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つきみそう

平成元年に出版した処女歌集の名

山くらげ

2013-12-14 | 植物
 以前からみやげ物として売られている山くらげは、適当に山からくらげに似たコリコリとした歯触りの植物を探したのかと思っていました。ところが本当に山くらげという植物があると知り、びっくりしました。
 先ごろの信州の旅で、その植物をはじめて見ました。山くらげを調べてみると、

 レタスに近いアザミ科の中国野菜で、春と秋に栽培され 茎の部分を乾燥したもの。主にアンホイ省というところで栽培され、清王朝の頃には皇帝 に献上されていたことから貢菜とか皇帝菜とも呼ばれるそうです。

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里芋の芽

2013-09-24 | 植物
 観葉植物として玄関に里芋の葉を飾っています。もう一ヶ月も、水を水盤に満たしておくだけで、青々としています。近くで葉を見ていて気づいたことがあります。これまでは、葉の水滴は夜露と思ってきました。ところが室内でも葉の先に水滴が出来て、ポトリと落ちるのです。葉から水を出す植物とは知らなかったです。店に聞くと、ヤツガシラという品種でした。

    

        
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奈良だより 103

2013-09-19 | 植物
 昨日、奈良の前田さまからいつものように、添付写真つきメールが届きました。やはり奈良も相当降ったようです。葛の花を近くで見たことがないので、珍しくこんなきれいとは思わなかったです。体調も恢復されたようで安心しました。以下はメール。

 「台風18号は各地に被害をもたらしましたが、おかわりはありませんでしたか?当地も16日午前6時ごろから急に河川が増水し、7時頃がピークで水位が減少し始めましたが、一時は橋桁が洗われる状態まで、後1時間降り続いていたら河川が氾濫するところでした。
 さて、話は変わりますが、退院後は今後の健康も考えて毎朝6千歩を目標に40分程度散歩しています。早いもので野道には彼岸花が満開です。また、荒地では葛の花が咲いていました。葛の根は「吉野葛」の原料です。

真葛原靡く秋風吹くごとに阿太の大野の萩の花散る(巻 10)

(阿太の大野は奈良県五條市の地名)」


葛の花


彼岸花


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奇跡の植物 マルンガイ

2013-09-06 | 植物
 ハイチでボランティア活動をしていたOさんから、「マルンガイ・モリンガ」という植物の種を昨年頂きました。ハイチとは? ハイチのことは、昨年8/9にも書いていますが、カリブ海、西インド諸島にあり、世界最貧国のひとつと言われています。

 なぜ奇跡の植物と言うと、葉や実にすべて利用価値があるからです。ビタミン、ミネラル、アミノ酸、カルシウム、マグネシウム、鉄分、ビタミンAが豊富に含まれています。モリンガオイルの成分もオレイン酸の値が高いです。
 葉は野菜としたり、乾燥させ、飼料にしますが、飢餓に苦しむ国には食料となります。フィリピンでは、母乳の出をよくするための必要不可欠植物。飢餓に悩むアフリカ・セネガルでは、栄養補助食品として多くの乳幼児を救っています。
 熱帯・亜熱帯地帯に見られます。ワサビノキ科。北インド・パキスタン原産。幹に少し辛味があります。

 4月に大粒のマルンガイ種を播くと、発芽。どんどん成長し、今は60cmほどになりました。冬には室内に取り込みます。花はクリーム色で芳香があるそうです。実は短剣の形で、長く垂れ下がるようです。

 それにしても昨日までの集中豪雨はひどかったですね。竜巻まであったりして・・・一昨日の東海地方もすさまじかったです。2000年の東海豪雨と天気図が似ていたようです。

    
    ひまわりの種より大きいです

        
         五月撮影

    
         
          七月

             
              九月
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奈良だより 102

2013-08-22 | 植物
 昨日、奈良の前田様から、珍しいゴマの花の写真が送られてきました。この夏は体調を崩されて3度も入院されたのに、申し訳ないことです。ゴマの花は、50年以上見たことがありません。ひまわりの花も添えて下さいました。以下はメール。

 「例年にない猛暑とかで余り外へも出られず、退院後の静養にはちょうど良い機会と考え、クーラーの世話になりながら自重しています。毎年五条市のOさんからゴマを頂くのですが、最近ゴマを栽培している農家は少なく、めったに花の咲いているところを見かけません。Oさんの畑にお邪魔して写真を撮りましたが、少し時期が過ぎていてほとんど実になっていました。
 入院する前に休耕田をお借りして、ひまわりの種子を播種しておいたのですが、ちょうど花が咲き始めました。最近ミツバチも少なくなったと思って いましたが、一度にこれだけの花が咲けばミツバチもいっぱいで一輪の花に5~6匹が蜜を吸っています。」


 今日の新聞によると、8月中旬(8/11-20)北日本を除くすべての地点で史上最高の気温でした。降水量は、近畿、東海、四国で史上最少。今年は並の暑さでないことが記録にも出ています。ある国際情報によると、1400年来の暑さだそうです。地球規模ですね。


