goo

リーマン予想の字幕をテキスト化しました

未唯へ。ワンセグ放送の字幕情報をテキスト化しました。ほとんど、視力のない私には、疲れる作業です。字幕もワンタッチでテキスト情報として。確保できることを望みます。

数学者とリーマン予想の戦いにしぼりました。

 ルイ・ド・ブランジュ博士 77歳。博士が 挑み続ける相手。それは 人類史上最大の 数学の難問なのです。

 その中でも 最も難しく 最も重要だといわれているのが いまから ちょうど 150年前 ドイツの天才数学者 リーマンが この世に送り出した 「リーマン予想」と呼ばれる難問です。リーマン予想が なぜ そんなに重要なのか。それは 数学の世界の 最も基本的な数「素数」の謎を解き明かす 鍵を 握っているからだ といいます。

 もし リーマン予想が証明されれば この 気まぐれな素数の並びに 何らかの 大切な意味が隠されていることが 明らかになるというのです。それどころか 素数は 大宇宙が従う 自然法則にかかわる 創造主の暗号ではないかと 考える人さえいるんです。

 リーマン予想が証明できれば 我々 人間にとって 一つの時代が替わり 新たな時代が 始まることを意味します。それは 人類の知性の最高到達点となるでしょう。

 オイラーの答えは 驚くべきものでした。なんと 円周率 πの2乗を 6で割ったものに 等しくなったのです。この 無秩序で 決して 美しいとは いえない 素数だけの式が 宇宙で最も美しい形 円を表す 円周率と つながっています。

 リーマン予想が 何より画期的だったこと。それは 「素数の並びに意味があるか?」という それまでの漠然とした問いを 「すべてのゼロ点は 一直線上にあるか??」という 数学の問題に 焼き直したことでした。

 ハーディーの証明は 直線上に 無限に多くのゼロ点が あることを示したものの 直線上以外に ゼロ点がある可能性を つぶしきれて いなかったからでした。頂上に たどりついたと思ったら 実は 違う山に 登っていたようなものでした。

 アメリカプリンストン。ここに リーマン予想の最大の犠牲者の一人が 今も暮らしています。ジョン・ナッシュ博士 81歳。ナッシュ博士の型破りな天才ぶりは アカデミー賞映画にも描かれています。

 そして リーマン予想が世に送り出されてから ちょうど 100年目 予想についての講演会の日を向かえたのです。天才 ナッシュは 史上最大の難問を 打ち砕いたに違いない。ところが 打ち砕かれていたのは 博士の精神の方だったのです。その後 30年以上にわたって 博士を苦しめることになる 統合失調症の前兆でした。

 1972年 ここ プリンストンで起きた ある物理学者と数学者の 偶然の出会いが それまで リーマン予想を敬遠してきた 数学者たちの空気を 一変することになります。

 素数の謎を追い求めていた人は 整数論の世界で研究を進め それとは関係なく 原子核の謎を追っていた人は 物理学の世界で 研究を進めていました。ダイソンとモンゴメリーの出会いは 突如として この2つの世界を 融合させたのです。

 そして 1996年 素数とリーマン予想について 分野を超えて話し合う大会議が 開かれることになったのです。

 数学界最高の頭脳の一人 アラン・コンヌ博士。コンヌ博士の非可換幾何学は ミクロの空間を理解するための 最新分野でした。私たちが暮らす空間は 実は 不連続で いわば 小さなつなぎ目が 存在していると予言する全く新しい幾何学です。

 リーマン予想を追う続ける老数学者 ド・ブランジュ博士から ある知らせが届いたのは 今年8月のことでした。博士は リーマン予想を 証明したという 論文を また 発表するというのです。博士の証明が ついに史上最大の難関を 解き明かしたものなのか どうか。それは まだ 誰にもわかりません。

 「たとえ今回の証明が 間違いであることが分かっても 私は再び 証明に挑むだろう。なぜなら リーマン予想は 人類が 挑み続けなければならない最も重要な難問であるからだ!」と。

私の予感は、ド・ブランジュ博士もコンヌ博士も失敗するだろう。トポロジストでないと、空間認識は不可能です。そして、この社会が「無限次元」であることが証明される。
コメント ( 1 ) | Trackback ( 0 )

