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平等の意識

平等の意識

 平等は集合からできている。それぞれエレメントに対しての平等の意識。集合で考えるので、平等・不平等が生まれる。

 点から考えたら、平等自体は存在しない それぞれが別の目的を持つ。つまり、国から考えるから平等と自由はトレードオフになる。市民から考えれば、トレードオンになる。自由のために国が作られたのに、国を守るという概念は本末転倒です。これは家族についても言える 存在することと仕組みとは関係ない。

 個人の感情はどこからできてるのか。あまりにも集団に適応しすぎているので、元々の存在の力が封印されてる

ムスリムの伝播力

 ムスリムの伝播力はすごいものです。ムスリムの年表とキリスト教の年表、そして仏教の年表を比べると差は歴然です。 それはなぜ起こったのか。伝播する主税は、中間の存在の差なんでしょう。キリスト教はローマ帝国を必要としたし、ローマ帝国はキリスト教を必要とした。宗教の力でどうにか残った。

 ムスリムはコミュニティ(ウンマ)によって伝播していった。ウンマを成り立たせるために、帝国を作り出した。ムスリムは横のつながりの帝国でキリスト教のローマ帝国は縦のつながり。

クルアーン学校と漢字教室

 「クルアーン学校」は小学校とは別にあるんだ。塾みたいなもの。クルアーンはアラビア語しかないから、みんなそこで習う。これは日本語の漢字みたいなもんです。これが一種の文化障壁になる。

無印でフリース毛布

 部屋が寒い? 無印でフリース毛布が30%引きになっていた。これは買いですね。豊田の無印は無料wi-fiが使えるから、ここします。使うのはトイレの中ですけど。

 毛布を買ってしまった これでこの冬は乗り切れでしょう。2011年から暖房機なしでやってきてます。ストーブを廃止しています。あのまま部屋から出火したら、奥に居た未唯は逃げ道をなくしたでしょう。それは3.11直前の出来事です。

 買ってきた無印の毛布は被るのにちょうどいい。ヨーダになった気分。

孤独では人は死なない

 他者から見ると こんだけ孤独なのによく死なないなーと 言うところでしょう。私は私の世界、内なる世界に生きてるから大丈夫です

 やはり、人間を超えないといけない。存在の力で 人間の感情を超えないといけない。何に囚われてるのか。
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OCR化した9冊

『マンキュー マクロ経済学』

 労働市場の経験:アメリカ

  失業継続期間

  人口構成別の失業率

  労働市場における参入と退出の移行過程

 労働市場の経験:ヨーロッパ

  ヨーロッパにおける失業の増大

  ヨーロッパ内部での失業の相違

  ヨーロッパにおける余暇の増大

『食いつめものブルース』

 ウエートレスの供給地

  大勢いるのに見えない人々

  安徽省への罵詈雑言

  若者たちの寂しい達観

  ユニクロの花嫁衣装

  中国農民にとってのユニクロ

  十五歳で社会に出た新郎

  「ユニクロになら絶対にある」

  臨月の妻を優しく包んだ真紅のダウン

 農民工たちはどこへ行くのか

  セットアップスーツに鶴嘴

  存在する圧倒的な格差

  両親が餓死、の衝撃

  同じ世代、異なる背景

  春節の夜の日本風チャーハン

  寛容な心の限界

  夢から覚め奔流になる農民工

『戦争調査会』

 戦争回避の可能性を求めて

  財政経済からみた戦争--第三部会

  「日本経済再建の基本問題」

  後進資本主義国・日本

  領土拡張は必要だったのか--渡辺銕蔵の反論

  戦時下農業の機械化と協同化

  馬場・幣原の再びの論戦--第四部会

  軍部の政治介入

  国家主義の台頭

  二つの日米開戦の回避可能性

『不死身の特攻』

 国民の熱狂

 売れるから書く

『ビジネス名著大全』

 『トレードオフ』 上質をとるか、手軽をどるか

 『スターバックス再生物語 つながりを育む経営

 『How Google Works』 私たちの働き方とマネジメント

 先進国で台頭する「クリエイティブ・クラス」の本質に迫る

 『アンバサダー・マーケティング』 熱きファンを戦力に変える新戦略

 「究極の質問」とは何か?

