未唯への手紙

未唯への手紙

地域活性化を支える3つの機能と3つの力

2009年11月10日 | 3.社会
未唯へ。会社に置き傘がなくて、傘を買ってしまいました。会社の売店で525円です。奥さんに「無駄使い」と怒られました。

札幌の販売店統括会社の社長からネットに関して、電話がありました。ネットワーク1/3、基幹系の悪さ2/3の話題で、都合1時間15分話していた。途中からトイレに行きたくて、電話を終わらせようとするが、話はどんどん広がっていきます。最後は、お願いして、電話を切ってもらいました。

ネットも完成後、3年経ちます。ネットワーク会社のパートナーの見直しを含めて、時代にあったものにすることにしました。料金半額をターゲットにします。ただし、この3年間、ネットワーク回線の変革は起こっていません。NGN(次世代ネット)という言葉はあるけど、行政もネットワーク会社も市場ニーズも当てにしていません。クラウドなどのコンテンツに関心が移っています。だからこそ、改革を行います。

12月には、エコットフォーラムがあります。2年前には枝廣淳子を招きました。地域活性化の核にするつもりでした。

『地域メディアが地域を変える』361.7カワのなかに、地域活性化の支える3つの機能と3つの力の説明がありました。かなり、理論的です。

地域活動をささえる「人」について、「地域は自らを活性化させるために、そうした『人』が現れる幸運を待たなくてはならないのだろうか。それとも、そうした『人』を産みだす地域の特性のようなものがあるのだろうか」という問題提起がありました。

豊田市の市民活動でも、「人」がいないことに悩んだ。その時の結論は、豊田市は豊か過ぎるから動かない、というものでした。それで豊田市環境政策課は名古屋のNPOと契約をした。

本では、地域活性化を情報技術から支援する地域情報アーキテクチャという発想で、「信頼を与える力、誘引する力、(共通のことばと目的を基礎に)翻訳する力」という三つの機能から説明し、地域活性化につなげる「発火」を行う「人」を地域職人と名づけた。発火を果たすために編集力、ヴァルネラビリティ(誘引力)、周辺と中心の間で位置をずらす力の三つを必要としている。

これらの機能と力が、サファイア循環のファシリテーション、インタープリテーション、エンパワーメントと微妙にかぶります。地域活性化をサファイアで説明できるようにしましょう。