つきみそう

平成元年に出版した処女歌集の名

公民館短歌会 169

2021-10-16 | 短歌

 昨日は、3ヶ月ぶりの短歌会を開催しました。8月はいつもお休み。9月はコロナで公民館が使えなかったのです。この間の明るいニュースは、伏屋さんが第145回明治神宮秋の大祭奉祝献詠に歌を出され、佳作入選されたこと。生憎コロナで大会は自粛されますが、記念品と賞状は郵送されるようです。皆さんで拍手をして祝いました。鈴木和美さんに次ぐ二人目入選となり悦ばしいです。今月の歌はその入選歌とします。応募総数は2099首でした。

 歌の添削に入る前に、長塚節の話をしました。これまでに取り上げたと思っていたのですが、まだのようでした。35歳で夭折した歌人ですが、「土」という小説でも知られています。昔読みましたがとても暗くて再読はしたくないです。戦前は飛び級が許されていたので、5歳で小学校に入学できた秀才でした。戦後GHQで飛び級を禁止。日本に秀才はいなくなりました。GHQは、黄色人種の秀才は見たくないので、飛び級をやめさせました。もう戦後76年も経っていれば戻せばいいのに、なかなかそういう訳にもいかないようです。日本人はその後米国に留学しなければノーベル賞もとれなくなりました。今年の受賞者の真鍋氏も留学された人でした。

今月の歌

風涼し庭の楓に幾つもの空蝉揺れて夏終はりゆく   伏屋さん

 

パンパスグラスとギンモクセイ

 

コメント (4)
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