 『シェア』 〈共有〉からビジネスを生みだす新戦略

 遅かれ早かれ、全ての会社が、フリーと競争するゐ法を探さざるを得なくなる

『子どもたちの生きるアフリカ』

 クルアーンを詠唱する子どもたち マリの古都ジェンネで

  クルアーン学校の子どもたち

  ジェンネっ子の一生に寄り添って

  学校制度とクルアーン学校

  子どもたちの日常

『文藝春秋オピニオン2018年の論点』

 米中覇権争い「第二次太平洋戦争」を回避するには

 「イスラーム国」後の中東で表面化する競合と対立

 中国にとってのワーストシナリオは「半島統一」だ

 戦前の日米関係と酷似 米中衝突はあるのか

 王室の若手躍進で「改革開放」に向かうサウジ、UAE

 ラストフロンティア アフリカ大陸の成長国はどこか

 ディーゼル問題に揺れる「物づくり大国」ドイツ最大の危機

 年間150日休むドイツ人の働き方

 在職中から取り組める「定年後」のための働き方改革

 桁違いの巨大データ競争 鍵を握るのは超高速データベース技術だ

 何か来るか? スマートフォンの「次の時代」

 原発事故の裏で深刻化 太陽光発電の乱開発問題

『電子図書館・電子書籍貸出サービス調査報告書 2017』

 米国の電子図書館サービス利用報告

  はじめに

  シアトル公共図書館の概要

  電子書籍を探す・借りる・読む

  デザイン性と機能性に優れた新アプリLibby

  選べる電子図書館の選択肢

  使ってわかった日米の違い

  日米の共通点

  終わりに~電子図書館とデジタル・トランスフオーメーション

『縄文の思想』

 平等と暴力

  神のまえの平等

  共産主義者の村

  排除される野心

  自由と自治

  海賊と傭兵

  「余りにも古い精神の遺存」
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ギリシャ、アレキサンドロス関連の年表

『世界史年表』より

前471 (ローマ)この頃、護民官・平民会が確立。

前469 この頃、アテナイのキモン率いるグロス同盟艦隊、ペルシア軍に勝利。

前464 この頃、スパルタで地震、ヘイロータイの反乱(~前458)。

前462 (アテナイ)エフィアルテスの改革。

前454 (アテナイ)デロス同盟金庫を自国に移管、同盟の帝国化を推進。

前451 アテナイ・スパルタ間に5年間の休戦条約。(アテナイ)ペリクレスの市民権法が成立.

前450 (ローマ)この頃、12表法の制定・公示。この頃、クレタ島のゴルテュン法典成立。

前449 アテナイ.ペルシア間のカリアスの和約でペルシア戦争終結。

前448 第2次神聖戦争。フォキスが占拠したデルフォイをスパルタが奪回。

前447 (アテナイ)パルテノン神殿の建設開始(~前432)。

前446 アテナイ・スパルタ間に30年の和約。

前445 (ローマ)カヌレイウス法が貴族平民問の通婚を認める。

前444 (アテナイ)この頃、南イタリアのトゥタオイに植民。

前443 (アテナイ)メレシアスの子トゥキュディデスの陶片追放。ペリクレスの政治的指導権が確立。

前431 3 ぺロポネソス戦争(~前404)。

前430 6(アテナイ)疫病が大流行、多数の死者。

前429 (アテナイ)ペリクレス、疫病のため没。

前424 10 スパルタの将軍プラシダス、アテナイからアンフィポリスを奪う。

前422 10 アンフィポリスの戦い。

前421 3アテナイ・スパルタ間にニキアスの和約。

前420 歴史家ヘロド}ス没(前484頃~)。

前416 アテナイ、メロス島に侵攻、男子市民を処刑、婦女子を奴隷とする。

前415 6アテナイ、シチリア島に艦隊を派遣(第2次シチリア遠征)。

前413 アテナイ・スパルタ間に戦争が再開。シチリアのアテナイ遠征軍壊滅。アテナイの同盟諸市、次々と離反。

前412 スパルタ、ペルシアからの支援を得る。

前411 5(アテナイ)寡頭派革命起こる. 400人評議会、つづいて5000人会が政権を握る(~前410)。

前409 カルタゴ軍、シチリア島に侵攻、ヒメラを占拠。

前406 8アルギヌサイの海戦。アテナイ軍はスパルタ艦隊に勝利。この年、カルタゴ、再びシチリア島に侵攻。(アテナイ)悲劇詩人ソフォクレス没(前496頃~)。この頃、エウリビデスも没(前485頃~)。

