みことばの光的毎日

聖書同盟「みことばの光」編集者が綴るあれこれ

あなたが叫ぶと…

2014年12月01日 | イザヤ書

イザヤ書 58章


 きょうから12月。「みことばの光的毎日」は今お開きになっているサイトで、皆さまとお会いすることになります。
 
 土曜日に開催された「行田のぞみ園11周年記念 森祐理クリスマスコンサート」には、350名ほどの方が来場してくださり、慰めに満ちたゆたかなひとときをお持ちいただくことができたのではないかと思います。
 翌日曜日は、これまで私たちの教会の小さな聖歌隊の指導をしてくださった方とのお別れでした。2004年から11年間、メンバーも少なく今にもなくなってしまうような聖歌隊を、忍耐強く指導してくださり、感謝でいっぱいでした。

 そしてきょうの早朝、長女夫妻に2番目の子どもが与えられました。長女は日曜日の礼拝の奏楽者。記念コンサートが終わり、奏楽の奉仕が終ったので、「お母さん、そろそろ出てもいいかな?」と産まれてきたのかしら、親思いの赤ちゃんだねなどと話していました。おねえちゃんになった2歳の孫は赤ちゃんと先ほど「ご対面」。「あかちゃん、おねえちゃんです」と緊張の面持ちで話しかけていました。

 このように、大きなことが立て続けに起こるという三日間でした。

 「みことばの光」は、きょうからイザヤ書を再び読み進めます。
 断食は、「みことばの光」が書くように、神の民が日常を離れて神に近づこうとする行為ですが、これが自分の立派さや正しさを誇り、周囲に見せるという誘惑にもなったというのは、イエス・キリストのことばからも確かめることができます。

 考えるのは、断食をするという行為そのものではなくて、断食によって神とのゆたかな交わりから出てくる生活が大切だということです。今で言うなら、日曜日に教会で礼拝をし、聖書を読み、祈りを欠かさないというのは、そこからどのような生活が営まれるかに意味があるということではないかと、考えさせられました。
 「あなたが叫ぶと、主は答え、あなたが叫ぶと、『わたしはここにいる』と仰せられる」とのことばを心に留めます。


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