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つきみそう

平成元年に出版した処女歌集の名

北欧紀行 9

2011-11-07 | 海外旅行
 オプショナルの買い物ツアーをキャンセルし、前日夫と意気投合した高槻のOさんに誘われ、ヘルシンキの石の教会に行きました。この珍しい教会はヨーロッパの名所になっているらしく、観光客も見られました。側壁は石で、天井は木のドーム。音楽も流れていて音響効果もあるように感じました。普通の音楽会も開催されるようです。運が悪く、コンサートが開かれている時間に行くと中には入れません。
 上の写真は石の教会入口。少し歩き、ヨハンネス教会にも寄り、集合地点の元老院広場近くのロシア風教会・ヘルシンキ大聖堂に入り、北欧の旅は終わりました。
 ヘルシンキ空港から一路関西空港に向けて9時間飛び、「はるか」、「ひかり」と乗り継ぎ、29日昼帰宅しました。 

          
          石の教会 (テンペリアウキオ教会)内部のパイプオルガンとピアノ

     
      ロシア風教会・ヘルシンキ大聖堂

                         
                          その内部


ヨハンネス教会と内部

          
           ヘルシンキのトラム

     
     関西空港から帰宅



 

 
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北欧紀行 8

2011-11-06 | 海外旅行
 旅の最後は、フィンランドのヘルシンキ。オスロから空路で一時間です。上の写真は、ヘルシンキ中央駅。日本から最も近いヨーロッパです。森と湖の国らしく、湖が18万個もあるそうです。ここだけ言語が全く違うのは民族の違いによるらしく、ロシアのウラル山脈あたりから来ているようで、一時ロシア領にもなったために、ヘルシンキにはロシア風建築が見られます。

 フィンランデアなどを作曲したシベリウスは90歳を越える長命でした。最下段の写真は、シベリウスの偉業を記念した公園。1960年代に作られ、比較的新しいです。モニュメントも曲をイメージし、風で音が奏でられるパイプ。近くにはシベリウスの肖像もあります。彼は常に森に入り、曲想を練りました。他の北欧出身の作曲家は、ノルウェイのグリーグ。

 オペラ座近くのホテルに宿泊したのですが、ホテルの中はまるでオペラ座の博物館。数多くの舞台衣装、仮面、古いポスターなどが展示されています。カードや枕には楽譜がプリントされています。

 北欧は冬は日が短く、室内で多くの時間を過ごすため、有名な家具デザイナーが多く、ヤコブセンなどが知られています。椅子もモダンです。

       
        白樺の森と湖

                

            
            ホテルの名はオペラオスロ カードにも枕にも楽譜が・・・


オペラで使う衣装が回転扉に飾ってあります         洗面所のミラーもおしゃれ

       
       コーヒーカップにも楽譜が・・・

              
              ホテル近くのオペラ座

          
           シベリウス記念公園

       
                    
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北欧紀行 7

2011-11-05 | 海外旅行

 オスロにある王宮は工事中でしたが、衛兵の交替式はきちんと行われます。フログネル公園には、人間の一生をテーマにした彫刻が200もあります。黄葉している木は、菩提樹。
 オスロ国立美術館には、ノルウェイの誇るムンクを中心に多くのヨーロッパ絵画が展示されています。ムンクの「叫び」は、四点もあります。他の「叫び」は、ムンク美術館他に所蔵。1994年、この国立美術館の「叫び」は、盗難にあいましたが、2006年に発見。しかし、液体物がかけられ損傷されていました。2年後に修復。時価100億円に上る絵ですから、大変な騒ぎとなりました。
 私はこれより「思春期」という絵が好きなのですが、この美術館には所蔵されていなかったです。作品が余りにも多すぎて、駆け足で巡りました。

 
 衛兵交替式

                  
                   フログネル公園

          

                          
                           公園で遊ぶ子供たち


          
           オスロの国立美術館 このお二人は姉妹でツアーに参加

       
        オスロのトラム
              
                      
                       ノルウェイのポスト 欧州は黄色が多いですが、デンマークは赤で日本と同じ               

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北欧紀行 6

2011-11-04 | 海外旅行
 ノルウェイは、フィヨルドで知られていますが、この国の言葉は最後のDは発音しないので、フィヨルだそうです。フロム山岳鉄道で、船からでは見られないフィヨルド内部の景観を楽しみました。ヤイロからベルゲン鉄道に乗り、ミュールダール駅で下車。フロム山岳鉄道に乗り換えます。(写真下) 上の写真は、鉄道終点のフロム駅で下車した後に乗ったフィヨルド観光船の舳先で・・・