前405 8アイゴスポタモイの海戦でアテナイ艦隊、スパルタ軍に敗北。

前404 4アテナイの無条件降伏でペロポネソス戦争終結。スパルタ軍の後援で、「30人僣主」が実権を握る。

前403 (アテナイ)民主政復活。内乱を制し大赦を公布。シラクサのディオニュシオス1世、シチリア諸市を従属させ、全島支配開始。

前400 (アテナイ)この頃、歴史家トゥキュディデス没(前460頃~)。

前399 (アテナイ)ソクラテス(前469~)、不敬罪と青少年堕落の罪で告発され、処刑。

前398 第1次カルタゴ戦争始まる(~前396)。

前395 コリントス戦争(~前386)。

前393 カルタゴ軍の侵攻で第2次カルタゴ戦争。(アテナイ)弁論家イソクラテス(前436~前338)、修辞学校を創設。

前390 (ローマ)ガリア人、ローマ市を略奪。

前387 大王(アンタルキダス)の和約。ペルシアの介入でコリントス戦争終結。(アテナイ)この頃、プラトン、「アカデメイア」学園を創設。

前385 (アテナイ)この頃、喜劇詩人アリストファネス没(前445頃~)。

前383 第3次カルタゴ戦争(~前378頃)。

前378 第2回アテナイ海上同盟結成。

前375 この頃、医師ヒポククテス没(前460頃)。

前374 フェライのイアソン、テッサリアK支配権を確立。

前371 ペルシアの主導でギリシア諸市「共同平和JK合意。レウクトラの戦い。スノリレタ軍を破りギリシア世界の覇権を握る。

前370 エパミノンダス、ペロポネソス半島K侵攻.

前367 (ローマ)リキニウス・セクスティウス法成立。以後プレブス(平民)上層の政治への進出が進む。

前364 7-13 フェライのアレクサンドロス、キュノスケファフイの戦いでテーバイに敗北。

前362 マンティネイアの戦い。テーバイ軍とスパルタ・アテナイ連合軍激突、連合軍が敗北したが、テーバイのエパミノンダスも戦死。

前359 (マケドニア)この年夏、フィリポス2世即位.

前357 (マケドニア)この年春、フィリポス2世、アンフィポリスを占領、パンガイオン金山を獲得。この年、アテナイ,同盟諸市と戦争(~前355)。

前356 第3次神聖戦争(~前346)。フォーキスがデルフォイを占拠、フィジポス2世が介入。

前355 (アテナイ)エウブロスが政治的指導権を握り、財政改善策を推進(~前342)。

前354 この頃、ソクラテスの弟子で著作家のクセノフォン没(前428頃~)。

前347 (アテナイ)哲学者プフトン没(前429頃~)。

前346 アテナイ・マケドニア間にフィロクラテスの和約。

前343 (ローマ)第1次サムニテス戦争(~前341)。

前340 ローマとラテン同盟諸市の間で開戦(~前338)。

前339 (マケドニア)フィリポス2世、フォーキスのエラタイアを占拠。アテナイはテーバイと同盟を結ぶ。

前338 8-2 カイロネイアの戦い。マケドニア軍、アテナイ・テーバイ連合軍を破る。(ローマ)この年、ラテン同盟との戦争に勝利。ラテン諸市はムニキピウム(自治市)となる。

