ルカの福音書 3章1−14節
「それなら、悔い改めにふさわしい実を結びなさい。」ルカの福音書 3章8節
イースターの週、スーパーの店先ではイースタ限定のチョコレートが50%引きで売られていました。そんなメッセージにはすぐに目が留まるのはおもしろいと思いながら、一つをかごに。でも、イースターとチョコレートはどんなつながりがあるのでしょう。
「みことばの光」はルカの福音書を読み始めます。1−2章は12月のアドベントで読みますので、3章からスタートです。1−20節には、バプテスマのヨハネの働きが記されています。
著者ルカはヨハネの働きがいつのことなのかを記しています。1−2節には、皇帝ティベリウス、ポンテオ・ピラト、ヘロデやピリポ(ヘロデ大王の子どもたち)、アンナスやカヤパという大祭司。これらは聖書の他の箇所にも出てきます。ピラトはイエスを十字架に架けるために引き渡した総督として知られます。彼は作り話をしているのではありません。
ヨハネは、「荒野で叫ぶ者の声」というイザヤの預言どおり、メシアが来るために備えさせるという役目を果たしました。罪を悔い改めるバプテスマを授け、人々にはそれぞれの職業や働きにふさわしく歩むようにと語りました。「悔い改めにふさわしい実」という8節のことばを心に留めます。
キリスト者は、ヨハネの後においでになったイエスをキリスト(メシア)と信じた者。この方を信じたことで自分の生き方がどのようにつながっているかと改めて問われるのです。