みことばの光的毎日

聖書同盟「みことばの光」編集者が綴るあれこれ

真っ黒な雲であった

2014年01月19日 | 出エジプト記
出エジプト記14章15-31節


 日曜日はどのようにお過ごしでしたか。
 この頃は、教会の礼拝に和服でおいでになる方がいて、新鮮な感じがします。妻は、着付けを習って母から受け継いだ和服を着てみたいと言っておりますので、もしかしたら刺激になるかもしれません。

 きょうの箇所は、いよいよ海の水が分かれるという箇所。何度読んでも、実際にこの目で見てみたいと思います。
「みことばの光」は、主が真っ黒な雲をもってイスラエルの民と追手のエジプトの間に介入されたことに目を留めて説明しています。

 たしかに、神が主の民を次のステップに導かれる時に暗闇を経験させられることがあると思います。神が光、悪が暗闇だと単純に決めつけることはできないのですね。
 暗闇の中に主のご臨在があるのです。「ああ暗やみだ、神はどこにいるのか」と口走ってしまいやすいのですが、そこにも主はおられ、間違いなく次のステップのために備えをしておられるのです。

 以前も書いたかと思いますが、ずっと前に中学生と一緒に行ったアウトキャンプで[暗やみ体験」をしました。目を凝らしても何も見えない夜の原生林の中を、静かに歩きます。不思議なあたたかさを覚えたことがあります。たしかに、ここにも主はおられる、と皆で思えた貴重な体験でした。
 




2011-2024 © Hiroshi Yabuki