コケちゃいました

生産部長は足許の悪くない平地でも簡単にコケたりするようになって久しいが、自分自身は
何かに躓いたりしてもコケそうでコケない足腰の強さをウリにしていた。
しかし、粉雪が降る中でバックホー作業をしてから帰宅し、濡れて冷えた身体を作業室の薪
ストーブで暖めようとした際に何かに躓いて激しく転倒してしまった。
幸いストープには衝突しなかったが近くにあった大きな容器の角で二の腕に大きな擦過傷を
負ってしまった。

マラソンの谷口選手の「コケちゃいました」は有名だが、オリンピック選手でもコケるのだから
年寄りがコケるのは当たり前といえば当たり前。
しかし、マラソン選手はコケても直ぐに走り出すが年寄りは転倒すると骨折する確率が高く、
それが原因で体力が衰え死期を早めることも多いので注意しなければならない。

　
（一号ハウスの「ヘソ大根」干しはこれからが本番）

気温が低い時に降る粉雪が朝から降り続き、軒下の温度計は昼過ぎでも－２℃を指していた。
朝に張り切って産直に出したホウレンソウやツボミナもこの雪では「売れ残っているのでは？」と
心配になった。
売れてなければ今日の収穫は中止しなければならないと思い二時過ぎに「道の駅」に様子を見に
行った。
案の定、お客さんは殆ど入っていなかったが野菜は残り僅かとなっていた。
店員さんの話しによると「わざわざ野菜を買うためにだけに来るお客様も居た」とのことだった。
野菜不足は田舎町にも波及しているようだ。