 最下段のホテルは、100年程前イギリスの貴族が貿易のためにここを訪れていたらしく、そのために建設されたものです。階段も床も木製。

            
             ベルゲン鉄道

      
       フロム山岳鉄道


天井などは板張りです                  滝の前に駅があり、乗客は降りてホームで撮影

       
       車窓には突然幻想的なシーンが・・・

   
    標高が高くなり雪景色です

                     
                      終点フロム駅近くの鉄道博物館で

              
               船から撮影 この滝は、東山魁夷画伯が描かれています

                     
                     宿泊したホテル

                        

     

 
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北欧紀行 5

2011-11-03 | 海外旅行

 旅の4日目は、ノルウェイのオスロ。コペンハーゲンからDFDSシーウェイズでオスロまで一泊の船旅です。大型客船に乗ったのははじめて。船名は、クラウン・オブ・スカンジナビア号。1940人乗り。車450台収納。全く揺れないので、熟睡できました。片道42ユーロならそれほど高くないと思います。夜行便で往復する旅行者も多いようです。ホテル代が浮くので・・・

 ノーベル平和賞の受賞イベントが行われるオスロ市庁舎も見学予定でしたが、残念ながら工事中のため、立ち入り禁止。受賞メダルのチョコだけupします。これはスウェーデンで買ったもの。

          
          キャビンが迷路のように続きます

                     
                     ラウンジ
 
              
               3世代揃っての船旅のようでした

     
     朝食バイキング 普通のホテルと変わりません

                 
                  シンプルな朝食 

     
      ノーベル平和賞受賞のイベント会場・オスロ市庁舎

                 
                  受賞メダルチョコ

     
  

       

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北欧紀行 4

2011-11-02 | 海外旅行
 デンマークの現地ガイドは、日本人のクミコさん。スウェーデンは、ノリコさんでした。彼女たちはもう長年北欧に住み、懇切丁寧にガイドをしてくれました。日本にはあまり帰っておられないようです。ノルウェイは、村上さんという男性で、日本からの賓客の通訳もされ、本(ノルウェイ・フィヨルドの旅)も出されています。フィンランドも知的な人でミサコさん。

 アンデルセンを称えて、コペンハーゲン市庁舎の近くに銅像があります。旧宅近くの運河をいつも散歩して、作品をイメージしていたそうです。この運河の近くには、デンマーク発祥のオープンサンドイッチを頂ける店がたくさんあります。このサンドイッチの作り方は、50年くらい前に習いましたが、この国が嚆矢とは知りませんでした。

       
       アマリエンボー宮殿  

                          
                           宮殿の衛兵(容姿と体型も選考基準となります)

       
        毎日決まった時間に移動する衛兵

   
   アンデルセンの旧宅近くの運河

                  
                  スウェーデン王が出した難題に女神は息子を牛に変えて土地を獲得したと言う伝説の像

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北欧紀行 3

2011-11-01 | 海外旅行
 ストックホルムから特急列車に乗り、デンマークのコペンハーゲンに向かいました。所要時間は5時間。オアスン海峡の海底トンネルをくぐり対岸の国へ・・・上の写真は、ストクホルム駅構内。下左の写真は駅の外観を撮ったものですが、飛行機雲が偶然入りました。
 指定席で、たまたま隣席が高齢の女性でしたが、英語が通じました。スウェーデン語、デンマーク語、ノルウェイ語はドイツ語に似ているのですが、フィンランド語だけは全く違う言語です。あるデパートでも英語は理解されました。

 最下段は、コペンハーゲンの人魚姫の像。世界3大がっかりの一つだそうです。(残りは、ブリュッセルの小便小僧、シンガポールのマーライオン) 昨年の上海万博では、この人魚姫は中国に持ち出されていて、ここの観光はパスされていました。
 顔のモデルは有名なバレリーナだったのですが、裸体はご法度。なんと体だけは、EHエリックさんのおばさんだそうです。これを創った彫刻家のご親戚ということで・・・アンデルセンを称えて実業家が建立。     


ストックホルム中央駅                        駅の天井部分

                  
                   特急列車

        

                   
                    車窓より

        
         コペンハーゲンの人魚姫

                    
                     人魚姫近くの芝生にいたカササギ

        

        
 
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北欧紀行 2

2011-10-31 | 海外旅行
 最初の訪問国は、スウェーデン。12月10日にノーベル賞の晩餐会などのイベントが行われる、ストックホルム市庁舎を見学しました。百年も前にこのような立派な式場が準備されているとは信じられないほどでした。上の写真は、市庁舎ノーベル賞舞踏会会場の黄金の間。壁面は何千万個の金色のモザイクで飾られ、完成まで2年かかりました。
 下は晩餐会会場のの間。市庁舎とは思われず、ノーベル賞受賞のために作られた空間です。

 ノーベル賞は、化学賞、物理賞、医学生理学賞、文学賞、平和賞の四部門を決めるよう遺言されていました。後に経済学賞が追加されました。文学賞だけは、いつ電話で知らされるか分からないので、過去にいたずら電話と間違えた受賞者があったそうです。他の賞は、電話の日にちが決められているので待機されています。下の写真のノーベル博物館で文学賞が選考されます。

