金融機関と言うと銀行&信用金庫はすぐに頭に浮かぶのですが
その他、広義的には保険会社(生保・損保ともに)、証券会社なども含まれます。
そもそも金融とは資金の取引、つまりお金の貸し借りのことです。
この資金取引の行われる場が金融市場で
資金余剰部門(供給)と資金不足部門(需要)の間の
資金の流れを仲介することを主な業務とするのが金融機関です。
銀行&信用金庫などが預金という形式で資金を集めて融資を行ったり
保険会社が保険料という形式で資金を集めて融資を行う形式を間接金融、他方
事業法人が発行した株式や社債を購入する仲介を行う証券会社の形式を直接金融と呼びます。
簡単な話、銀行では預けた預貯金を、そして保険会社は集めた保険料を
金利付きで貸し出して(運用して)利益を生み出しているのですが
預貯金者及び保険加入者はその運用先を知らず、故に原則元本は保証される「間接」
一方、仲介手数料を支払って証券会社を通じて株式や社債を購入する場合は
当然どの法人のものか、また元本割れの可能性も知った上ですので
「直接」と表現されます。
今回、この歳にして初めて証券会社と付き合うことになったのは
父からの遺産相続がN証券の口座にある資産だったからで
この場合、まずは私(相続人)はそこに新規口座を設けた上で振替えてもらい
その後にそのまま運用していくか、すべてを売却するかを判断することになるそうです。
長年、父親との確執があり、法的遺留分(母親1/2、残り1/2を子供均等割り)以外は
期待していなかったのですが、弟の配慮によって手にした
私にとっては所詮"あぶく銭"と呼んでも良いお金です。
とりあえずまとまった支出の予定もなく、以前から
僅かではあっても今後の資産運用に証券会社を考えていたところなので
ちょうどよい機会と考えてこの口座を利用して行くことにしましょう。
そのため今後しばらくは、こうした証券について学ぶことにします。
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