旅の最終日は、また1時間余の飛行機でカンボジァからベトナムに戻り、ホーチミン市。旧サイゴンです。歴史ある町でもあり、ハノイより高層ビルも多いです。ハノイは、曇っていてそれほど暑くなかったのですが、カンボジァとホーチミン市は30度を越える炎天下で、外を歩くのもハードでした。
メコン川を船で渡り、タイソン島へ。島はトロピカルフルーツが栽培され、一切れ頂きました。ハチミツも特産。ロイヤルゼリーも信じられない程安いので買い求めました。
ホーチミン市の統一会堂は、支配者の歴史が詰まっています。フランスから米国へ、最後は北ベトナムの勝利によってここに旗が掲げられました。負けた南の大統領はアメリカに亡命。ベトナム戦争を始めたのはケネディ。英雄と讃えられても負の部分があります。この戦争で米国は膨大な経費を使い、国の経済も危なくなりました。
戦争をしかけたのは愚かなアメリカばかりでなく、日本も第二次大戦の時攻撃しているのです。過去には、モンゴルも攻撃しました。
ベトナム語は、本来漢字で表記されていたのですが、フランス統治の時、アルファベットになり、文字によりアクセントも付けるのはフランス式。中にはそのままフランス語のものもあります。「越南」と書かれるのは、中国に支配されていた時のもの。
中国は、ベトナムに国境を侵略しているせいか、現地ガイドはとても嫌っていました。言葉の端々に、「中国人はうるさい」などと言ったりして・・・
日本に対しても、尖閣諸島など問題行為が多い中国です。
日本はカンボジァに多大な援助をしていますが、ベトナムにも子供病院を建設したり、巨大な橋を架けたり、トンネル掘削の援助もしています。
ベトナム戦争の後は暫く、地雷が残るという、どくろマークの地点も見られたようですが、今はありません。

タイソン島のジャングルを小舟でクルー

向こう側真中はジャックフルーツ その右はライチに似た味

船着き場にあった樹齢100年?と思われるネムノキ

マンゴー

パパイヤ ジャックフルーツ

ジャックフルーツチップ

ハス

椰子ジュースを飲んだのは大阪花の万博以来24年ぶり

カンボジァにも咲いていたゴールデンシャワー ホーチミンのホテルで

メコン川の魚 (白く見えるのはウロコ)

統一会堂 フランスから米国そしてベトナムへ

聖マリア教会

教会内部

フランス統治時代建築の中央郵便局

郵便局内部

ムユウジュ(お寺で)

インドにも咲いていたアデニウム(2013.3.20 記)