波風起てずに穏やかな生活。もめごと、ごたごた一切お断り、いやなつらい経験もお断り、大方の人の思い願う生活だ。一方、世の波風にもまれたくましくなった、といい評価を受けることもある。
風が吹かない日はない。いまは梅雨の蒸し暑い風に悩みながらも、多くの地域でダムの貯水量増へ連なる風と雨を待っている。奄美大島は梅雨明けと報道された。まもなく当地もそうなる。一雨欲しい。
錦帯橋の鵜飼、事情があってひと月遅れで7月1日から始まる。伝統の篝火が消えなかったことを多くの市民が喜んでいる。水量の少なさが少し気になる。
鵜飼が繰り広げられる錦帯橋下は、川幅200㍍ほど、四季を映しながら静かに流れている。が、川面の様子は日々違って見える。
流れが止まったように見える一面鏡のような穏やかな川面、風による波紋が忙しそうに流れる川面、渦巻き流れる大雨のあとの川面、川魚が跳ね波紋が広がる川面などその時々がみんないい。
今朝の川面。流れの真ん中は鏡のようで、錦帯橋と夜明けまじかの雲を映ている。その左右は波立ち、忙しく錦帯橋下へ流れていく。鵜飼の見物客を乗せる遊覧船は気持ちよさそうにゆったりと波にゆれていた。
世相と同じ、自然にもにいろいろな流れがある。
それ自体が謎ですねぇ。
それにしても美しい錦帯橋。
ここへ来ると全然気付かなかったものに
会える気がします。
今日も昨日もそばを通ったのに。
素敵な写真ですね。
いつか私のブログに貸してください。
青色が、東山魁夷の絵のようです。