前337 フィリポス2世、ギリシア世界の盟主としてペルシア遠征宣言。

前336 (マケドニア)この年夏、フィリポス2世殺害され、アレクサンドロス3世(大王)が王位を継ぐ(~前323)。

前335 この年秋、ギリシア諸都市が蜂起、アレクサンドロスが鎮圧。

前334 5 アレクサンドロス、東方遠征に出発。

前330 7 この頃より数年にわたってギリシア本土を大飢饉が襲う。

前326 (ローマ)第2次サムニテス戦争(~前304)。ポエティリウス法が債務による市民の身体拘束を禁止。

前323 10 ラミア戦争(~前322)、ギリシア諸市が反マケドニア蜂起。

前322 (アテナイ)弁論家デモステネス、民会で死刑の判決を下され自殺。哲学者アリストテレス没(前384~)。

前300 (ローマ)オグルニウス法により上級祭司職・鳥占官がプレプス(平民)に開放される。

前298 (ローマ)第3次サムニテス戦争(~前290)。

前294 (マケドニア)アンティゴノス1世の子デメロオス1世(ポリオルケテス)、王位に就き、ギリシア支配を強化。

前291 (アテナイ)新喜劇の代表的詩人メナンドロス没(前342~)。

前290 ローマ・サムニテス間に講和成立。サムニテスはローマの同盟国とされ、ローマの中部イタリア制覇なる。

前288 リュシマコスとエピロスのピュロス1世がマケドニアに侵攻。

前287 (ローマ)ホルテンシウス法で平民会決議が国法の効力をもつ。

前284 (マケドニア)アンティゴノス2世(ゴナタス)即位(~前239)。

前280 この頃、アカイア同盟結成。

前279 アイトリア同盟、中央ギリシアに勢力を確立。

前277 アンティゴノス2世、トラキアでガラティア人を撃退。

前334 アレクサンドロス、クフニコス河畔の戦いにペルシア軍を破る。

前333 イッソスの戦い。アレクサンドロス、ペルシア王ダレイオス3世に勝利。

前331 ナイル河畔にアレクサンドリア市が建設される。ガウガメラの戦い。アレクサンドロス、ダレイオス3世を敗走させる。

前330 ペルセポリスの破壊(対ペルシア報復戦争終了)。ダレイオス3世、臣下に殺害され、アケメネス朝ペルシア滅亡。

前328 アレクサンドロス跪拝礼導入失敗。

前323 6 アレクサンドロス没(前356~)。

前322 アレクサンドロスの遺領をめぐり、後継者(ディアドコイ)戦争開始(~前280)。

前301 イプソスの戦い。アンティゴノス1世戦死。以後、後継者割拠。

前300 この頃、エウクレイデスの『幾何学原論』。

前298 この頃、ミトリダテス1世(在位~前266)、黒海南岸にポントス王国を建設。

前290 (エジプトにの頃、アレクサンドリアに研究所「ムーセイオン」成立。

前283 (エジプト)ブトレマイオス2世(フィラデルポス)即位(~前246)。

前281 この年秋,クルベディオンの戦い。卜シマコス、セレウコス1世に敗れる。

前272 タレントゥム陥落。ローマのイタリア半島制覇なる.

前270 (アテナイ)この頃、エピクロス派創始者エピクロス没(前341頃~)。

前267 クレモニデス戦争(~前261)。アテナイ、アンティゴノス2世に屈服。

前264 ローマ,カルタゴと衝突(第1次ポエニ戦争。~前241)。(アテナイ)ストア派の創始者ゼノン没(前336~)。

前250 この頃、旧約聖書のギリシア語訳(70人訳)が成立。

前245 シキュオンのアラトス、アカイア同盟の指導権を握る.

前244 (スパルタ)アギス4世の改革(~前241).

前241 第1次ポエニ戦争終結。ローマ、シチリアを領有。

前238 ローマ、サルデーニヤをカルタゴから奪取。のちコルシカも領有。

前237 カルタゴの将軍ハミルカル・バルカのスペイン経営開始。

前230 この頃、太陽中心説を唱えた天文学者アジスタルコス没(前310頃~)。

前227 ローマ、シチリアとサルデーニャ・コルシカの2地域を最初の属州とする。(スパルタ)クレオメネス3世の改革(~前222)。

前226 (カルタゴ)ハミルカル後継者ハスドルバルとローマ、エブロ条約締結。

前222 セラシアの戦いで、スパルタ軍は壊滅。

前218 ハンニバル、サグントゥム市を攻囲ののち占領。

前218 ローマ、サグントゥム問題を理由に宣戦布告、第2次ポエニ戦争始まる(~前201)。ハンニバル、アルプスを越え北イタリアに進入。

前216 カンナェの戦いでハンニバル、ローマ軍に大勝。

前215 マケドニア王フィリポス5世(在位前221~前179)とシラクサ、カルタゴと同盟。

前214 フィリポス5世、ローマと交戦。第1次マケドニア戦争(~前205)。

前212 数学者・物理学者のアルキメデス(前287頃~)。シラクサ攻撃のローマ軍により殺害される。

前209 大スキピオ、カルタゴ・ノウァを占領。

前202 ザマの決戦で大スキビオ、ハンニバルを破る。

前201 ローマ・カルタゴ間に講和成立(第2次ポエニ戦争終結)。

前200 第2次マケドニア戦争(~前197)。

前197 ローマ、スペインに2属州設置。スペインで原住民の反ローマ蜂起(第1次ケルティベリア戦争。~前179)。フィリポス5世、フラミニヌス率いるローマ軍に大敗。講和なる。

