イザヤ書 65章
出産した長女と赤ちゃんが土曜日に退院。しばらくの里帰りです。おねえちゃんになった孫の喜びは自分でもどうしていいのかわからないほどのもので、いつものお昼寝もスキップ。
「イザヤ書」も終章間近。毎度のことですが、長い間かけて読んできた書が終るのは、喜びでもあり寂しくもあります。
終わりの時に神が創造される新しい天と新しい地の情景がこの章の後半に描かれています。「みことばの光」は、『あらしのよるに』という絵本について触れていますが、好きな絵本の一つです。
ここにあるのは、これまでとはまったく違う「みことばの光」が「共生の理想郷」と解く世界。心に留めたのは、神と人とがとても近くにある様子を描いた二つのことばです。
一つは「わたしはエルサレムを喜び、わたしの民を楽しむ」ということば。神が民を楽しむとはどんな民の様子なのだろうかと想像してしまいます。この世界で神に造られた人は神を悲しませ、憂えさせ、そして怒らせたのですが、新しい世界では神が民を楽しむというのです。
二つ目は「彼らが呼ばないうちに、わたしは答え、彼らがまだ語っているうちに、わたしは聞く」という24節のことば。以心伝心ということばがありますが、まさに神と人との間が通じ合っているのです。
救い主イエスがおいでになったことで、ここに描かれている情景が私たちの前に確かなものとして映し出されているのです。