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アイデアを出せる環境には時間が必要

未唯へ。7ヶ月ぶりに熊本に日帰り出張です。中部国際空港も久しぶりです。修学旅行生を除いては閑散としていました。9時過ぎにはお客さんはほとんどいません。熊本空港は、雨のために、東京便が2便欠航。名古屋便は、天気不良で40分、地上待機して、どうにか飛び立ちました。

午後から、熊本の販売店5社のシステム担当者に集まってもらって、「情報共有」のヒアリングをさせてもらいます。9月のアンケート結果で、ライブラリを一番、使っている県が熊本県でした。ヒアリングは1時間半の予定であったが、結局、2時間半に及びました。

各社の活動状況をヒアリングした後に、社長さんの立場で、「情報共有」を訴えるとしたら、どういうかを述べてもらいました。ペーパ-レス、コスト削減と言うかと思っていたら、「全員参画でのアイデアで、活性化を図る」という、「情報共有」の本質的な言葉を聞いたときには、涙がでてきた。このメーカーの現場はすごい!

アイデアボックスに投稿し、コメントし、賛成・反対を表明しながら、アイデアの意味を考えていた。急に、行政から「アイデアを出せ!」と言われても、簡単に出るものではありません。そこで、アイデアを出せる環境について考えてみました。思いついた順に述べます。

 ①自分の情報を整理できる環境 ⇒ 思いと行動の結果を整理するために、インスピレーションのようなアウトライン・プロセッサーを普及

 ②思いを冷静に分析して、言葉にする ⇒ 理科系の思考法を訓練

 ③さまざまな角度から、思考する ⇒ ナレッジ・データベースと連携して、類似アイデアの表示

 ④アイデアを共有できる、グループでの活動 ⇒ 共有の“場”としてのポータルサイトを活用

 ⑤安心して、参画できる環境 ⇒ 誰にも侵害されない個人認証を確立

 ⑥ディスカッションをまとめる ⇒ ファシリテーターがアイデアを系統図として提供

 ⑦アイデアを出す原動力 ⇒ 将来への危機意識を明確化

 ⑧課題に対して、アイデアを出す精神的支柱 ⇒ 数学での空間認識と過去の警官からの歴史観

 ⑨社会を変えるという勇気 ⇒ サファイア循環の意識

今のところ、私の個人解だけど、これを一般解まで昇華させて、販売店アイデアシステムに取り組むシナリオにしていく。道はまだまだ遠いですね。
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