前196 ローマのフラミニヌス、コリントスでギリシアの自由を宣言。

前194 天文学者エラトステネス、この頃没(前275頃~)。

前192 ローマ、ギリシアに上陸したセレウコス朝のアンティオコス3世と交戦(アンティオコス戦争、~前188)。

前189 アンティオコス3世、マグネシアの戦いでローマ軍に敗北、セレウコス朝は小アジアの大半を喪失。

前188 アパメイアの和約でアンティオコス戦争終結。

前186 ローマ元老院、全イタリアでバッコスの密儀を禁止。

前184 喜劇作家プフウトゥス没(前254頃~)。

前172 この年末、第3次マケドニア戦争始まる(~前167)。

前168 ペルセウス、ビュドナの戦いでローマ軍に大敗。ローマ、デロス港を自由化。これによりロドスとペルガモンは商業的に衰退。

前167 ローマ、マケドニアを4分。アカイア同盟の有力者をローマに連行。

前159 喜劇作家テレンティウス没(前185~)。

前154 ローマとスペイン原住民間にルシタニア戦争始まる(~前138)。

前153 第2次ケルティペリア戦争(~前151)。

前149 第3次ポエニ戦争(~前146)。ローマ軍、カルタゴを攻囲。政治家 で『農業論』等の著者大カトー没(前234~)。

前148 ローマ、マケドニアを属州とする。

前146 ローマ、アカイア同盟軍を破り、コリントス市を破壊。同盟は解体され、ギリシアの地はローマK併合される(第3次ポエニ戦争終結)。

前143 第3次ケルティベジア戦争(スマンティア戦争)(~前133)。
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ムハンマド関連の年表

『世界史年表』より

610 この頃、メッカ郊外、ヒラー山の洞穴で、ムハンマドに初めて神の啓示が下り、預言者として自覚。

614 (ササン朝)シリアとエジプトを占領、エルサレムの聖十字架を持ち帰る。

619 (ササン朝)エジプトを征服

622 9-22 ムハンマドがメッカでの迫害を逃れ、信徒70余名とメディナに移佳rヒジュ剥。後のヒジュフ暦紀元。

624 2 ムハンマド,イスラム教徒が行う礼拝の方向をエルリ・レムからメッカのカーパK変更。3-15ムハンマド、ベドルの戦いで、メッカのクライシュ族を破る,

625 3-23 ウフドの戦い(ムハンマド軍とメッカ軍が交戦)。

627 4 メッカ軍約1万がメディナを包囲(ハンダクの戦い)。12(ササン朝)ビザンツのヘラクレイオス帝、ニネヴェでホスロー2世を破る。

628 3 ムハンマドとメッカ市民の間でフダイビヤの和議。

630 1 ムハンマド軍(約1万)にメッカ軍が全面降伏。ムハンマドはメッカに入り、カーバ神殿の偶像を破壊。

632 6-8 ムハンマド、メッカ巡礼(3月)後に病没(570頃~)。アブー・バクルが預言者の代理(カリフ)の位に就く。

633 アブー・バクルの派遣軍、アラビア半島を平定。

634 8 アブー・バクル没、ウマル1世が第2代カリフに。

635 9 アラブ・イスラム軍がダマスクス市民と和約。

636 8 アラブ軍、ビザンツ軍を破り,シリア制圧。9 アラブ軍、カーディスィーヤの戦いでササン朝軍を破る。

638 イラク地方の征服基地としてバスクの町が建設される。イスラム最初の軍営都市(ミスル)。

639 12 アラプ軍がエジプト国境に入る。この年、イフク征服軍が、クーフアの町を建設。

640 10 エジプト総主教、アラプ軍司令と降伏条約を結ぶ。この年、カリフ・ウマル1世、アラブ戦士への俸給支払いを掌るディーワーン庁を創設(/641).

