じさせない人です。彼は高校の同学年でどちらもクラス幹事をしているご縁からチケットが贈られて来ます。一つ年下のアントニオ猪木さんは亡くなられてしまいましたが。

 

久野さんの挨拶

 

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