周防教会・牧会ジャーナル

教会週報の裏面の記事を掲載しています。

8月29日―9月4日

2010年09月05日 | 日記・エッセイ・コラム

2010 今年も8月のはじめ、錦帯橋の花火を見物に行った。山口に来たころは、こんなにも間近で見られる花火に心から感動したもんや。見上げる首が痛くなるくらいに近い。落ちてくる花火のクズが目に入って困るくらいに近い。そんな中、一つだけ遠いものがある。長蛇の列をなして順番を待つ簡易便所までの距離。

8/29(日) 夏休みも終わり。最後の日曜の今日、きっと多くの子供が叱られとる。一方、叱りつつも放っておけぬ親は自分が書いた答えが間違っていないか不安になりながらも手伝っておる。風物詩のように毎年繰り返されている無益な光景。宿題は手伝うなかれ。教師は宿題なんて出すな。子供らはサボれ。

30(月) 珠ミミ姉妹が「大将を偲ぶ会をしましょう」と言って下関からやって来た。大将の姉さんから届いたメールを読むまでは、誰一人そんな偶然を知る由もなく(偲ぶことすら忘れて)バーベキューに夢中やった。なんと今日が大将の誕生日やという!おお神よ!思わずあなたの存在を信じてしまいそうになりました!

31(火) 夜、懐かしい青年から電話があった。別段用事はないが何となくかけてきたという。今、民主党衆議院議員の秘書をしているとか。ほお~う。その日暮らしをしていた彼がねえ。「その議員が落選したらどうなるんや?」と聞いたら「おマンマの食いあげです」と答えた。その日暮らししていた昔と似とらんか?

1(水) 夕方けたたましいサイレン。火事か?あかん…いつぞや妻に怒られたことを思い出しながらもバイクにまたがっていた。どこやどこや!火事はどこや!すると…道路で見物している友希夫婦を発見。「こら!野次馬はいかんぞ!」と叱った。僕は野次馬を注意するためにここに来てついでに見物しただけやし。

2(木) 山口県民になって早28年。今日「みてた」という山口弁があることを初めてテレビで知った。自分でも結構山口弁を使えると思っていたのに。以前地元の人から「山口の人だと思ってました」とまで言われたのに。なのに家族は知っていた。帆波まで知っとった。まさに僕の自信がみてた(無くなった)瞬間でした。

3(金) 尿検査は無いと踏んで、家を出る前に心置きなく用を足したのでコップに1cmくらいしか出んかった。いつも思うんやが…どれくらい入れればええんやろ?僕はたいてい半分くらい入れる。出始めの小便はなんとなく濃そうな気がするから捨てて、途中からあらためて入れ直そうとして止まったこともあった。

4(土) 春風亭小朝の独演会の招待券をもらい隣町のホールへ。久しぶりに聴く生の落語は実に面白かった。前座でも20分。小朝が30分。じっくり聴かせるねえ。なんとかこの落語の技術を説教にも活かせんかが僕の長年の夢。今の技術は…夢は夢でも5分もありゃ皆を夢の世界に誘えるという質のもの。