641 4 バビロン城(現カイロ郊外)開城。6 アラプ・イスラム軍、アレキサンドリアを攻囲。ビザンツ軍撤退(642.9)。

642 10ナイル川東岸に軍営都市フスタートを建設(~12)。この年、アフブ軍、ニハーヴァンドの戦いでササン朝軍か破り、ササン朝崩壊(異説に639、640、641年)。

644 11ウマル1世がキリスト教徒の奴隷によって殺害され、ウスマーンが第3代カリフに就任。

649 シリア総督ムアーウィヤがキプロス占領。

650 この頃、カリフ・ウスマーンの命で、『コーラン』の集録・編纂。

651 (ササン朝)ヤズデギルド3世が、メルヴで殺害され、ササン朝滅亡。アラブ軍、イラン全土を征服。

653 (西アフリカ)この頃、ハウサの初期国家形成。

655 エジプト=シリア連合艦隊が、帆柱の戦いでビザンツ軍を破り、東地中海の制海権を掌握。

656 6 カリフ・ウスマーン殺害(第1次内乱の始まり)、アリ-が第4代カリフに就任。12 ズバイルが、アーイシャを擁立してアリーに対立(ラクダの戦い)。

657 7 ウマイヤ家がアリーと対立、スィッフーンで交戦。峨後、不満をもつ者がハワーリジュ派を結成。

661 1-24 ハワーリジュ派,カリフ・アリーを刺殺。9 ムアーウィヤのカリフ位承認(ウマイヤ朝の成立)(/10)。

669 アラブ軍がコンスタンティノープルを包囲攻撃。アリーの長子ハサンがメディナで没(/670)。

670 チュニジアに軍営都市カイフワーンの建設。
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シアトル公共図書館の電子図書館サービス利用

『電子図書館・電子書籍貸出サービス調査報告書 2017』より 米国の電子図書館サービス利用報告

電子書籍を探す・借りる・読む

 前置きが長くなったが、シアトル公共図書館のライブラリー・カード(貸出カード)を申請してから、実際に電子書籍を借りるまでの流れを追ってみる。

 目本の公共図書館では、利用者が図書館の窓口に出向き、手書きの申込書を提出して申請する施設がほとんどだろう。それに対して、シアトル公共図書館では、サイトのフオームヘの入力で申請ができる(ただし13歳以上)。すぐに確認番号が発行されるので、その番号と、住所を確認できる書類を持って近くの図書館にカードを受け取りに行く(6週間以内)。カードのデザインは6種類から選べ、どれもおしゃれな絵柄になっている。

 確認番号と、カードの裏側に印字されたアカウント番号を使って、図書館の管理システムに登録する。同図書館は、BiblioCommons社の管理システムを使っており、検索や借り出しなどはbibliocommons.comドメイン上で行う形になる。

 BiblioCommons社のシステムは、単に資料の検索や借り出しの履歴を見られるだけでなく、読書リストを他者と共有できたり、コメントを投稿したり、自分の蔵書を登録できたりするなど、高度な機能を持っている。なお、英語以外に、中国語、ロシア語、ベトナム語に対応している。

 実際に書籍を検索してみる(PC版サイト)。映画にもなったルイス・サッカーのジュブナイル小説「Holes (穴)」を調べてみると、次のように、書籍(通常版、大活字版、各国語版)、電子書籍、オーディオブック、新聞・雑誌記事、演劇の脚本、DVDなどの検索結果が串刺しで表示される。講談社刊の日本語版もあった。

 日本の図書館では、従来の資料と電子図書館の検索や管理を、別の画面やサイトで行う仕組みになっているところがあると聞く。それに対して、シアトル公共図書館では、電子図書館の資料が、それ以外の資料と同じ画面で検索・貸し出しできるようになっている。=

 残念ながら、「Holes」はすべて貸出中だったので、夏目漱石の「こころ」を探してみる。するとこちらは貸し出し可能であった。

 「Checkout Now(貸し出し)」ボタンを押すと、借り出しができる。選んだコンテンツによって、借り出しのオプションは異なる。このコンテンツの場合、「Kindleで読む」「EPUBで読む」「OverDrive Readで読む」「PDFで読む」の4つのオプションが表示された。

