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図書館クラウド構想

未唯へ。帰りに元町工場のサウナに寄りました。靴を履こうとしたら、左右の靴が違っていました。革靴とスニーカーでした。朝から今まで気付かなかったことに驚きました。

経済産業省のアイデアボックスで、図書館のネットワークを行政刷新に使えないかというアイデアがアップされていました。そこで、全国の図書館システムを行政のクラウドに集約する案を考えました。

市立図書館は教育委員会の下に居るので、使いにくいものになっています。図書館システムも個別に入れています。電算メーカーとTRC(図書センター)が儲かる仕組みです。システム費用の方が、新刊書購入費用よりもかかっています。市民は助かりません。

行政主体で、セールスフォースなどのクラウドと契約して、図書館システムをつくり、図書館を支援したら、様相が変わってきます。TRCのデータベースを接続すれば、NDC(整理番号)と本の対比ができ、新刊書作業が簡単になります

各図書館ごとに、市民の情報を独自コンテンツとして入れれば。専用のOPAC(検索端末)も不要になります。ケータイの活用もできます。ICラベル、自動貸出機、返却機もスムーズに展開できます。


上流として、図書館クラウドとグーグル・スタンフォードを接続します。国を仲介させながら、デジタルライブラリが可能になります。

著作権問題もテッド・ネルソンが構想したザナドゥ空間を設定すれば、一気に解決できます。つまり、著作権のチェーンをつくりだします。

日本の図書館は図書館クラウドからグーグルに検索して、本を取り出せます。必要ならば、デジタルライブラリを本の形にするHPのプリンターを使います。公立図書館に蔵書がなくても、本が読める世界になります。

下流として、図書館クラウドを活用した生涯学習を展開します。本に関するポータルサイトとアイデアサイトにしていきます。その時に、活用できるのが、プロファイルです。自分の興味が何で、何を読んで、どう感じたのかを保有することで、専門性を持つことができます。関連する書籍も表示されます。

図書館のグループ・コミュニティに参画できます。自分の課題を解決し、アイデアを皆で吟味し、市とか国に提案としていきます。アイデア出しのネットワークになります。市の大きさとか図書館のレベルに関係なく、皆が対等に利益を享受できます。
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