ゴマの花





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センダン 3

2013-08-01 | 植物
 5月30日にセンダンの花をアップしていますが、先日通りかかると、この木に実が出来ていました。
 実は、2011.10.8にもアップしているのですが、高木のため、望遠で撮り、あまりよく写っていません。これは、丈が低くて撮りやすかったです。
 最下段の写真は、センダンの実を乾燥させて、ドライフラワーにして飾っているものです。友人の経営する美容院で撮影。彼女は知りあいに頂いたのだそうです。鏡に映っているので倍に見えます。

      

         
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奈良だより 101

2013-07-30 | 植物
 前田さまからの奈良だよりも前回から三桁となりました。今回は花。我が家はクレオメもユウスゲも育てたこともないですし、蓮も今年は撮影に行きませんでした。以下はメール。上の写真はユウスゲ。

 「各地で未曾有の豪雨とか大変な被害がでています。奈良県も大雨の予報はでるのですが、畑を潤すだけの雨は降らず作物は悲鳴をあげています。酷暑の中でも花はきれいに咲いて潤いを呉れます。」






クレオメ
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奈良だより 99

2013-06-09 | 植物
 昨夜、奈良の前田さまから珍しいあさざの写真が送られてきました。奈良だよりも有難いことにもうすぐ100。いつも珍しい写真に感謝です。あさざは、かつては日本全国で見られたのですが、今では激減し、絶滅危惧種。霞ケ浦では保存運動がされています。世界ではユーラシア大陸に分布。クローンで繁殖することから、オランダでは生態の研究が進んでいるようです。ミツガシワ科。以下はメール。

 山里は 田植ゑ終へたり ほととぎす 谷から峰へ 鳴き渡りゆく

 ご無沙汰しています。明日香の棚田はすでに田植えも終わり、昨日あたりから平野部も田植えがはじまりました。奈良県磯城郡三宅町の地名が歌われた歌が万葉集にあります。

「うちひさつ 三宅の原ゆ 直土(ひたつち)に 足踏み貫き 夏草を 腰になづみ いかなるや 人の子ゆえぞ 通はすも我子 うべなうべな 母は知らじ うべなうべな 父は知らじ 蜷(みな)の腸(わた)か黒き髪に 真木綿(まゆふ)もち あざさ結ひ垂れ 大和の 黄楊の小櫛を 押へ刺す うらぐはし子 それぞ我が妻」(万葉集巻13-3295)

反歌 「父母に知らせぬ子ゆえ三宅道の 夏野のくさをなずみ来るかも」

 この歌に「あざさ」(学名:あさざ)という花の名前が出てきます。万葉集でこの花の名前が出るのはこの歌一首のみです。
「あさざ」は絶滅危惧種に指定され、霞ヶ浦北浦地区で地域ぐるみで保存に取り組まれているようです。三宅町でも地名の詠まれた万葉集の花だけに、霞ヶ浦から苗を頂き一生懸命に育てています。写真を撮りに行ったのが午後でしたので、少し花の元気がありませんが、花は直径2~3センチの可憐な花です。これから夏にかけて気温が上がれ ばもっと沢山の花をつけるようです。



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センダン 2

2013-05-30 | 植物
 センダンの実は、2011.10.8に紹介していますが、花は初めて。余りにも高木で花は撮影できないと諦めていたのに、たまたま通りがかりに自生の木がみつかりました。成長過程でまだ低いのです。小さい花ですから、高木ではズームを使っても無理でした。
 撮影したのは、先週。もう花は散っています。

 中段は、白のチェリーセイジ。美容院で撮らせて貰いました。赤をよく見ますが、白は珍しいです。薄いピンクとツートンカラーになっています。ハーブに分類されますが、鑑賞用として栽培され、メキシコ原産のサルビア・ミクロフィラのことをチェリーセイジと呼んでいます。他にアメリカテキサス州からメキシコに原産するサルビア・グレッギーや、これらの交配によってできた花もあります。葉をもむといい香りがします。シソ科。

     
      センダンの花

       
        白のチェリーセージ

    
     頂きもののシンビジウム「プリンセスマサコ」
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キーウィの花

2013-05-28 | 植物
 友人の経営する美容院の近くに花好きの人がおられますので、時々撮影をさせて頂きます。先週行ったのですが、丁度キーウィの花が咲いていました。実をつけている木は見たことがありますが、花は初めて。小さくて白いです。複数の花が咲くのは雌花で、一輪咲くのは雄花と、オーナーから教えられました。

 キーウィは、雌雄異株で、雄花だけをつける雄株と雌花だけをつける雌株があります。1本の木に雄花も雌花も咲く品種もあり、こちらがそうです。キーウィは、中国から台湾に分布するオニマタタビが、ニュージーランドで改良されたものです。
 果実の外観がニュージーランドの国鳥「キーウィ」に似ていることから名がつきました。

 最下段の写真は、昨日友人から頂いたゆすらうめ。我が家のものもありますが、小ぶりで酸味が強いです。ゆすらうめの記事は、2006.4.24, 2008.6.23, 2010.3.29.

     
     
      キーウィの花

        
         ゆすらうめ
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