 「Kindleで読む」は、Amazon.comのアカウントと連携させることで、借りた本をKindleの端末やアプリで読める機能だ。「EPUBで読む」「PDFで読む」では、それぞれ、EPUB、PDFでファイルをダウンロードして読む。

 「OverDrive Read で読む」は、ブラウザーでの閲覧となる。

 ここに楽天の子会社である OverDrive の名前が出たことでわかるように、シアトル公共図書館の電子図書館システムは、基本的に OverDriveのシステムを中心に据えているようだ。だから以後の説明は、OverDriveのシステムを導入している日本の図書館にも、基本的には当てはまると考えられる。

 PCでのEPUBやPDFの閲覧環境には、Adobe社の著作権管理システム(DRM)が採用されており、Adobe社のビューワーであるAdobe Digital Editionsのインストールが必要となる。

 この中で一番操作が簡単なのは、ブラウザーでそのまま読める「OverDrive Read」だろう。

 上記がその閲覧画面だが、集中力を阻害しない、シンプルでクリーンなUI(ユーザーインターフェース)で好感が持てる。

 しかしテキストの保存や印刷、メモなどには対応していない。非ネイティブとしては、辞書引きができないのが難点だ。

 EPUB・PDFをAdobe Digital Editionsで開いた時の画面は以下のようになる。

 こちらも辞書引きに対応しないほか、閲覧のための最低限の機能しか持っておらず、コピペもできないのは残念なところである。

 なお、ダウンロードしたEPUBやPDFは、図書館の利用者IDや OverDrive ID、Adobe ID による認証をしないと、ダウンロードしたストレージ以外へのコピーや保存ができないが、電子図書館ではこれは問題とはならないだろう。

 以上のようにPCでの閲覧は、選択肢が多く用意されている代わり、操作法や使い勝手もパラパラで、Amazon Kindleのようにそうした要素に統一感があるエコシステムと比べると、やや洗練性に欠ける。ところが、モバイルではこうした印象は一変する。

デザイン性と機能性に優れた新アプリLibby

 モバイル端末での閲覧には、アプリのインストールが必要となる。これまでの OverDrive のモバイルアプリは、ややそっけないデザインと機能本位の作り(いわゆる「ガワ(皮)アプリ」と呼ばれる、内部でウェブサイトを呼び出しているだけのアプリ)で、使っていて楽しいものではなかった。

 ところが、2017年春にリリースされた新アプリ Libby は、装いががらっと変わり、快適なアプリに仕上がっている。ウェブ業界では、スマホやタブレットでの利用に焦点を当てる「モバイル・ファースト」が進んでいるが、Libbyはこうした動きを受けて開発されたものだろう。今回の体験で最も楽しめたのがLibbyでの読書である。

 利用までの準備は、難しくない。まず、App Store や Google Play Store でアプリを検索してインストールする。次に、利用したい図書館を登録する。このプロセスがよくできていて、デバイスの位置情報をオンにすると、自分の現在位置から、近くの図書館(OverDriveのサービスが提供されている図書館)がリストされる。小さなスマホの画面で、図書館の名称をちまちまと入力したりしなくてもすむのは助かる。

 もちろん、居住地から離れたところでアプリを立ち上げれば、リストがうまくいかないこともありうるが、たいていは問題ないだろう(もし位置情報で見つからなくても、図書館名を入力すれば検索できる。検索速度は速い)。

 アプリヘの利用者情報の登録は、図書館カードの裏に印字されている利用者IDと、図書館システム(Bibliocommons)の登録時に登録したPIN (暗証番号)を入力すればよい。登録が終わると図書館カードがアプリ内に表示され、第6章 米国の電子図書館サービス利用報告登録ができたという、「実感」が持てるようになっているのも気が利いている。

 Libbyのトップ画面は、「Library(図書館)」と「Shelf(書棚)」の二つの選択肢が選べるようになっており、最初は「Library」が表示されている。画面下部中央には、このアプリのキャラクター、Libbyがいる。タップするといかにも何かが起こりそうだが、Libbyの[肌の色]が選べるようになっているだけで、特に機能はないらしい(本を借り出したり、サンプルを読んだりすると、この部分には Libbyの代わりに本の表紙が表示され、読書中の本にいつでも戻れるようになっている)。

 「肌の色」が選択できるようになっているのは、PC(Political Correctness)に配慮した結果だろうか。「Library」のトップ画面を縦にスクロールすると、図書館からのお勧め本のリスト、新着図書などが表示される。

