周防教会・牧会ジャーナル

教会週報の裏面の記事を掲載しています。

11月10―16日

2013年11月17日 | 日記・エッセイ・コラム

Photo 中学生の頃、叔父さんに連れられて京都の高雄へ紅葉見物に行った。でも僕には紅葉よりも、あちこちに掲げられた『もみじ天ぷら』という旗の方が気になって仕方がなかった。今思うと何のことはない。もみじの葉を天ぷらにしただけの物。美しい紅葉の京都を歩きたいな。出来れば舞妓さんと。写真は錦帯橋・吉香公園のハゼ科の木。

11/10(日) 永眠者記念礼拝。会堂は折りたたみ椅子を出すほどのにぎわい。以前韓国から来た客が「私の教会は小さくて300名ほどです」と恥ずかしそうに言っていたのを思い出す。今日のうちの出席者数は大人子供で30名。なんと普段の倍。300で小さいならばこれをなんと称しますか?うちでは満員御礼と称します。

11(月) ボス親娘と福ちゃんとでデカマル君に蕎麦を食べに行った。デカマル君とは巨大水車のこと。ここの手打ち蕎麦はなかなか美味。せせらぎの上に建てられた食堂の床の隙間からは川の流れが見えて京都貴船の川床の食事処とまではゆかんが良い風情。まだストーブの出ていないこの季節、ちょっとした我慢大会やが。

12(火) 今年も広島女学院高校でキリスト教の話をする日がやってきた。かれこれ10年以上担当している。帰りにふと思った。教会で毎週15分程度の説教を30年以上も語っている。ざっと計算すると22500分。375時間にも上る計算。語るも語ったり!でも話す側で良かったわい。聞く側に立ったら、たまったもんやない。

13(水) 大島大橋を渡る手前に地元の物産商店がある。いつも売り切れの瀬戸貝ご飯が今日は運良く買えた。昼下がりの海岸で福ちゃんと食べる。瀬戸貝とは地方名。実はイガイのこと。こいつが海中でわらわらと足糸を出している写真をこっそり商店に貼っておきたい。たぶんいつ行っても買えるようになる気がする。

14(木) 右上の奥歯のブリッジが外れて久しいが、今度は左下の銀の詰め物まで外れてしまった。ポッカリ空いた穴に食べ物が入り込む。歯医者に行くのは嫌やから接着剤でくっつけてみたら、これが意外と大成功。こんなことならブリッジも接着しておけばよかったなあ。でもよい子はマネしない方がいいような気がするぞ。

15(金) そう言えば去年のこの時期、毎日カーステレオでハレルヤコーラスの練習をしていたなあ。娘たちからは「ハレルヤ父さん」などと呼ばれていた。もちろん揶揄である。今日、久しぶりに車のCDで歌った。去年のコンサートの興奮が蘇ってくる。思わず涙まで出てきた。帰ったらDVDを観て心ゆくまで泣いたんねん。

16(土) スーツを着た彩七の彼氏が言った「結婚させてください」。僕は応えた「許さん」。しかし二人には大した動揺はなかったみたいや。どうせ反対されても結婚するんやろ。ま、僕としては、とりあえず一度反対しておいたら場が盛り上がるような気がしたし、ダメと言われた時の反応も楽しみにしていたんやが。おめでとう。