保護猫と暮らす隠居爺の“自然農法”野菜作りとスキーの日記

5~11月は自然農法による自給用野菜作りと冬に備えた体力作り、12~4月はスキーに明け暮れ、保護猫活動は1年中無休です。

ロキソプロフェン(鎮痛剤)は凄く効くが、副作用は(その2)

2019年03月05日 | 病気一般の話題

消炎鎮痛剤ロキソプロフェンNa錠は、これまで3カ月に一度
処方してもらっていても僅か5日分・15錠だけ。

胃壁を守る粘膜を増加させる胃潰瘍薬レバミピド錠も同数処方)

これで90日間持つ程度の使用頻度でしたので
あまり気にはしなかったのですが、20日分・60錠となると
副作用を不安に思うのは、以前ネットでこんな記事を目にしていたからです。

ロキソニンは、効き目が強い半面、副作用が報告されることが多い薬です。
飲み続けると、副作用によって、胃潰瘍や十二指腸潰瘍になる人もいます。
潰瘍が小腸や大腸にもでき、それによって腸が狭くなり
内容物が詰まってしまう可能性もあります。
結論的には、痛みを和らげてくれるロキソニンに頼りたくなることはあっても
長期的に服用を続けないほうがいいということになります。それはロキソニン以外の
ボルタレンやポンタールといった解熱鎮痛剤も同様です。

 

今回、左ヒザに酷い痛みを感じて診断を受けた際の20日分(60錠)の鎮痛剤を
1日3回服用して、直後に控えていた5日連続のレッスンを乗り切りました。

その後は、痛くなりそうな時にだけ1日1~2回服用していたので
処方後25日経った今でも、手元にはまだ8日分(24錠)ずつが残っています。

実はその間、国立K大学薬学部教授をしている、私の3人兄弟の下の弟に
この薬に関する副作用について問い合わせをしています。

以下がそれに関する回答です。

ロキソニンは日本で一番よく使われている鎮痛薬なので
使われている分母数が多い分だけ副作用の報告数も多くなりますが
発生率で見ると極めて低い数字なので心配はありません。

この数字も関節リウマチなどで数年あるいはそれ以上に渡って
飲み続けている方の
消化性潰瘍のうち、自然発症かも知れないが
ロキソニンとの因果関係を完全に否定できないもの
含まれるため、実数はさらに低く
なります。

レバミピドはその消化性潰瘍を防ぐために出ている薬なので
それを一緒に飲めば、まあ大丈夫です。

ただ、1日3回など、薬の血中濃度が高くなる使い方は
副作用が
出易くなりますので、痛くなりそうな時だけ事前に飲む
というのが一番良いです。


鎮痛薬を常用したからといって、特定の疾患に罹り易いとか
寿命が縮まるという報告はありません。

それどころか、むしろ延びるという報告があるので
痛みを我慢する必要はまったくありません。

ということで、安心して飲んでもらって良いと思います。

 

と、まあ、これほどまでに不安を払拭してくれる良い回答が来るとは
正直、思ってもいませんでした  

ただし加齢による腰やヒザの関節痛は、筋肉を鍛える以外に
もちろん手術により人工物に置き換える治療は別として、また私のように
ヒアルロン酸注射がたまたま効くという幸運に恵まれない限り
万人向けのこれといった決定的な治療方法はないそうなので
薬への依存心を極力抱かないよう、今後もスキーのシーズンオフには
マシーンストレッチやソフトバレーに励むことにします。

何と言っても、副作用が全くない薬は存在しないのですから。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« Ski-Job(18)【おてんま3】 in... | トップ | この時期でもリンゴが美味い »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

病気一般の話題」カテゴリの最新記事