超アナログツールとしての「5次元シート」ができました

未唯へ。私の文房具ツール魂が満開です。この社会が「無限次元」だと分かったので、3次元に囚われないことにしました。アナログの紙を用いるけど、2次元ではなく、動作を含めた4次元を狙います。

この世界が無限次元空間であれば、精神はどこでも住むことができます。150桁の3つの素数の軸の間に住んでもいいです。もしかすると、<今>、私が見ている空間そのものが、そんなところかもしれません。何しろ、端の銀河系の端の太陽系なのですから。

デカルト空間は直交イメージを2次元で固定してしまった。3次元まで考えられるけど、4次元以上は具体的でなくなってしまった。直交軸などは慣れてくると、いくらでも見れます。ベクトルで考えると、いくらでも次元は膨らませることはできます。

幾何学は無限次元空間の中に存在できます。サブ空間との関係が大きい。そのために、近傍系が作られました。無限次元である、全体はとらまえることはできません。これは宇宙と同じです。また、原子核と一緒です。それらはイメージで把握すればいいです。現実は近傍系でとらまえればいいのです。

全体が捉えられない以上は出発点を全体ではなく、ある点から持っていくしかなくなります。点だけでは、自己主張できないので、その周りに、生き抜くために作った空間が近傍系です。それが規範となるものと合わせて、近傍系を接続していきます。

そのイメージを元にして、「5次元シート」を作りました。中心となる概念に対して、上方向(Think Globally)、下方向(Act Globally)、左方向(Think Locally)、右方向(Act Locally)の4軸を持つと同時に、裏側に概念の行き着く先という時間軸を持たせます。表現しているのは、5次元の拡がりです。

4軸の表にはシステム(抽象論)を持ち、裏には物語(具体例)を持ちます。紙を折り返さないと、全体が表現できません。デジタルでは難しい表現です。だから、「超アナログ」を前提にしています。

「5次元シート」には、くっつける作業が必要です。そのために、ハンズでペーパーボンドを買ってきました。これは調子いいです。

「5次元シート」で「情報共有」「図書館クラウド」「マーケティング」を表現したら、すんなりとイメージで来ました。今日は5次元シートができて、最高です。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

あらためて、Global meets Localを実感している

未唯へ。昨日の浜松のうなぎ屋さんに、有名人が居ました。私の場合は、有名人だからといって、そのままでは反応しません。見て、話して、感じるかどうかです。

販売店では、ローカルがしっかりしないと、グローバルが支援できない、ということも痛感しました。これは確かです。「情報共有」が大変なのではなく、「変わる」ことが大変なのです。変わるためには、「偶然」を必然と感じられ、それで行動できるかです。

「情報共有」そのものは、「作って、売ること」から「使うこと、聞くこと」に変わらないという危機感を持っていないと難しいかもしれません。政治の世界には、その動きが出て来ている気がしています。

民社党でさえ、モノを通じて、から直接の支援を志向しています。世の中自体をそれに変えていかないと、循環にはなりません。循環しない限り、持続可能性は保証されません。市民の行動が政府の企画につながらないと、循環にはなりません。道路とかダムでお金をばら撒いて、循環させることはできません。一部に滞留します。

なぜ、皆がクラウドが分からないのかというと、モデルを持っていないからです。自分でモデルを持っていて、こうなるはずだと構えているところに、クラウドが現れると、本質が理解されます。どうすればいいかも分かってきます。

システム会社の言い分をそのまま聞いて、その枠に入れ込むから、答えが分からなくなるのです。新しいモデルをもっていないから、そこに閉じ込めようとします。どうしても、違うものになります。クラウドはCRMとはまるで異なります。意味合いはGlobal meets Localです。

図書館クラウドを考える時に、一番重要なの、はグローバルの立場を理解した、システム作りです。Global meets Localの感覚を展開させることです。それさえあれば、先に進めます。ローカルが自ら変えていくことができます。それがないと、支配と抵抗の関係になります。

図書館のシステムを個別に作るのではなく、かといって、皆が同じモノで良いわけではありません。サーバ、アプリ、データベース、ネットワークは一緒に使うが、コンテンツと使う要素は異なります。共同で使うことで、作ることに縛られずに、使うことに専念できます。

Global meets Localという“やわらかさ”をどう表現しようか。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