 平和賞だけはノールウェイで受賞式があります。これは当時スウェーデンとノールウェイは同じ国だったからです。後にノールウェイは独立しました。

追記; 10/31 世界人口は70億人に到達。本日生まれた赤ちゃんには、「70億人目の赤ちゃんの一人」という認定証が発行されました。


市庁舎の間


市庁舎議長席                        議会室の天井(バイキングの影響)

     
      市庁舎外観(前方は湖)


ノーベル博物館                         受賞者の椅子(椅子の下にサインがあります)

       
        晩餐会の食器

    
    フェルガタン展望台(ストックホルムを見晴らすポイント)
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北欧紀行 1

2011-10-30 | 海外旅行
 22日より29日まで、関西空港より出発し、北欧四ヶ国の旅をして来ました。日本のように紅葉する木は少なく、黄葉のシーズンで一足早く秋を満喫できました。四ヶ国とも通貨が異なるために、4種類交換しなければなりません。ユーロが使えるのはフィンランドだけ。スウェーデンは、スウェーデンクローネ。デンマークは、デンマーククローネ。ノールウェイは、ノールウェイクローネです。上の写真は、東海道新幹線「ひかり」から新大阪で乗り継いだ関西空港線「はるか」。

 北欧玄関口のフィンランドは最終日の観光で、10時間飛行し、ヘルシンキに到着後すぐ、スウェーデンのストックホルムに向かいました。飛行時間は一時間。10月は夏時間のため時差7時間。

 これらの国の共通点は、国会議員の半数が女性であり、国によっては首相が女性であること。40代の首相もあり、日本では考えられないことです。税金は25%程収めていて、医療費、大学までの教育費が無料。福祉が行き届いています。高額の税がどのように使われているか、国民の関心が高いため投票率は高いそうです。

 緯度が北にあるので、この時期は朝は、8時半ころまで明るくならず、夕方は4時頃暗くなります。曇天の日が多くずっと暗い感じです。朝7時ころ暗闇でも、街灯の下を人は職場に向かいます。
 逆に夏は夜の11路ころまで明るく、国によって白夜のまま。春分と秋分だけ日本と同じです。冬の夜が長く国民は読書にふけり、図書館利用冊数がフィンランドは世界一。でもよいことばかりではなくて、長い冬にウツで自殺というケースも多いようです。北海道より緯度は北ですが、メキシコ湾暖流により、それほど寒くならないようです。昨年の今頃北海道を旅していたのですが、木の種類も黄葉になることもこちらとよく似ています。

 40年前、父がスイスでの国際学会に出るため渡欧し、母も同行しました。欧州に来たついでに北欧にも寄ったようです。両親と同じコースを巡りました。その頃は学者はフリーパスで、検査も受けず入国。博士が日本より極端に少ないので優遇されたようです。(夫も博士ですが、一般と同じく厳しく検査されました)
 
     
      モニターに出た飛行機の計器

                
                 ヘルシンキ空港

          
           100スウェーデンクローネ (植物学者リンネ)

                     
                      20スウェーデンクローネ (ニルスのふしぎな旅の作者) 

     
      100デンマーククローネ (出土品)

                     
                       100ノールウェイクローネ (キルステン・フラグスタートという世界最高のソプラノ歌手) 

     
     デンマークとノールウェイの穴あきコイン (日本の5円、50円を含め、穴あきコインを使用しているのは世界で3ヶ国だけ)      

           

               
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東トルコより

2011-10-05 | 海外旅行
 一昨日、ブログで知り合ったtonaさんから旅のたよりが届きました。旅先は東トルコ。昨年春念願のトルコにようやく行きましたが、彼女はその上をいっておられ、もう二度目。羨ましかったのは、ノアの方舟があるというアララト山を見られたこと。本当にその舟の形が残っている様子が写真で分かりました。彼女とはリンクしています。(365連休の日々) 絵葉書の建物は古い教会(アルメニア教会)。トルコの素晴らしい遺産と書いてあります。両方の目の色が違うヴァン猫もいるようです。絵葉書は、ヴァン・アクダマル島にて・・・

 切手も美しいのでupしました。珍しい魚とピラカンサ。スタンプの日付から見ると、日本に着くまで11日かかっています。とても同じ年齢とは思えないお元気さに、いつも敬服しています。だって帰国してすぐ次の訪問国・韓国に出かけられているのですから・・・それも登山に・・・私は日本の山ですらもう47年も自分の足で登っていません。学生時代にワンゲルに籍を置いていたというのに・・・そのワンゲルの47年ぶりの同窓会が来月あるのにどうしましょう・・・

          
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