奇跡的勝利

仕事を終えて中に入ったら日本対タイの試合は既に始まっていた。
敗れればオリンピック出場が危ぶまれる日本だが、実力的にも試合の流れからもタイが
上回っていた。
「策士、策に溺れる」で眞鍋監督の目指す「早いトス回しのバレー」が完全に裏目に出て
木村や石井の大砲が機能しない状態となっていた。

フルセットとなり６対１２とリードされた時点で「勝負あった」と誰しもが思った。
しかし、最後まで諦めずに必死に追い上げようとする日本選手に勝利の女神が微笑んだ。

なんと相手チームにレッドカードが２枚も出てしまった。
その２点が命運を分け１５対１３の最少得点差で日本の奇跡的な逆転勝利となった。



今日は多賀城の叔父の応援を得て薪の片付けに精を出し、かなり疲労困憊気味だった。
しかし、試合終了の１０時２０分まで緊張しながら応援していたら疲れは勿論、眠気さえも
飛んでしまっていた。

日本女子バレーの強運に驚かされた一夜となった。