私は無限次元空間を旅します

未唯へ。浜松への出張です。往復の車内で、録画しておいたNHK番組「リーマン予測」を見ていて、すごいことに気付きました。大学時代に考えていたことが「現実」になったのです。

皆が旅行している時に、私は数学をしていた。皆は高々、3次元空間しか、行くことができないけど、私は「無限次元空間」を旅するんだ、と慰めていました。

「リーマン予測」は、史上最大の難問だそうです。「リーマン予想」の字幕一覧をOCR化しているので、後日、問題そのものの説明をするが、この番組を契機に、自分の中に「無限次元空間」が復活しました。

すべての整数は素数の掛け算で表される。{整数}に対して、素数は元になります。デカルト平面のX軸、Y軸に当たるものです。素数は無限に存在するので、そこから構成される{整数}は無限次元空間になります。

{整数}を空間とすると、無限次元空間での位相幾何学の対象になります。リーマンは、社会全体、宇宙全体が無限次元であることを証明するために、予想を立てた気がします。彼なら、やりそうです。ゼミは「リーマン面」で、1年間、リーマンの考え方にお付き合いしました。自然で、自由な考えをする人でした。

リーマン予想を解決するのは、無限次元空間をイメージできる、トポロジストしか、ありえません。ゼータ関数のゼロ点そのものは、空間のインバリアントを規定しています。証明は天才が出てくるのを待ちましょう。証明されたら、世の中の「常識」が変わります。

無限次元空間における多様体は平易です。社会は無限次元という巨大な空間のサブセットとして、存在してします。これだけ大きければ、どんなものでは入ります。無限次元空間は。どこまで、拡大しても、落ち着かない、恐ろしい空間です。ビックバーンの宇宙のようにどんどん拡大しつづけます。

無限次元では、いかようにも変われます。変化が前提です。軸が無限にあれば、サブ空間の組み合わせは多様です。宇宙の真ん中だけでなく、宇宙の端も、ローカルでは真ん中にできます。サブ空間で空間を作ればいいです。軸さえあれば、空間は作れます。無限次元空間ということは、すべてがオープンです。開放系を保証しています。無限次元空間のサブ空間はすべてのところで、開放ならば、サファイア循環で説明できます。

生きてて、良かった。時空を超えて、思いがつながった。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

図書館クラウド構想

未唯へ。帰りに元町工場のサウナに寄りました。靴を履こうとしたら、左右の靴が違っていました。革靴とスニーカーでした。朝から今まで気付かなかったことに驚きました。

経済産業省のアイデアボックスで、図書館のネットワークを行政刷新に使えないかというアイデアがアップされていました。そこで、全国の図書館システムを行政のクラウドに集約する案を考えました。

市立図書館は教育委員会の下に居るので、使いにくいものになっています。図書館システムも個別に入れています。電算メーカーとTRC(図書センター)が儲かる仕組みです。システム費用の方が、新刊書購入費用よりもかかっています。市民は助かりません。

行政主体で、セールスフォースなどのクラウドと契約して、図書館システムをつくり、図書館を支援したら、様相が変わってきます。TRCのデータベースを接続すれば、NDC(整理番号)と本の対比ができ、新刊書作業が簡単になります

各図書館ごとに、市民の情報を独自コンテンツとして入れれば。専用のOPAC(検索端末)も不要になります。ケータイの活用もできます。ICラベル、自動貸出機、返却機もスムーズに展開できます。


上流として、図書館クラウドとグーグル・スタンフォードを接続します。国を仲介させながら、デジタルライブラリが可能になります。

著作権問題もテッド・ネルソンが構想したザナドゥ空間を設定すれば、一気に解決できます。つまり、著作権のチェーンをつくりだします。

日本の図書館は図書館クラウドからグーグルに検索して、本を取り出せます。必要ならば、デジタルライブラリを本の形にするHPのプリンターを使います。公立図書館に蔵書がなくても、本が読める世界になります。

下流として、図書館クラウドを活用した生涯学習を展開します。本に関するポータルサイトとアイデアサイトにしていきます。その時に、活用できるのが、プロファイルです。自分の興味が何で、何を読んで、どう感じたのかを保有することで、専門性を持つことができます。関連する書籍も表示されます。

