吉本ばなな本は始めてです。
ハードボイルドとハードラックでは、だんぜんハードボイルドが好きです。
主人公の女性があるときから霊の存在を感じられる超能力を身につけたことで、物語は展開していきます。山道を夜に歩いていたら「突然、すごくいやな感じがした。ぐにゃりと空間が歪んで、」「このあたりにはいたとてつもなく邪悪な存在がここに眠っているんだ、きっと」
邪悪が詰まった黒い小さな石が一晩の白昼夢のような出来事を運んでいきます。こんなストーリーをどこかで読んだことがある、、、、。
手塚治虫の火の鳥の中に出てきた「八百比丘尼の伝説だ!」恐ろしい話しで、輪廻転生をしていくのが普通の命ですが、死ぬことを許されていない女性が際限の無い苦しみを、何度も何度も永劫に繰り返していくお話でした。朝おきて今の苦しみは夢だったか、、とホッとするまもなく、同じ苦しみが現実に起こり、眠ると夢の中にまた同じことが繰り返していく。夢が現実化か現実が夢かわからないような苦しみが永劫に続くのです。死にたいと思っていてもそれすら許されない女性。八百比丘尼のお話しは本当に怖く、思わず伝説が継承されている福井県小浜市のお寺「空印寺」までたずねていきました。今から10数年前のことでした。
吉本ばななは、何か読みたくない気がしていて、これが初めてでしたが、気味悪さと優しさの両方を同時に感じました。
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いつまでも若いままでいるっていうのは良いなぁ~と憧れていましたが、
一人だけ取り残されるのは辛いですね。
確か自殺した作家、野沢尚の「呼人(よひと)」もそんな話で、いやだなぁと思ったのでした。
吉本ばなな(今は、よしもとばなな)さんは何冊か読みましてが、好き嫌いの分かれる作家さんですね。
外国人には大人気です。 翻訳のほうが良いのかもしれません。
この本は未読です。 理由は表紙の絵。
この絵は大嫌いなので、家に置いておきたくありません...
(変な理由です。)
表紙の絵はシュールで私はケッコウ好きです。ほのぼのとはしていませんが、、。
アメリカの最近の映画にも、トムハンクス主演の牢獄の守衛さんの物語でも、永遠の命をもらい、相棒の白ねずみも永遠の命をさずかり、2人?して200歳になったエンデングがありました。それはユーモアとして描いていました。
そんな年まで生きるのって、なんか可哀想な気がしましたよ。
そうそう、グリーンマイルだった。大好きな映画ですが、エンデイングがユーモアなんだがキツイなーって思いました。
きょうのわんこさん
そんな方が日本に来たことがあるんですか?
悪態なら、私は毎日山ほど汚い言葉を吐いているから、永遠の命をいただける権利はあるなー。