周防教会・牧会ジャーナル

教会週報の裏面の記事を掲載しています。

6月6―12日

2010年06月13日 | 日記・エッセイ・コラム

Photo うちから車で30分『みなとオアシスゆう』がある。きれいな海水浴場やが僕の興味はそこにない。隣接した建物にある『ミクロ生物館』。20台ほど並んだ顕微鏡を覗くと確かにミクロの生物がウネウネ、チョロチョロうごめき回っている。海で泳いだ後の人に是非見てもらいたい!そういうのがあなたの体にビッシリとくっついてるかもよ。

6/6(日) 夜、熊本から金聖孝牧師が来会。明日から出張なので犬のドリームを預かってほしいとのこと。それはおやすい御用やが、全身でNOを訴えているのは言うまでもなく猫のめかり。一触即発の睨み合い。おい、お前さんたち!他のお客の迷惑になるから喧嘩をするなら表でやっておくんな。ここは礼拝堂でぃ。

7(月) 山脇夫婦に頼まれて中古のオイルヒーターを売りに行く。リサイクルショップを3軒回った結果、全て0円。そりゃないぜセニュリータ!こうなりゃたとい売値が0円と分かっていても同情して買ってくださる友佳大明神樣におすがりするしかないな。とりあえず五千円あたりから吹っ掛けて中間マージンを稼いだろ。

8(火) クリニックで今回も誉められた。またもや少し寿命が延びたような気がしてくる。それにしても「この調子で頑張ってくださいね」と言うドクターに、素直に「はい!」なんて応えてしまう自分がちょっぴり恥ずかしい。逆らってなんぼの天邪鬼が「はい」だって。こんな素直な姿の僕は小学生時代でも見られんかったやろ。

9(水) 山口まで大将のお見舞いに行く。隔離病棟の面会室で待っていた彼に「大将!」と声をかけた。「村田さんだ!」と満面の笑みをこぼしながら抱きついてくる…はずが、返ってきたのは「誰ですか?」。僕のことが分からないという。何があったんや?あまりのショックに次の言葉が出ん。大将、思い出してくれるまで来るぞ!

10(木) 帆波が「ドリームを連れて散歩していると色んな人から話しかけられた」と言っていたが、僕も近所をひと周りしただけで何人かに挨拶された。犬と一緒というだけで親近感が芽生える。あなどれんな…犬。そういえば犬を介して女性との出会いを試みた後輩がおった。未だに彼女がおらんのは、もちろん犬のせいではない。

11(金) 出張より戻ってきた聖孝のミッドナイトリサイタルが始まった。ギターを手に青春歌を熱唱。若い子のためにと、最近の曲、森山直太朗の“さくら”も歌ってくれたが、帆波には懐メロやったらしい。悲しきジェネレーションギャップよ。そのうえあまりにミッドナイト過ぎてみんなとっくに撃沈しとるがな。ああ真夜中のギター。

12(土) この季節は野外での不夜城開城が多く、夜な夜なガーデンチェアに座って飲み食いするので、やたら蚊取り線香の消費量が増えた。ヤブ蚊の対策にチェアをグルッと囲むようにして、7~8箇所でバンバン焚きまくる。人間の燻製ができるほど煙を浴びる。坊さんが抹香臭いとすれば、ここの牧師は蚊取り線香臭い。