図書館のグループ・コミュニティに参画できます。自分の課題を解決し、アイデアを皆で吟味し、市とか国に提案としていきます。アイデア出しのネットワークになります。市の大きさとか図書館のレベルに関係なく、皆が対等に利益を享受できます。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

販売店システムと政治とのデュアル性

未唯へ。岡崎市中央図書館の入館者数が分かりました。休日は3500人で、平日は2500人ぐらいです。休日は豊田市と同程度です。平日が多いのがすごいですね。リブラ全体では6000人なので、半数が図書館を利用しています。

気になるのは、開館時に比べて、減っていることです。豊田市の場合は8年間、ずっと増え続けました。図書館を勉強スペースとして考えている学生も多そうです。8月の平日の入館者数が多いのは、その証です。

来週は、図書館入門講座が開かれるので、かぶりつきで聞いてきます。講座カルキュラムを図書館職員が実施できるとはすごいですね。豊田市図書館に移植させましょう。

経済産業省-セールスフォースのアイデアボックスが昨日で終わりました。私は、販売店システムにアイデアシステムを導入した時の運用とか課題をテーマにしてきました。政策に関与しようとしている人たちとは異なるスタンスできました。彼らは、自分たちのIT技術の持って行き先として、熱心に提案していました。行政は終始、クールでした。

アイデアボックスに参加したことで、販売店システムの悩みと行政の悩みが同一であることが分かりました。循環の仕組みも販売店システムと行政システムもよく似ています。デュアル性を感じることができました。

政治(THINK)と行政(ACT)の関係を、販売店システムに置き換えると、メーカーの営業本部(THINK)とIT推進部署(ACT)の関係です。共に、現時点では、ACT部門が先行しています。THINK部門が動かないから、ACT部門が試行錯誤で、バラバラにやっています。THINKの政治とか営業本部を動かすのは、ローカルのACTである、市民とかお客様からの投票行動だけです。これは、前回の総選挙で証明されている。

政治と営業は同じ構造なので。営業で得てきたものを、政治に当てはめられます。数学アプローチの強さです。デュアル性を持ては、片一方で成立したものは、他方でも成立します。政治をサファイア循環で説明できます。

「未唯への手紙」社会編は市民活動を対象にサファイア循環を説明してきたが、今後は政治も取り込みます。市民活動のループ(市長⇒市役所⇒NPO⇒市民⇒・・・)に、政治のループ(政治⇒行政⇒市役所⇒市民⇒・・)を付け加えます。詳細のサファイア構造は未唯への手紙で展開します。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

アイデアボックスにアイデアをそのまま投稿した

未唯へ。2週間続いた経済産業省にアイデアボックスが終了しました。なかなか、面白い体験でした。プロファイルから、投稿した内容、コメントした内容を掲載します。

以下は主な投稿の中身です。そのまま、聞いては分からないだろうと思いながら、ローカル・グローバルという言葉を使ってしまった。私のバックボーンが分からないと、何を言っているか分からないでしょう。

1.投票行為というのは難しいですね

 販売店のスタッフが、意見を述べたり、アイデアを出すのは難しい。賛成・反対の投票行為で意思表示できるシステムを考えている。

 今回のサイトで、投票行為というのが、なかなか難しいことがわかりました。コメントするよりも難しい。投稿内容そのものが、賛成・反対が言いにくい設定になっているので、100%賛成・反対を言えません。選挙の時は、名前とか政党でシンボライズされているが、実際のケースでは整理されていません。

 投票レベルに落すためには、訓練が必要です。今回の実験実証を販売店での「投票システムに生かしていきます。Twitterのように、ショートメッセージにする必要があるかもしれません。

2.アイデアが生まれる過程をシステム(物語)にしてほしい

 アイデアはローカルから生まれるものであり、ディスカッションでの精査が必要となります。一つのアイデアには、積み重ねがあり、多くの偶然が重なって、それに気付くものです。
 今回の実験実証を、行政での意見吸い上げだけにせずに、アイデアを出すためのシステム(物語)を作るための要件出しにしていただきたい。
 日本の企業は、従来の「作る」「売る」技術に「使う」「聞く」技術を取り入れて、企画力でアジアと勝負するしかない。その先導を経済産業省が担うのであれば、お客様の声を「聞く」ための、さまざまなプロセスを実験実証して、「かんばん方式」のように、わかりやすい形をしめしていただきたい。
 その際に、ディスカッションできるポータルサイトと考えを支援するナレッジ・データベースは必須です。