 新着図書に、9月12日に刊行されたばかりのヒラリー・クリントンの著書「what Happened」を見かけた。書影をタップすると、「サンプルを読む」「予約する」「タグ」という三つのボタンが、書影の下に表示される。自宅にいながら本のサンプルが読めるのは、電子書籍ならではだ。

 「予約する」のボタンの下には、現時点で予約したら何週間後に読めるようになるか、その目安が表示されている。これなどは、日本の図書館ではあまり見かけない機能だと思うが、なかなか気が利いている。この部分をタップすると、自分が何番目に待っているのか、図書館に何冊分の電子書籍が用意されているのか、全体で何人が待っているのか、一冊あたりの待ち人数が表示される。ただ「予約ができました」などと言われるよりも、こうして具体的に状況を教えてもらえるのは助かる。「この本は待っていてもなかなか借りられそうにないから、諦めて書店で購入しよう」などという判断ができるからだ。

 なお、貸し出し可能冊数は、電子書籍とオーディオブックを合わせて一回に20タイトル、予約は10タイトル、貸し出し期間は20日間となっている。なお、前述のように、総タイトル数は2015年の時点で、電子書籍とオーディオブックを合わせて277、190タイトルとなっている。

 「タグ」もまた便利な機能だ。「積読」を意味するような積み上げた本のマークや、「いいね」あるいは「よくないね」を意味するような指のマーク、あるいは自分の任意の分類用キーワードを本につけておけるようになっている。

 トップ画面から、「Shelf(書棚)」の方をタップすると、自分の「書棚」を見られる。「Loans(借り出し中)」「Holds(予約中)」「Tags(タグ)」「Activity(活動)」の5つのコーナーに分かれている。「Loans(借り出し中)」の画面では、自分の借りた本を読んだり、貸し出し期限を確認したりできる。「Activity (活動)」には、図書館システムの中で自分の行った活動がすべてまとめられている。この画面を見て初めて気づいたが、貸し出し期限の切れた本は、自動的に返却され、この画面にそれが記録される仕組みになっている。

 トップページ上端のメニュー(=のようなデザインで、ハンバーガーに似ているところから、通称ハンバーガーメニューと呼ばれる)をタップすると、設定画面を開ける。ここでは、利用する図書館の切り替え(Libbyでは複数の図書館を切り替えて利用できる)、図書館カードの登録、予約中の書籍が貸し出し可能になった時の通知方法、ダウンロードの設定、機器の設定などが変更できる。

 モバイル端末での電子書籍の利用で気になるのが、通信データ量だ。 Libbyでは借り出しと同時にコンテンツ全体をダウンロードする、というのが初期設定となっている(無線LAN接続時のみ)。

 無料の、しかもログイン不要の無線LANサービスの多い米国では、この設定でも問題ないだろうが、無料無線LAN環境が整備されていない日本ではちょっと不便かもしれない。

 そういった場合のために、「20MB以下のコンテンツのみをダウンロード」「ストリーミングで読み、必要ならその都度ダウンロードする」という選択肢もある。

 「Device Preference(機器の設定)」では、電子書籍やオーディオブックを借りだした場合に、どの機器で閲覧・再生するかを選べる。電子書籍ではKindleも選択できるので、借り出し操作だけをスマホで行い、閲覧はKindleの端末でする、ということもできるようだ。また、「他の端末上のLibbyでの閲覧・再生」も選べるので、不マホのLibbyで借り出し、ベッドサイドに置いたタブレット上のLibbyで閲覧、という形で本を読むことも可能らしい。

 「Feedback(要望)」をタップすると、モバイル端末から直接質問や要望を送れるようになっている。

 コンテンツの閲覧画面は、特筆すべきことはないが、PCと違って、モバイル環境ではテキストの選択や辞書引きが自由にできるようになっており、利便性が高い。

 このように、ただ「見るだけ」のPC版と違って、モバイル版は楽しく読書をすることができた。

 なお、Library Journalの報道によると、(2017年8月9日)、OverDriveはLibbyアプリだけで図書館利用券の新規発行を可能にするシステム開発に成功したとのことである(携帯番号を使って認証し、申し込みから30秒で電子書籍の借り出しができるという)。
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