つきみそう

平成元年に出版した処女歌集の名

午(うま)歳生まれは強運すぎる人

2021-10-28 | 

 「午(うま)歳生まれは強運すぎる人」の著者は勿論午歳。1954年午歳生まれの大和古流21世当主の友常貴仁氏です。香道、茶道、剣法、弓道まで文武百般を継承する家柄で著書多数。夫が知らぬ間に買っていて、断捨離の寸前で私が見つけて読みました。夫の干支は午でなくて、寅。私と長男が午歳であるため買っていたのでしょうか。

 確かによいことずくめが書いてあり、面はゆいです。午歳は、楠木正成、織田信長、大伴家持、藤原定家、日蓮、千利休、左甚五郎、関孝和、福沢諭吉、松下幸之助、本田宗一郎、田中角栄、チンギス・ハーン、カール大帝、ニュートン、ショパン、メンデル、ルーズベルト、レーニン、金正日と続きます。それに聖徳太子まで。

 考えてみればこれは全部男性です。でも著者は女性では秋篠宮紀子さま他を挙げておられます。わが家の長男と同じ年で、この年は丙午とかで、騒がれて、私は生むまで陰で「女だったらどうする気」とささやかれていたそうです。昭和41年(1966)年は、まだそういう時代でした。事実この年は出生数が低く、息子のクラスの人数も極端に少なかったです。この本によれば八百屋お七の丙午の話はいいがかりで何の根拠もないそうです。プラス思考で書かれているのがよいと思います。馬頭観音とか絵馬とかのいわれも詳しく書かれていて面白かったです。午歳の男性が読むと勇気が与えられます。

 一つ気がかりなのは、著者はまだ60代のはずですが、調べてみると、書かれいてるブログが4年前でストップしたまま。どうされているのでしょうか。

 

 

コメント (6)
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