3.アイデア立国のために、国(グローバル)にしてほしいこと

 行政にしてほしいことは、市・県にアイデアツールをクラウドとして渡して、市民からのアイデア出しすることを支援することです
 このサイトも、今日が終わりですね。セールスフォースの営業さんに教えてもらって、11月から見てきてました。
 「事業仕分け」の動きではないけど、「アイデア」を活かすことが、<今>の日本にとっては重要であり、その動きがでてきたことはうれしいことです。より多くの人のアイデアを活かすのが、大変かなこともわかってきました。
 このサイトは、「国と国民」との関係で捉えている。あまりにも、グローバルすぎます。必要なのは「市民と市」でのアイデア抽出であり、「市・県と国」でのアイデアの絞り込みの道筋をつけることことです。
 今回のサイトを拡大して、市・県が市民からのアイデア出しを容易に行えるようにできたらと思います。
 図書館の例にして、関係を説明します、維持費で高いのは、人件費とシステム費用です。新刊書購入費用よりも掛かっています。図書館システムを今回のように、国で骨格を作り、クラウドで提供すれば、市は自分たちの市民情報を入れ込むことで、活用できます。特殊仕様のOPACは必要なくなります。
 Global meets Localのやり方で、グローバルで仕掛けたもので、ローカルでのアイデアが形になっていきます。
 私は、メーカー(グローバル)と販売店(ローカル)との関係で、同様のアナロジーで進めようと思っています。

反応はほとんど、なかったけど、行政において、どのようにしたら、市民のアイデアが生かせるかが分かりました。あとは、「未唯への手紙」でまとめていきます。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

アイデアを出せる環境には時間が必要

未唯へ。7ヶ月ぶりに熊本に日帰り出張です。中部国際空港も久しぶりです。修学旅行生を除いては閑散としていました。9時過ぎにはお客さんはほとんどいません。熊本空港は、雨のために、東京便が2便欠航。名古屋便は、天気不良で40分、地上待機して、どうにか飛び立ちました。

午後から、熊本の販売店5社のシステム担当者に集まってもらって、「情報共有」のヒアリングをさせてもらいます。9月のアンケート結果で、ライブラリを一番、使っている県が熊本県でした。ヒアリングは1時間半の予定であったが、結局、2時間半に及びました。

各社の活動状況をヒアリングした後に、社長さんの立場で、「情報共有」を訴えるとしたら、どういうかを述べてもらいました。ペーパ-レス、コスト削減と言うかと思っていたら、「全員参画でのアイデアで、活性化を図る」という、「情報共有」の本質的な言葉を聞いたときには、涙がでてきた。このメーカーの現場はすごい!

アイデアボックスに投稿し、コメントし、賛成・反対を表明しながら、アイデアの意味を考えていた。急に、行政から「アイデアを出せ!」と言われても、簡単に出るものではありません。そこで、アイデアを出せる環境について考えてみました。思いついた順に述べます。

 ①自分の情報を整理できる環境 ⇒ 思いと行動の結果を整理するために、インスピレーションのようなアウトライン・プロセッサーを普及

 ②思いを冷静に分析して、言葉にする ⇒ 理科系の思考法を訓練

 ③さまざまな角度から、思考する ⇒ ナレッジ・データベースと連携して、類似アイデアの表示

 ④アイデアを共有できる、グループでの活動 ⇒ 共有の“場”としてのポータルサイトを活用

 ⑤安心して、参画できる環境 ⇒ 誰にも侵害されない個人認証を確立

 ⑥ディスカッションをまとめる ⇒ ファシリテーターがアイデアを系統図として提供

 ⑦アイデアを出す原動力 ⇒ 将来への危機意識を明確化

 ⑧課題に対して、アイデアを出す精神的支柱 ⇒ 数学での空間認識と過去の警官からの歴史観

 ⑨社会を変えるという勇気 ⇒ サファイア循環の意識

今のところ、私の個人解だけど、これを一般解まで昇華させて、販売店アイデアシステムに取り組むシナリオにしていく。道はまだまだ遠いですね。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

