周防教会・牧会ジャーナル

教会週報の裏面の記事を掲載しています。

10月27日―11月2日

2013年11月03日 | 日記・エッセイ・コラム

Photo娘の彩七が僕の左足親指に描いためかり。大好きだった『あまちゃん』が終わって、今は『ごちそうさん』をぼそぼそ観ている。主人公の親父の演技は大時代的で観てられなかったのに何故か共感してしまう。それがまた悔しい。ドラマを観ていない人には何のことやら分からんやろが、そんなこと知っちゃいねえ。とにかく何やこの気分は!

10/27(日) 下松教会へパイプオルガンコンサートを聴きに行く。予想はしていたが最初の曲と最後の曲以外は夢の中やった。バッハよりも、いつか荒井由実の『翳りゆく部屋』をパイプオルガンで生で聴いてみたい・・というのが僕の夢。その後みんなですき家へ。この中の多くはおそらくオルガンよりも牛丼が目当て。

28(月) 先週の月曜「スッキリしない」と書いたが、今日その原因の一つでもある大きな出来事があった。今まで色んな客や相談者と面談をして来たが、言うまでもなく相手の目を見て話をするのが大原則。しかし彩七が連れてきた客と僕はまともに目が合わせられない。自分でも理由が分からない。まるで三文ドラマのように

29(火) 固まった。僕が現れるまで着座を勧めても座らなかったという今時にしては珍しい誠実な青年やった。手土産の菓子も大変うまかった。先週牧師会で「もし、祈が結婚相手を連れてきたらどうする?」と大川牧師に尋ねたらこんな回答。「そりゃあ殴る」。期待通りの返事やな。模範的な三文役者や。気をつけろよ、祈。

30(水) 悲しいくらいに固まっている。苦情を言いたかったが今回は我慢することにした。せっかく注文した鍋焼きうどんの命と言っても過言ではない卵が固くゆでられて出てきたのである。半熟よりもやや柔らかい仕上げでこそ鍋焼きうどんが成立する。文句が言えなかった理由は先日固まった自分を思い出してしまったから。

31(木) 虎さんの本こと『白色山塊』を読み終えた。何という読後感よ。すごいな戸川幸夫。これだけの動物文学を書ける作家はもう現れまい。後から読み始めた『ウェインカムイの爪』(熊谷達也)が三文小説としか思えない。ただ熊谷の『邂逅の森』は傑作なのでお奨め。ううう・・・無性に猛獣と対決したくなってきたぞ。

1(金) クリニックでまた褒められたので今日はお菓子の解禁日。机の前にズラリと並べて片っ端から食べた。そばにいた福ちゃんにもあげようかと思ったが、僕の本能が「おいしいのはやるな」と呼びかけるので素直に従って隠しておいた。だってこれは彩七の彼氏の土産。かと言って食い物くらいでOKなんか僕は出さんぞ!

2(土) ハヤブサのDNAが猛禽類ではなくスズメやインコと同じ種類と判明したのは今年の春。『みにくいアヒルの子』の逆版やな。だがハヤブサや白鳥が上で、スズメやアヒルは下なんて思う人間の感覚の方が問題。誰が誰の末裔とかは天皇の系図とマタイ伝の中だけに留めておきゃええんや。ちょっとだけスッキリしてきたかも。