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アイデアボックスにアイデアをそのまま投稿した

未唯へ。2週間続いた経済産業省にアイデアボックスが終了しました。なかなか、面白い体験でした。プロファイルから、投稿した内容、コメントした内容を掲載します。

以下は主な投稿の中身です。そのまま、聞いては分からないだろうと思いながら、ローカル・グローバルという言葉を使ってしまった。私のバックボーンが分からないと、何を言っているか分からないでしょう。

1.投票行為というのは難しいですね

 販売店のスタッフが、意見を述べたり、アイデアを出すのは難しい。賛成・反対の投票行為で意思表示できるシステムを考えている。

 今回のサイトで、投票行為というのが、なかなか難しいことがわかりました。コメントするよりも難しい。投稿内容そのものが、賛成・反対が言いにくい設定になっているので、100%賛成・反対を言えません。選挙の時は、名前とか政党でシンボライズされているが、実際のケースでは整理されていません。

 投票レベルに落すためには、訓練が必要です。今回の実験実証を販売店での「投票システムに生かしていきます。Twitterのように、ショートメッセージにする必要があるかもしれません。

2.アイデアが生まれる過程をシステム(物語)にしてほしい

 アイデアはローカルから生まれるものであり、ディスカッションでの精査が必要となります。一つのアイデアには、積み重ねがあり、多くの偶然が重なって、それに気付くものです。
 今回の実験実証を、行政での意見吸い上げだけにせずに、アイデアを出すためのシステム(物語)を作るための要件出しにしていただきたい。
 日本の企業は、従来の「作る」「売る」技術に「使う」「聞く」技術を取り入れて、企画力でアジアと勝負するしかない。その先導を経済産業省が担うのであれば、お客様の声を「聞く」ための、さまざまなプロセスを実験実証して、「かんばん方式」のように、わかりやすい形をしめしていただきたい。
 その際に、ディスカッションできるポータルサイトと考えを支援するナレッジ・データベースは必須です。

3.アイデア立国のために、国(グローバル)にしてほしいこと

 行政にしてほしいことは、市・県にアイデアツールをクラウドとして渡して、市民からのアイデア出しすることを支援することです
 このサイトも、今日が終わりですね。セールスフォースの営業さんに教えてもらって、11月から見てきてました。
 「事業仕分け」の動きではないけど、「アイデア」を活かすことが、<今>の日本にとっては重要であり、その動きがでてきたことはうれしいことです。より多くの人のアイデアを活かすのが、大変かなこともわかってきました。
 このサイトは、「国と国民」との関係で捉えている。あまりにも、グローバルすぎます。必要なのは「市民と市」でのアイデア抽出であり、「市・県と国」でのアイデアの絞り込みの道筋をつけることことです。
 今回のサイトを拡大して、市・県が市民からのアイデア出しを容易に行えるようにできたらと思います。
 図書館の例にして、関係を説明します、維持費で高いのは、人件費とシステム費用です。新刊書購入費用よりも掛かっています。図書館システムを今回のように、国で骨格を作り、クラウドで提供すれば、市は自分たちの市民情報を入れ込むことで、活用できます。特殊仕様のOPACは必要なくなります。
 Global meets Localのやり方で、グローバルで仕掛けたもので、ローカルでのアイデアが形になっていきます。
 私は、メーカー(グローバル)と販売店(ローカル)との関係で、同様のアナロジーで進めようと思っています。

反応はほとんど、なかったけど、行政において、どのようにしたら、市民のアイデアが生かせるかが分かりました。あとは、「未唯への手紙」でまとめていきます。
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