アイデアの「プロフィル」を進化させましょう

未唯へ。朝、食べないと腹が減りますね。ゼロではきついので、2個50円のチーズにしました。「糖質含有量」のエクセル表で確認したところ、かなり高い数字でした。適切のものを探し出さないといけませんね。本当に何がいいのでしょうか。

テレビの刑事ドラマで、「プロファイル」という言葉を聞いたことがあるでしょう。さまざまな情報から犯人の性格とか生活を浮き上がらせるものです。割と知的な仕事とされています。

経済産業省のアイデアボックスでは、投稿者などの「プロファイル」が出てきます。これがなかなかの優れものです。投稿内容、コメント内容、投票での賛成・反対が一括して出てくるので、その人の概要がつかめます。今までのサイトでは、経験できなかった感覚です。

その感想を早速、投稿してみました。題名は「プロフィルをどう進化させるか」です。ウェブ上で、そのまま打ち込んでいたので、論理がかなりいい加減になっています。投稿は、思い切りだと思って打ち込みました。

 投稿、コメント、賛否した内容をみられる「プロファイル」を楽しんでいます。自分の一貫性、相手の性格と立場を推定できます。

 図書館法では、借りられた本の履歴を表示することを禁止しています。読んでいる本のタイトルから、その人の行動がわかってしまうからです。「離婚訴訟の本」「タヒチ旅行の本」だけでも、シーンが想定できます。

 アマゾンはプロファイルを本の販促に使っています。販売店では、スタッフがカードに記入する形で、お客様のプロフィルをため込みます。

 プロフィルを皆に開放したのは、大きな実験だと思います。プロファイルをナレッジ化することで、意見の集約・結論につながる可能性が出てきました。

 行政対個人の関係ではなく、個人毎・テーマ毎にグループをつくり、そこでのディスカッションの結果を行政にぶつけることもできます。

 数学でいうと、集合の中の要素ではなく、プロフィルという関数(共通項)で、近傍系(グループ)」を作り、行政という空間を対応させるやりかたです。

 プロフィル公開は大きな実験です。否定的な側面ではなく、コミュニティ・ルールにしていただきたい。

このプロフィル機能で、販売店のスタッフがプライドを持って、投稿できるように、販売店システムのアイデアシステムで、進化させましょう。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

アイデアボックスの「アイデアの分類」

未唯へ。あなたを数学者にしたかった理由がわかってきました。

サファイア循環を社会に適用したカタチは「多様体」になります。今までのデカルト空間から「多様体」へ変化させることで、社会そのものが自然に変わり、持続可能性を持ちます。

私の中には、「なぜ、数学の教育で多様体を教えないのか」という疑問が以前からあります。社会認識の有効な手段である「多様体」の考え方を、高校生の段階で、認識できれば、いろいろなものに応用できます。

インターネットの基本は、ローカルのLANをグローバルなWANを位相構造でつなぐことです。それ故に、柔軟でありながら、強力なネットワークが可能になります。

ユークリッドとか、デカルト空間の認識だけで済む時代ではなくなっています。社会構造に対する常識を変えないといけない。社会は、デカルト空間のような一律な空間は存在せずに、ほとんどは多様体で説明できます。

未唯には、この感覚を味わって、理論化を進めてもらいたかった。

経済産業省のアイデアボックスの分析が、「アイデアの分類」として、アップされました。そのうちから、関心がある事柄を抜き出しました。

 電子政府全体

  全世界に広げられるような電子政府の仕組み
  民間のサービスを使えないか
  電子政府よりインターネットの無料化が先ではないか

 政策活用への展開

  アイディアボックスで集まった意見をリアルな政策に反映
  政策形成過程におけるこのサイトの役割は
  公的世論調査基盤の整備
  アイデアボックスの継続(国会開催時の実施など)

 情報の的確な伝達

  国民向けポータルサイト
  パブリックドメイン型のポータル
  企業向けポータルサイト

 技術(Web2.0等)の活用

  情報発信にTwitterを活用してみては
  政府の取り組みをYouTube等の動画で配信してはどうか
  国民の真意をネットで問う(ニーズ収集と対話)
  政府主導のパブリッククラウド構築とコミュニティ

 日本国の統合情報インフラを構築してほしい

これを見る限りでは、IT関係者が主であることがわかります。彼らは、日本の将来について、ITの活用が必要であることを訴えています。行政と市民との関係つくりを始めましょう。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 前ページ 次ページ »